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樹上の村

【RP】本の虫干しをする日の事【1:1】(誰でもどうぞ)

「よいしょ、っと……」

ある晴れた冬の日のこと。
ツリーハウスから本を運び出しては積み上げていく少女の姿があった。
積み上げられた本は、恋物語から魔導書、誰とも知れぬ者の日記まで、種類大小様々で。
「本」とあらば興味の尽きない少女の性質をよく表していた。

「ホントはもう少し早い時期のほうが良かったんだけど」
色々あったしね、と少女は1人呟きながら、本を一冊手に取って、用意しておいた机の上に頁を開いて立てる。
ぺらり、かたり、と開いては立て。
偶に本の中身に気を取られながら、少女はどこか楽しげに本を並べていくのであった。

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・1:1のスレッドです
・タイトル通り、虫干しの為に本を並べています。絡み方はご自由に
・最初に書き込んだ人とお話します
・面識のある人もない人もご自由にどうぞ
・長くて30~40レス程度を目安に終了します
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ふふ、なれるかな?なれるといいなあ!
お互い頑張ろうね!

(作業の手を止めて、じっと耳を傾ける。話し終えたのを確かめると、少し考えてから言葉を紡ぐ)
そっか……でも「戻りたくない」わけではないんだよね……?
……越えてはならない一線って……何なんだろうね。
どこにあるのかは判らないけれど、私にも何となくそういうものがあるのは判る。
それを越えてしまう理由も人それぞれなんだろうって思う。
……でも、向こう側に行ってしまった人は戻ってこれない、来てはいけないんだろうか?
……もし、手を伸ばして間に合うのなら、私は手を掴みたい。それが誰であっても!
(そこまで言ってから、はっとして取り繕うように笑って)
あはは、でもシラス君がそう決めてるなら、それでいい……うん。いいんじゃないかな。うんうん
(最後は自分に言い聞かせるように頷き)

(本当に付き合わせるという言葉に嬉しそうに)
やったあ!へへ、もう撤回はきかないぞ!
時計塔や礼拝堂と聞くとなんだか少しロマンチックな感じだけど、物置とかまでくると本当に色々って感じだね!
なるほどなあ、確かに変な人が来ない場所の方が安全でいいね!
ふふ、シャイネンナハトの時の悪戯を少し思い出すな。

どんなにささやかでも、未知の世界に踏み込めば素敵な冒険だよ!大小は関係ないね!
シラス君にとっては代わり映えしないかもだけど!
よし、それじゃあ近い内に絶対訪ねるね!

(目があったことに少しの安堵。大丈夫、と心の内で言い聞かせ)

勿論だよ!
叶うなら、じゃなくてそうなるようにする!
何か足踏みするようなことがあれば手をとって引っ張ってあげるさ!

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