ギルドスレッド
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樹上の村
「そうだな、アレクシアは今じゃ蒼穹の魔女様だ。
呪われていてもむしろ拍がつくってもんだぜ」
彼女の憧れる魔女がどんな存在なのか俺は分からない。
けれどもこの呪いだってものともしない強さ。
アレクシアらしさなら昔から知っている。
「お兄さんを見つける目標は見事に果たしたもんね!
それじゃ、かんぱい!」
コツンとグラスの当たる音が心地いい。
ジュースでも胸にしみて気持ちが盛り上がる感覚だ。
気分だけでも酔えるものなのだ。
「早速だけれどさ、この夏どこか遊びに行く計画立てたいな」
急に戻ってきた食欲に料理を手早く口に運ぶ。
取り皿をすっかり空にして尋ねる。
「夏らしく海や山でも良いし、どこか変わった場所でも良いし……
アレクシアは何か気になるのあったりする?」
呪われていてもむしろ拍がつくってもんだぜ」
彼女の憧れる魔女がどんな存在なのか俺は分からない。
けれどもこの呪いだってものともしない強さ。
アレクシアらしさなら昔から知っている。
「お兄さんを見つける目標は見事に果たしたもんね!
それじゃ、かんぱい!」
コツンとグラスの当たる音が心地いい。
ジュースでも胸にしみて気持ちが盛り上がる感覚だ。
気分だけでも酔えるものなのだ。
「早速だけれどさ、この夏どこか遊びに行く計画立てたいな」
急に戻ってきた食欲に料理を手早く口に運ぶ。
取り皿をすっかり空にして尋ねる。
「夏らしく海や山でも良いし、どこか変わった場所でも良いし……
アレクシアは何か気になるのあったりする?」
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ツリーハウスの食卓に並べられたのは、大小いくつかの料理。
普段は自分だけだから、と使っていないスペースのほうが多いこの食卓も、客が来る時は大忙しだ。
ファルカウを取り戻したことでどうにか再開した『フローラリア』から頂いたケーキも並べ、準備は万全。
「後はシラス君を待つだけ、だね!」
ハッキリと時間を約束したわけじゃないので、どうにもソワソワと窓から外を伺ってしまう。
そろそろ来る頃だろうか……ファミリアーには、見つけたら戻ってくるようにと伝えてあるのだけれど……