ギルドスレッド
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樹上の村
「スープ冷たくて美味しい、夏らしくて良いね。
ええと、それじゃあ……あっ待ってよ、俺が食べるからっ」
冗談交じりに慌てて見せて、取り皿に欲張って盛り付ける。
「しかし、好き嫌いしなくなったよね、俺。偉くないか?
うん、美味い……俺こそアレクシアの分まで食べないようにしなきゃ」
一口運ぶと後は止まらない。
優しい味付けの料理は特に食が進んだ。
「ううん、俺はそんなに大したことしてないよ。
伝えられたのはどれもキミとこれまでやってきて教えられたことばかりさ。
言うならアレクシアがしてきたことの鏡みたいなもので……」
ナイフとフォークを止めて、笑顔を見せて。
「それでもさ、そう言ってもらえて嬉しいよ。
手紙で誇らしいと書いた半分はまさにこの話だぜ」
続けられたお願いで更に顔が綻びる。
「時々したみたいに幻想を2人に紹介すれば良いのかな? お安い御用だよ。
はは、お兄さんも来るなら下手なところ選べないから緊張するけど」
ええと、それじゃあ……あっ待ってよ、俺が食べるからっ」
冗談交じりに慌てて見せて、取り皿に欲張って盛り付ける。
「しかし、好き嫌いしなくなったよね、俺。偉くないか?
うん、美味い……俺こそアレクシアの分まで食べないようにしなきゃ」
一口運ぶと後は止まらない。
優しい味付けの料理は特に食が進んだ。
「ううん、俺はそんなに大したことしてないよ。
伝えられたのはどれもキミとこれまでやってきて教えられたことばかりさ。
言うならアレクシアがしてきたことの鏡みたいなもので……」
ナイフとフォークを止めて、笑顔を見せて。
「それでもさ、そう言ってもらえて嬉しいよ。
手紙で誇らしいと書いた半分はまさにこの話だぜ」
続けられたお願いで更に顔が綻びる。
「時々したみたいに幻想を2人に紹介すれば良いのかな? お安い御用だよ。
はは、お兄さんも来るなら下手なところ選べないから緊張するけど」
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ツリーハウスの食卓に並べられたのは、大小いくつかの料理。
普段は自分だけだから、と使っていないスペースのほうが多いこの食卓も、客が来る時は大忙しだ。
ファルカウを取り戻したことでどうにか再開した『フローラリア』から頂いたケーキも並べ、準備は万全。
「後はシラス君を待つだけ、だね!」
ハッキリと時間を約束したわけじゃないので、どうにもソワソワと窓から外を伺ってしまう。
そろそろ来る頃だろうか……ファミリアーには、見つけたら戻ってくるようにと伝えてあるのだけれど……