ギルドスレッド
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樹上の村
祝勝会を終えて戦いの傷が癒えてもどこか気怠い日が続いていた。
流石に気が抜けたのかも知れない。
そうも言ってられないと己に鞭を入れようと決めた矢先の手紙。
返事を送るといそいそと身支度を済ませ、もう通い慣れた道のりを自然と足早に進む。
ツリーハウスまでは久々に足元が軽い思いだった。
窓から覗く小さな人影を見つけると軽く手を振ってから樹を上がり、ノックを3回、良い香りにつられて返事を待たずに戸に手をかけて。
「お邪魔します……っと、これはご馳走の予感がするぜ。
お誘いありがとうね、何か手伝えることあるかな?」
鞄を降ろしながら家主の魔女に笑顔で尋ねた。
流石に気が抜けたのかも知れない。
そうも言ってられないと己に鞭を入れようと決めた矢先の手紙。
返事を送るといそいそと身支度を済ませ、もう通い慣れた道のりを自然と足早に進む。
ツリーハウスまでは久々に足元が軽い思いだった。
窓から覗く小さな人影を見つけると軽く手を振ってから樹を上がり、ノックを3回、良い香りにつられて返事を待たずに戸に手をかけて。
「お邪魔します……っと、これはご馳走の予感がするぜ。
お誘いありがとうね、何か手伝えることあるかな?」
鞄を降ろしながら家主の魔女に笑顔で尋ねた。
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ツリーハウスの食卓に並べられたのは、大小いくつかの料理。
普段は自分だけだから、と使っていないスペースのほうが多いこの食卓も、客が来る時は大忙しだ。
ファルカウを取り戻したことでどうにか再開した『フローラリア』から頂いたケーキも並べ、準備は万全。
「後はシラス君を待つだけ、だね!」
ハッキリと時間を約束したわけじゃないので、どうにもソワソワと窓から外を伺ってしまう。
そろそろ来る頃だろうか……ファミリアーには、見つけたら戻ってくるようにと伝えてあるのだけれど……