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ギルドスレッド

自由図書館

【RPスレ】本の世界から飛び出して。

本の虫も、たまには陽の光を浴びたいらしい。

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(必要に感じた書物を探しに外に出て、図書館を訪れたはずだった。そこまではよかったけれど、…気付けば辿り着いたのは本棚に多くの空きの目立つ場所。そろりと必要以上に慎重に、歩を進めて)
…お、お邪魔……してます……。
(一応声を掛けてみつつ、周囲の様子を窺い)
…ほ、本当に、ここが図書館でいいの……?
どこかで間違ったのかな、…お引越しの最中とか……。
ン……?あア、客人カ?(好奇に口元を釣り上げて)
……ようこそ。(それに釣り合わぬ、平静な声で、しかし歓迎の言葉を告げる)
……ああ、生憎。ここはまだあんまり、本が入ってないんだ。一応、俺が司書ってことになるんだろうけど。悪いな。
っ、……え、ええ、…こんにちは…。(人の気配にびくりと肩を震わせて、それでも辛うじて挨拶を返し)

そう、…これから増える予定、なのね。…じゃあ、ええと……あなたのおすすめの本、とか、…ある?
私、細工物とか、…手芸の本とかを借りようと思って、来たんだけど、…折角だから、小説でも旅行記でも、何か借りていけると嬉しい……。(周囲を見渡して思案の間を少し、顔を上げてからの提案は徐々に声量が下がり、最後の方はかき消えそうなくらい小さかった。付け足すように「…できればでいいんだけど」とも、添えて)
……脅かして、ごめん。(柔らかな声音で、一言詫びて)
ああ、手芸の本も、ちょっとだけど、あったと思う。
えっと、確か。入口辺りの。(思案げに、少しうつむいた、)

……あア、思い出しタ!(かと思えば、『人が変わったかのように』赤い瞳を輝かせ、ハキハキと答え)
入口ノ、カウンター近くノ、『趣味』のコーナー。編み物とか裁縫とかなラ、そこにあるゼ。折り紙なんかモ、あったはずダ(間違いない、とばかりに大きく頷いて)

……ム、おすすめの本カ?(今度は首をそう、傾げると)

……それなら、小説のコーナー。俺がよく読んでたのは、ミステリーだったけど(瞬き一つ。焚き火の炎のような暖かな赤目が、そう応える)
そこに幾つか、揃えてあるから、興味があるなら借りていくと良いよ。
一応、ファンタジーとか、ホラーっぽいのも置いてあるけど。
いえ、…私こそ、ごめんなさい。
………えっ、あっ、そ、そう。…入口のカウンター近くの、コーナー…。(落ち着こうとしていた矢先、口調が大きく変わるのを目の当たりにしてまたも肩が軽く跳ね)

………そう…。(失礼を承知でそろりと近づいて、軽く屈み)
…そう、…小説のコーナーも見てみるわ。ありがとう……。(じっと、その赤い目を眺め)

…………そう。
小説に出てきそうな司書さんのいる、図書館なのね。ここは…。(そうして何事か納得したように深く頷くと、もう一度「ありがとう」と言ってのんびりと入口の方へと向かい)
(ちらり、青の目を見つめ返すと)
ン、またわからねぇ事があったラ、聞いてくレ。だいたいこの辺にいるかラ(そう言うと、今度は自身も手元の書に、目を配る)

……次はもちっと、上手に説明しないとなあ(ぽつり、そう呟いて。ぱらり、ぱらりと紙の音が響く。)

……えーと、辞典とかが、一番端っこの本棚、だったよな。
そうダ、入り口入っテ、左端だナ。(こくり、そう頷いて。)

……あれダ、本棚にでモ、でっけえ番号でも貼っつけておこうかネ。何番の本棚ニ、何が入ってるカ。俺達も覚えやすいしナ。
……数字の下に、大まかな分類も書いておくか。「辞書」だの、「地図」だの。
(そう呟くと、サラサラと、筆で何かを書き綴る。どうやら、何やら手帳を読んでいるらしい。この図書館がどうしたらよりよい場所になるのか。目下、勉強中らしい司書だった)
……ここかな…。(聞いた通りに『趣味』のコーナー。細工や手芸の本を手にとっては開いて、数ページ捲ってから閉じての繰り返し。時間をかけて悩み、慎重に二冊の本を選ぶと大事そうに抱えて)

………あ。(ふと屈んで一冊の薄い本を手にして、それも抱え)
こんな本もあるのね、…懐かしい。

(しばらく図書館内をぐるりと見て回り、小説のコーナーも経て、また先ほどのところに戻ってきた。手には計五冊の本)
………お仕事熱心なのね。本は、…確かにそんなに多くないけど、読みたいものがたくさんあったから、増えるのが楽しみ…。
私には丁度いいかもしれない。多くても、途方に暮れてしまうし……。
…あ、貸し出しを、お願いします。…一度に借りれるのは何冊まで?(そういえば聞くのを忘れていたと、差し出そうとした本を一度止めて)
(珍しい客人が本を選ぶ一方で、彼はカウンターに腰掛け、手帳を読み直していたが、再び自分にかけられた声に気づくと、顔を上げて)
ん、昔から、こういう仕事、やってみたかったんだ。
一応、俺も旅人なんだけど。こっちに来るまでは、そのための勉強もしてたし。

ああ、決まったんだ。……ん、貸し出せる数?(そういえば、先に説明するのを忘れしまっていた。)
んっと(カウンターに貼られたメモを、ひと目確認し)……あア、五冊までだナ。

うん、大丈夫。それ、全部借りられる。
とりあえず、その本の貸出番号……背表紙にあるヤツと、本のタイトル。それと、お客さんの名前、控えさせて。
えっと、貸出カード、ってやつに。
(カウンターから一枚、丈夫そうな紙を出し。それから、差し出された本を改めて受け取ろうとする)
そう、……それは、なんだか素敵なお話。
これからどんどん本が増えて、お客さんも増えるのかな。…楽しみ。
(そう言われてみれば本の少ない書架も貴重なもののように思えて、髪の奥の目が少しだけ笑うように細まった)

よかった。じゃあ、お願いします。
……ええと、ここに名前を書けばいいのね。(改めて本を渡し、貸出カードに“カロン・カルセドニー”と名前を記して)

(渡した本は手芸と細工物の本がそれぞれ一冊ずつ。ファンタジーとミステリーの小説が一冊ずつ。それに薄く大きな絵本が一冊。かわいらしいネズミの表紙)
…懐かしい本があって、ちょっと得をした気分。
昔、好きでよく読んでいたけど、…どこにやってしまったかも忘れてしまったから、また読めて嬉しい。ネズミがね、自分よりも大きなお芋を料理するお話なんだけど、………。
(そこまで言ってから口元を手で押さえた。喋りすぎてしまったと、司書の彼は内容も知っているだろうと、数秒黙り込んでから絞り出すように「ごめんなさい」と小さく呟き)
(自身も、『貸出中図書』と書かれた帳簿に、貸出番号とタイトル、著者、本日の日付を控えていく。当然、今貸し出したばかりなので、『返却日』の欄は空欄だ)
……ああ、これ。(その中、彼女が言及していた絵本に、自然に目が移る)
俺も、表紙ぱっと見て、それで中身も見てみて、良いなって思って。
この、書かれてる言葉が優しいのと、ネズミの挿絵?で、なんかこう、読んでて、ほっこりする、と思う。
良かった、良いって思ってる人が他にも居て。

……っと、俺も喋ってないで、仕事しないと。(などと言っている間に、書き物も終わったらしく)
はい、これでおっけ。

返す時は、またカウンターの方に。カウンターの方に俺が居なければ、ベルを鳴らして。この建物の中だったら、聞こえると思うから。
(カウンターの脇に置かれているそれを、自分でもカラン、と鳴らす)

それか、そもそもここが閉まってる時は、外の『返却ボックス』に、カードと一緒に、本、入れておいてくれれば。できれば一纏めにしてくれると助かる。

他にわからないことがあれば、俺……『大地』。それか、『赤羽』でもいいや。また、聞きに来てくれれば。
(言いながら、これまたカウンターに置かれている名札を示す。そこには『自由図書館司書 大地』『自由図書館副司書 赤羽』と記されている)
(返答が咎めや呆れでなかったことに一先ず安堵して、借りたばかりの本を大事そうに抱えた。返却日の欄を見て、わずかに首を傾げ)
うん。…それに、ネズミたちががんばって作ったお芋の料理がどれもおいしそうで、昔はそれが食べたくて、
……丁度いいから、今日はお芋たっぷりのシチューでも作ろうかな……。

……さっき、旅人と言っていたものね。
閉まっているときは冒険中かもしれないって、…思うと、ちょっと楽しそう。
冒険譚のひとつでも、自分で書いてみたら本になりそう…。
(返却の仕方を聞けばその都度頷いて、最後に示された名札を見た。わからないこと、と小さく復唱してから)

返却の期限、目安みたいなものは……ある?
細工の本は参考にしたいから、少し長く…借りてしまうかもしれないから…。ええと、……大地さん。
芋たっぷりのシチューか。いいな、芋たっぷりで暖かいの。
……さつまいもたっぷりの豚汁、今晩作ろうかな。

ああ、ここが閉まってる時は大概、ローレットの仕事をしてるか、どこかに出かけてる時だけど。
自分の冒険を本に、か。基本的には、読む専門だけど。
……書く方になるのも、いいかもしれないな
(などと、どこかぽやっと、ズレた事を言いながらも、彼女の問いにも、耳を傾けていたようで)

ああ、期限?
貸出期限は、一応、二週間、って事になってるけど。
ここに来られるなら、直に『司書』……要するに、俺達に、その事を知らせてくれたら。

或いは、ここが閉まってる場合とかは、本のタイトルと、貸出番号と、借りた人の名前を記入して、封筒にでも入れて、外の返却ボックスに投函してくれるか、してくれたら、2週間延長できる。……だから、実質的な期限は1ヶ月近く、かな。
(自分でも『貸出マニュアル』と表紙に書かれた手帳に目を通しながら、そう答える)
おいもの料理は好き。
豚汁とシチューだと、結構両極端だけど、どっちもおいしい…。

そう。……ローレットのお仕事も、慌ただしそうね。
私も一度顔を出さないと、…って、思っているんだけど、尻込みしちゃって…。
……冒険譚が本になったら、ここに置いてね。借りてみたい。

(期限の説明を聞き終えて、最後にしっかりと頷き)
わかった。…最長で1ヶ月ね。なるべく遅れないように返すつもりだけど、一応聞いておきたかったから……。
…それじゃあ、5冊、お借りします。
……次に来た時はもっと本が増えているのかな。…楽しみにしてる。
(一度ぺこりと頭を下げて、大事そうに本を抱えて入口に向かって歩き出す。目当ての本と、面白そうな小説と、それから思い出深い絵本。荷物は随分増えたけれど、足取りは来た時よりもずっと軽く)
まあ、和と洋だしな。両極端だな。けど、美味いもんは美味い。それで良いと思う
(そんな能天気な感想を漏らして)

ああ、また仕事や出掛ける合間にでも、色々仕入れておく。
……それから、まあ。執筆作業でも。(付け加えた言葉は、少しばかり気恥ずかしげだった)
それじゃ、ちょっと重いかもしれないけど、帰り道に気をつけて。
(と、『司書』が彼女を送り出せば)

じゃあナ、そいつらト、仲良くしてやってくれヨ。
(『副司書』が緩く手を振り、本と共に行くその足取りを見送った)

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