PandoraPartyProject

ギルドスレッド

雪鳥の落し物

【RP練習場】夜の森

時刻は夜。
ここはギルド「ローレット」から少し離れたところにある、森の中。

整備された山道を進めば、開けた場所に出る。
近くには小さな川が流れており、森の中からは心地よい虫の音が聞こえる。
周囲に咲く「夜にだけ光る花」と月明かりのお陰で、ランプの類はなくとも相手を視認できる。

「……お前も、眠れないのか?」
森から出てきた白い狼が、喋った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【こんな人にオススメ】
・静かな場所でRPの練習がしたい!
・黄昏れるRPがしたい!
・↑そんな人に声をかけてみたい!
(一応交流の場なので、絡まれるのは覚悟してください)
・広い場所でRPがしたい!
・ネージュと絡みたい!

【NG事項】
・相手を傷付けたり、不快にさせるような発言や行動
・確定ロール
(例)よしよし(頭を撫でる)→確定ロール
   よしよし(頭を撫でようと手を伸ばす)→OK
・チャット状態
(連投はOK!発言したら、しばらく時間を置きましょう)
・メタ発言(RP用のスレなので)

★退出する(森を出る)RPをするとネージュがお見送りしますが、やらなくてもOKです!
★分からないこと、気になることがあれば(質問ですが……)とスレ内で聞いてもらっても構いませんよ!
★のんびりとRPを楽しみましょう〜♪

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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(狼の姿で、川の中に立って涼んでいる。浅くて流れの穏やかな川なので、流されることはない)
……!!
わぁ、とても綺麗なお花……!

(夜にだけ光る花に誘われて、少女が一人迷い込んだようだ)
ん……?誰か来ているな。
(狼姿のまま耳をぴくぴくさせ、アイラさんの元へ向かう)

……綺麗だよな、その花。月が雲に隠れると、もっと綺麗に光るんだ。
(ゆるゆると尻尾を振りながら、狼姿のまま声を掛けた)
! おおかみ、さん?
(声がした方に振り向けば)

なる、ほど。お月様、今日だけは、隠れてくれませんか、ね?
(空を眺めてため息をついた)
おっと。この姿のままでは話しづらいだろうか?
(ぶるぶると全身を震わせて水気を飛ばしつつ、人の姿に変化する)
あぁ、急に声を掛けてすまない。俺はネージュという。

(アイラさんと一緒に空を見上げ)
そうだな……。風が吹いているから、少し待っていれば雲が隠してくれるかもな。
俺と一緒に待ってみるか?急ぎでなければ、だが。
......!
(わぁ、とでも言いたげにその様子を見守って)
いえ、こちらこそ。ふふ、びっくりしちゃいました。
ボクは、アイラと言います。
ネージュくん、よろしく、ね。

...そう、なの?
急ぎじゃ、ないから。
こちらから、お願いしたい、くらい。
人前では、こっちの姿でいることの方が多いがな。
今夜は俺1人だと思って、狼の姿で川で涼んでたんだ。驚かせてすまないな。
アイラだな。ああ、改めてよろしく。

そうか、それならよかった。
月が隠れた時の景色は、本当に綺麗だからな。ぜひ見て行って欲しい。
アイラは、ここへは何かの用事で来たのか?
いえ、気にしないで、ください。
こちらこそ、改めて、よろしくね。

ほんとうに、楽しみです...!
はい、最初はお買い物の帰りだったん、ですが。
お花が綺麗で、つい、寄り道してしまいました。
(アイラさんの言葉に、ふむふむと頷き)
なるほど、俺と一緒だな。
俺も最初は、この花に惹かれてここまで来たんだ。
それからは、気が向いたらここに来て、1人で過ごしている。
だが……アイラは夜に1人で出歩いてて、怖くないのか?

(少しずつ雲が月を隠し始め、ほんのりと花の輝きが強まる)
ネージュくんも、ですか?
なる、ほど。確かに、ここの空気は、とっても、落ち着く(頷いて)

夜……夜は、怖いです。
ボクは、真っ暗なところ、少し苦手、なので。

(頬をかいて困ったように笑って)
(落ち着くと聞いて、少し口元を緩ませ)
それは良かった。
アイラも好きな時に来て、ゆっくりしていくといい。
家族や友人と一緒に過ごすのもいいかもな。

そうか……。苦手なのは、何か理由があるのか?
言いたくなければ、言わなくてもいいからな。
俺も実は……夜は、少し苦手だ。

だが……この花の光が見れる瞬間は、好きだな。
(雲が月を隠すと、足元に咲く花が幻想的に光る。
 ランプの明かりのように、柔らかくも力強く輝いている)
ふふ、いいんです、か?
家族は、いませんが、おともだちと一緒に、きたいと、思います。
(心なしか嬉しそうなその表情に、安心したように微笑み)

ええと、ですね。ボクは、旅人なのですが。
ここに来る前の、暗い夜に、雪のなかで、倒れてしまって。
今は夏のおわり、ですし、雪がないことも、わかっているん、ですが。
………夜に歩くのは、ちょこっとだけ、勇気が。
ネージュくん、も、苦手、でしたか………。
よければ、ボクも。理由を、聞かせてもらっても?

わぁ………!!
お花、すっごく、綺麗………!!
雲が、ほんとうに、月を隠してくれました………!!
すごい、すごい………!!
(ぱあっと瞳を輝かせて花を見つめて)
もちろん。俺の場所ってわけでもないし、
アイラとアイラの友達なら、ここを荒らすようなこともしないだろう。
(家族がいないと聞き、少し申し訳ない気持ちになるも表情に出さないように努める)

アイラは旅人だったのか。
……そうか……大変だったんだな。
アイラはもふもふじゃないから、雪の中は寒かっただろう……。
大変だったと思うが、アイラが生きててよかったよ。

ああ、構わない。俺は、暗い夜に……魔物に村を襲撃されて、な。
その時に離れ離れになった姉を、ずっと探しているんだ。
もう魔物は討伐されているが……夜になると、思い出してしまう。

(アイラさんが感動する様子に、どこか得意げな表情で)
綺麗だろ?今夜は月と花の両方が楽しめて、贅沢な夜だ。
この花の光は、摘み取ると消えてしまうらしい。
家でも楽しめたら、と思うこともあるが……そこは我慢、だな。
(雲の切れ間から月明かりが差し込む度に花の光が弱まり、月が隠れれば、また光る)
もちろん、ですっ。
そんなことは、しないし、させません、よ!
(小さな手で拳をきゅっと作って)

カオスシードに、みえて、ましたか?
も、もふもふ……ないことは、ないのですが。
小さいとき、なので、冷静さが足りなかった、な、と。
そういってもらえると、ほんとうに嬉しい、です。

………。
そう、でしたか、お姉さまが………。
……聞かせてくれて、ありがとう。
きっと、ずっとずっと、辛かったと、思います。
そのとき、お友達になれていたなら。
そばでお話を聞くことくらい、できたのに。
………とても、悔しい。
ネージュくんの、お姉さま。はやく見つかるように、祈ります。
そして、夜に素敵な思い出ができるように。それも、………祈ります、ね。

そうなの、ですね。
(しゃがんで花をじーっと見つめて)
……月のひかりも、花も。やっぱり、とてもきれい。
ほんとうに、贅沢な夜です。
(アイラさんの意気込んだ様子に、嬉しそうに少し目を細めて)
そうか……ありがとう。アイラになら、安心してここを任せられそうだな。

ああ。カオスシードだと思ってたよ。
それに、旅人ってのは個性的な外見の奴もいるからな。そのイメージが強くて。
……もふもふ、あるのか?(不思議そうにアイラさんの姿を見る)

……ありがとうな、アイラ。
そう言ってくれるだけで、嬉しいよ。
幸いにも両親は無事で、あとは姉さんを見つけるだけなんだ。
アイラが祈ってくれたから、すぐに見つかるかもしれない。
アイラは本当に優しいんだな。そういうところ、姉さんに似ているよ。

(アイラさんの少し後方で、花が光る様子を眺めながら)
ああ……。本当に綺麗で、贅沢な夜だ。
アイラとも知り合えたしな。まさに、素敵な思い出ができたよ。

(風に吹かれ、雲が流れていく。月が綺麗に姿を現すと、花の光はぼんやりと光る程度に弱まる)
……今夜はもう、月は隠れなさそうだ。
タイミングよく見れて、よかったよ。
ふふふ、ボクもここが、好きになってしまいました、から。
(頷いて微笑んで)

たしかに、ボクの知り合いにも、そういう方がいらっしゃいます、ね。
動揺したりするとひょっこり生えちゃったり、するんですが……。
一応、がんばれば、出せなくはないです、よ?
(首を傾げて)

よかった、親御さんは無事、なのですね。
そ、そうでしょう、か?
お姉様……とても素敵なかた、なのでしょうね。
お会いしたくてたまりません。

……!!
ふふ、お上手です、ね。
それなら、ボクだってそう言えちゃいます、もん。
(くすくす笑って)

ですね。ほんとうに、綺麗な光でした。
(少し名残惜しそうに花を見て)
それは良かった。
自分が好きなものを誰かに好きになってもらえるのは……何だか、くすぐったい気持ちになるな。
アイラは、ここ以外にもお気に入りの場所はあるのか?

動揺すると、ひょっこり生える……?
どんな風に生えるのか、見てみたい気持ちはあるが……
それは、アイラに無理をさせることにはならないか?
(アイラさんに負担をかけるのではないかと、心配な様子で)

ああ、似てるよ。自分よりも、他人の幸せを願う人なんだ。
だから、ローレットで誰かの為に活動をしてるんじゃないかと思ってな。
俺もローレットで活動をしながら、姉さんを探してるんだ。
もしかしたら、俺よりも先にアイラと出会ったりするかもな?

……また、月が隠れる夜に、見に来たらいいさ。
雨の日も綺麗だったぞ。光る花に雨粒が跳ねると、キラキラするんだ。
もし雨の日に来るのなら、濡れないように気をつけてな。
ふふふ、そう、ですか?
ネージュくんのお気に入りを、ボクにも共有してくれたから、ボクも、ここが好きになったん、ですよ。
ボクのお気に入り、ですか?
ええと、ボクはお家が森のなかにあるのですが。
お家の近くの花畑。そこが、お気に入りです。

ううん、そんなことはない、よ?
出そうと思えば、出せなくはないもの。

聞けば聞くほど、素敵なお姉様。
………!!たしかに。
ふふ、そのときはネージュくんにも、お伝えしますね。
お姉様とお会いしましたよ、って。

はい、そうします。
雨………!!そのときは、傘をさして見に来ますね。
森の中か……。いいよな。安らぐし、涼しいし。
俺の故郷の村も、森の中にあったんだ。
(故郷の村の景色を思い出しながら、遠くを見つめ)
へぇ、近くに花畑が……。きっと、綺麗な場所なんだろな。
ずっとそこで、ゴロゴロしていたくなりそうだ。
雨の日も、花畑で過ごしたりするのか?

そうなのか……?それなら……ぜひ、見せてもらえるだろうか。
その、もふもふ姿を。
(未だにイメージできないようで、小首を傾げながら)

ああ、その時はよろしく頼むよ。
髪と目の色は、俺と同じなんだ。見たらすぐに分かると思う。
優しくて強くて、俺の自慢の姉なんだ……。
本当に、ありがとうな。凄く助かるよ。

ああ、ぜひそうしてくれ。風邪を引いたら大変だ。
そういえば、アイラは花に詳しかったりするのか?
この花のように、光る花は存在するのだろうか……。
はい、とても。
わぁ……!素敵な偶然、ですね。
はい、すごく綺麗です、よ。
雨の日は家の中から、お花畑を見たりしています。

はい、構いませんよ。
(首を横に振ると、ひょっこり現れたのはイヌ科らしき耳)

ふむふむ、なるほど。
素敵なお姉様です。聞けば聞くほどに。
ううん、ネージュくんのお姉様のこと、だから。
力になれるなら、ボクも嬉しい、な。


ボクは、あまり植物には詳しくないのですが。
雨に濡れると透明になる花があると、聞きましたよ。
(少し口元を緩ませながら)ああ、嬉しい偶然だな……。
そうか、家の中からも花畑が見えるのか。
雨に濡れずに花を楽しめるなんて、素敵な家だな。

……! それは……犬の耳、か?
(アイラさんに生えた耳を見て、ぱちぱちと目を瞬かせ)
俺はコヨーテのブルーブラッドだから、親近感が湧くな。
やっぱり、物音はよく聞こえたりするのか?

まだ出会ったばかりなのに、本当に優しいんだな……。
アイラは、何か探してたり、困ってることはないのか?
俺でよければ、いつでも力になるからな。遠慮なく言ってくれ。

雨に濡れると、透明に……。その花もきっと、綺麗なんだろうなな。
雨の粒が浮いた感じになるんだろうか。いつか見てみたいものだな……。
ふふふ。とっても嬉しい、ね。
うん、そうなの。
えへへ、ありがとう。
機会があったら、ネージュくんも、来てみて?

………だと、思います。
(ぴょこぴょこ、落ち着きなく動く耳を少し恥ずかしそうに)
ネージュくんも、もふもふさん、なれちゃうんですね、ふふふ。
はい、とっても。よく聞こえるって、いいことなのですが。少し驚いちゃいます。
(嬉しそうに呟けば、苦笑しつつ答えた)

褒められると、照れちゃいます。
ぼ、ボクですか?
うーん……実は、少し困っていることがあって。
……た、頼っても、いいでしょうか?
(不安げな表情で恐る恐る)

はい、とっても綺麗なんです。
サンカヨウ、って言うんですよ。
……季節になったら、一緒に見に行き来ませんか?
……俺が行ってもいいのか?
今まで、誰かの家に誘ってもらったことがなくてな……。
ああ、機会があれば是非。見に行きたいな。

(ぴょこぴょこと動く耳を、ついつい目で追ってしまいつつ)
ああ……よく音が聞こえると驚くよな。分かるよ。
俺も普段から聴覚と、あとは嗅覚もよくってな。
普通の人は平気な場所でも、俺には辛いってこともあるな……。

(不安そうなアイラさんの様子に、力強く頷き)
勿論だ。俺でよければ、手伝わせてもらおう。
どんなことだろうか?探し物は得意な方だが……
それ以外のことでも、遠慮なく話してくれ。

サンカヨウ、か……。名前も素敵なんだな、その花は。
(忘れないように、何度も小さくその名を口にする)
……本当か? ああ、是非。一緒に見に行こう。
サンカヨウは、いつ頃に咲く花なんだ?
(今から楽しみなのか、少しそわそわした様子で尋ねる)
もちろん。歓迎します、よ。
………!?そ、そうなのですか!?
な、なら、ええと。美味しいおかしとか、お茶とか、準備しておきます、から!
(固く決意した様子で)
です、よね。
お鼻。羨ましい。ボク、お鼻はあんまりきかなくって。
香水とか、においが強いからきっと大変ですよね………。
(むむむ、と考え込んで)

そ、それが、ですね。
………ボクも、ヒトを探しているんです。
ボクを育ててくれた、師匠のようなヒトを。
(ぽつり、不安げにそうこぼして)

………それが、申し訳ないことに。
5~7月に咲くので、今年はもう………。
だから、来年に、なっちゃうんですよね。
(申し訳なさそうに表情を曇らせて)
そ、そんなに気を遣わなくても大丈夫だぞ?
だが……アイラのオススメの物なら、ぜひ味わってみたいな。
無理のない範囲で大丈夫だから、な?(優しく目を細め)

アイラは逆に鼻が利かないのか。それはそれで大変そうだな……。
世の中には嫌な臭いもあるが、良い匂いもあるしな。
俺とアイラの嗅覚を、足して割れたらよかったんだが……。
(こちらも真面目に考え込む)

アイラを育ててくれた人、か。それは見つけたいよな。
了解だ。俺も、その人を探すのを手伝わせてもらおう。
ちなみにその人は、アイラと同じ旅人なのか?
(旅人なら珍しい匂いで探せないだろうか、と考えつつ)

そうか、数ヶ月前に終わってしまったんだな……。
それなら、来年のサンカヨウを楽しみに待っていよう。
サンカヨウ以外の花を楽しむのもいいだろう。今日みたいに、な。
(大丈夫だ、と伝えたくて。穏やかな声色で言葉を紡ぐ)
でも、せっかくネージュくんに来てもらう、なら。
やっぱり、喜んでもらいたいですし。
でも、無理はしません。
やくそくします。(深く頷き)

うん、ちょびっとだけ、大変。
いいにおい!うん、それもわかる気がする。
足して、2で………そしたらはんぶんこ、だね?
(ぱっと顔をあげて、閃いたように)

はい、そうなのです。
………!!ありがとうございます!
うん。おんなじ、旅人だよ。(頷いて)

ううう、言い出しっぺなのに申し訳ない、です。
はい、そうしましょう………。
………そうですね。うん。
ネージュくんがそういってくれるなら、きっとそうです。
ああ、約束だ。
アイラがそう思ってくれるだけでも、十分に嬉しいよ。
楽しみにしている。俺も何か、手土産を用意しようか。
(姉さんの好物しか作れないが、喜んでもらえるだろうか……と思案しつつ)

そうだな、半分こだ。そんな技術が練達で開発されたりしないだろうか……。
じゃあ俺がいる時は、頑張ってアイラに匂いを伝えるよ。
こう、何だ……言葉とか、仕草で。
(顔を上げたアイラさんに向けて、力強く頷き)

なるほど、アイラと同じ旅人か。了解だ。
珍しい香りがしたら、注意してみるよ。
その人の名前や、見た目に特徴もあれば教えて欲しい。
(※ここに書きたくない場合は耳打ちRPでも大丈夫ですよ)

大丈夫だ、気にするな。
それに、ローレットからも珍しい花見の誘いや依頼があるかもしれないしな。
お互いに忙しくなければ、一緒に行くのもいいかもな。
うん、約束ね。
わ、わぁ……!
いいの?ほ、ほんとに?無理のない範囲で……でも、楽しみに、待ってる。
(嬉しそうに頷いて)

練達さん、なら、作ってくれるかも。
……!!ありがとう!ふふふ、嬉しい。
じゃあボクは、音を伝えます、ね。
(にまにまと嬉しさが止まらない様子で)

えーとお名前は……わ、忘れちゃったんだけど。
髪の毛が真っ黒で、とっても背が高いの。
それから、それから……ボクと同じ世界から来た、って、言ってた。
(指折り数えて特徴をあげて)

そう、ですね。
そのときは、お手紙を出しても?
……そ、その。一緒に行けたら、いいなぁ、なんて。思ったり、して。
ああ、もちろんだ。
だが、その……家族以外に手作りを振舞うのは、初めてなんだ。
当日までに練習しておくから、安心してくれ。

練達はいろんな物を作っているからな。実は存在しているかもな?
アイラが音を教えてくれるのか。それはいいな。
自分で音を聞くよりも、何倍も楽しくなりそうだ。
(表情はそこまで嬉しそうには見えないが、獣人の姿だったら全力で尻尾を振っている)

なるほど……黒い髪に、高身長。それに、アイラと同じ世界の出身か……。
それなら、アイラと似た香りを探してみるのも手かもしれないな。
情報をありがとな、アイラ。それっぽい人物がいたら、すぐに連絡しよう。

……! 勿論だ。実は俺も、アイラと遊びに行けたらいいなと思っていた。
すまない……。友人と遊びに行く、ということが……初めてでな。
(少し恥ずかしくなり、赤らむ顔を服の襟で隠そうとする)
れ、練習なんて、そ、そんな!
きっとネージュくんなら、大丈夫だって思います。
それに、誰かの手作りなんて久々に食べますもん。
どんなものでも、とても嬉しい。

お仕事に行く機会があれば、聞いてみたいところです。
へへへ、なんだかとっても、わくわくしてきました…!
今日はとっても、素敵な夜。ありがとう、ネージュくん。

こちらこそ、力になってくれて、ありがとう。
おんなじにおい…だと、いいのですが。
(自分の匂いが臭くないか気にして少し不安げな表情に)
はい、ぜひ。よろしくお願いします。

! ほんと、ですか…!
やったぁ、えへへ、うん、ボクもとっても、嬉しい。
は、初めて…!?せ、責任重大ですね!って…ね、ネージュ、くん?
(素振りに気が付き、はしゃぎすぎたかなと様子を伺おうと)
そうか……そう言ってもらえると、俺も嬉しいな。
だが、折角アイラに食べてもらうんだ。美味しく作りたい。
甘い物を作るのが得意なんだが……何か、食べてみたいものはあるか?

今のところは出ていないが、稀に練達からの依頼も来ているからな。
いつか行けたら、聞いてみたいよな。
ああ、こちらこそ。アイラに会えて、俺も素敵な時間になったよ。
ありがとうな。
(目を細め、優しい眼差しをアイラさんに向けながら)

同じ世界の人間なら、どこか似ている香りがありそうな気がするが……
確かめてみた方がいいか? アイラの香り。
(アイラさんから歩幅一歩分くらいの距離まで近付く)

(アイラさんの様子に、服の襟の中で小さく噴き出し)
……ふふっ。 あぁ、そうだな。責任重大だな。
初めての友達がアイラでよかった。一緒にいると、俺も楽しくなってくる。
一緒に出かける日が、今から楽しみだよ。
えへへ、そう言って貰えるなら、そのことばに甘えちゃおうかなぁ。
あ、甘いもの……!
うーん、マドレーヌって、お願いできますか……?

練達って、やっぱり進んでいるところなイメージがあります。
ふふ、ですね。機会があったら、是非聞いてみたいなと。
え、えへへ……ちょっと、照れくさいです。
(照れながら笑って、頬を掻きながら)

へ、ぁ……っその、……えっと。
(あわあわとして、でも後ずさりはせず)
……それが、手がかりになるなら。
(小さく頷いた)

な、なんで笑ってる、ですか!?ボク変なことしちゃった……!?
なっ……!! ……。ぼ、ボクも。
ボクも、ネージュくんとお友達になれて、よかったです。
ボクもとても楽しいから。
はい、とっても。とても楽しみですね……!
一緒に色々なところに、行ってみたいです。
マドレーヌだな、了解だ。それなら作ったことがある。
沢山持っていくことになっても、大丈夫だろうか?
どうせなら、いろんな味を用意してみたくてな。

だよな。幻想で育った俺から見ても、練達はとにかく凄い国だと思うよ。
……ちょ、ちょっとキザだっただろうか……今更恥ずかしくなってきた。
(アイラさんが照れる様子を見て、さらにこちらも照れてしまい。
顔をすっぽりと襟で隠すが、真っ赤な耳がちらりと見えている)

………………。
(軽くお辞儀をするように少しだけ顔を近づけ、何度か深呼吸をする)
……よし、覚えた。アイラはいい香りがして、落ち着くな。
これで、アイラと近い香りの人がいたら気付けるはずだ。

ああ、いや、すまない。変なことはしてないから、安心してくれ。
アイラのリアクションを見てると、何だか楽しくなってきてな。
……い、言われる側になると、照れるな。ありがとう、アイラ。
本当に、今から楽しみだ。
秋には収穫祭、冬にはシャイネン・ナハトもあるからな。
うん、だいじょうぶ。
えへへ、ありがとう。
とっても嬉しいな。

ううん、そ、そんなこと、ないよ………!
ボクは嬉しかったもの。ふふふ。
(照れた様子に気がついて、くすくすと笑みを浮かべて)

わ、わぁ、すごい………!
ふふ、ありがとう。
うん、きっと見つかるといいな。

これからの季節、たくさんイベントがありますもんね。
……ボクも、一緒に行きたいこいびとがいるの。だから、とってもとっても、楽しみ。
(照れくさそうに笑えば)

………ととと。そろそろ、帰らなくちゃ。
ネージュくん、お話に付き合ってくれてありがとう。
………じゃあ、おやすみなさい。
(ひらひら、手を振って立ち去った)
(照れ臭そうにするアイラさんを見て、今日一番の柔らかい笑みを浮かべ)
そうか、アイラには恋人がいるのか。いいことだ。
ああ、たくさん出掛けるといい。大切な人と過ごす時間というのは、かけがえのないものになるからな。
最近ローレットにも、出掛けるのにちょうどいいイベントが来てるようだ。

……もうこんな時間だったか。
こちらこそ。長い時間、付き合ってくれてありがとな。
ああ、おやすみ。またな。気をつけて帰るんだぞ。
(アイラさんにひらひらと手を振り返し、見えなくなるまで見送った)
…………大切な人、か。

姉さん……どこにいるんだ……。

(雲ひとつない夜空に、眩く光る北極星。
 じっと見つめていたが、しばらくすると獣の姿に変化してその場を立ち去った)

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