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ギルドスレッド

狼王の森

【雑談】陽の差す森

広間のように円形にぽっかりと拓いた森の一角。
青々とした木々の屋根から光が差し込む、明るく暖かい空間。

人里のような利便性は無いが、草木で出来た天然のクッションや腰かけられる切り株などはあるようだ。

(一般小動物もやってくることがあります。危害を加えるような行動はご遠慮願います。危害を加えるような行動でないのなら、存分に戯れて構いません。)

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くく、人に喜ばれそうな趣味もあったものだ。
まあ、得手不得手はあるだろうが精進することだ。誉めることは続いているのならば三日坊主に留まらぬ事もなにかあるであろう。

…ふん、我を侮るな。一度知ったヒトの気配は忘れんし、むざむざ奥へ進もうとするヒトの気配を察知できぬほど衰えていない。
貴様が誤って奥へ踏み込むことはないであろうよ。
(少し黙った後、ふいと顔を逸らしながら)
誰かのお役に立てれば良いのですが。
そうですね……あ! 食べることはだいすきです、毎日やってます!甘いものとか、しょっぱいものとか、辛いものとか!なんでもだいすきです!!

恐れ入りました!まるで森の番人のようですね。
また安心して森の迷うことができます。実は、お花を探しておりました。お供えようの……
?(顔を逸らしたほうへ視線をむけ)
なにか、ございましたか?
ほう?それは良い。好き嫌いなくしっかり食べることだ。

なんでもない大丈夫だ気にするな。
(顔色は変わらないが早口に捲し立てて)
こほん…。迷うことを前提とするのはどうかと思うが…ふむ、花か。
この森に一輪だけ咲く伝説の、だの特別な植物はないが、自生している花ならば人ひとりが摘む量程度で崩れるほど森は狭量ではない。
はい!頑張りたいと思います、朝昼晩!

ふふ、冗談ですよ。迷わないように、ちゃんとここまで来れます!
わあ、本当ですか!ありがとうございます!とてもいい情報を聞きました。
さて、(立ち上がり)沢山お話してくださって、ありがとうございました。
そろそろ私は行かなくては。
(祈り手を作り)リルクルス様に、神々のご加護がありますように……では!(大きな剣をかついで走り去っていった)
くく、ならばいい。
む……。ああ、気を付けて帰るがいい。気が向くならばまた来い。

……ふむ、元気なニンゲンが去った後というのは、やはり一段静けさが増すな。
(走り去るのを見送ると、もう少し休んだら街へ行くか、と思いながら丸めた体で尾を枕にするように顔の下に敷いて目を閉じ)
こんなところに素敵な自然が!
ほどよく照らされる日光に水が飲めそうな川!
ちょっとここで休憩してまったりビーフジャーキーでも食べてよ~(ごろごろもぐもぐ
ほう……?珍しいな。今日はヒトの先客が居るとは。
とはいえ、我を含め何者にも専有される謂れは無い。我も休ませてもらうぞ。
(道を戻ってくると街で嗅ぐような食べ物の匂いと人の気配に鼻を鳴らして、横になっている姿を見れば。そのまま横切った先で草葉の自然のベッドに身体を伏せて)
(ふと顔の向きを変えてみると巨大な白い狼さんが…しかし私は驚くより不思議な感情を感じ)
──え…………
(自分でも訳が分からず何故か泣きそうになり目をこすりつつ)
あれ……おかしいな……えーと、どこかで会ったっけ私達……?

(裏設定が少し発動しています、すみません)
む……?
(言葉に閉じようとしていた目を開けて、耳を立て。記憶を辿るように少しばかりの無言が続き)

……さてな。街ですれ違ったか。そんなところか?我とて一切知らぬ気配とは言わぬが、そのように泣きそうな顔をされるような覚えは無いが。


(お気になさらず、裏設定の擦り合わせなど必要であればメール等受け付けますのでお気軽にどうぞー)
ん、、ごめんね。私さりげなく過去の記憶が曖昧で…
何か記憶に引っかかるものがあったのかも?
っていっても女の子の妄想かもしれないけどね!

私は狼型のブルーブラッドのシエラ・バレスティ! 宜しくね!
おっきな体だねー、もふ度も高そう!
それはそうとこれ食べる?
同じ狼同士のよしみで!(ビーフジャーキを数枚袋から取り出し)
ふむ……。生憎と、記憶の手がかりにはなれる可能性の方が高い。すまないな。
故に気にするな。謝るようなことでもない。

シエラ・バレスティ……なるほど、同種の気配はしていたが、きれいな変化をするものだ。
リルクルス・フェルンベインだ。生憎と今は返せる物が無いが……それでもいいのなら戴こう。
(もふ度……?と聴き慣れない用語に小さく首を傾げながら、のっそりと体を起こすと歩み寄って)
うん、ありがとうね!
りるくるすさんかー、何だかカッコいい名前!

いいよいいよー>返せる物が無い
きっと気に入るよー!(ビーフジャーキーをつまんでリスクルスさんが食べるのを待とうと)

ふふふー、もふ度というのは動物の毛がもふもふしてる度合いの事なのだ!
温かみとか触り心地とかが大事! 数値化とかされてないけど!(
思いっきり私が作った言葉だけどね!
くは…。妙な言葉を思い付くものだ。森の浅部には小動物も多く住んでいる。奴らが気を許すならもふもふ度合いとやらを確かめていくか?
(近づいたまま手元に顔を寄せると、そのまま口でジャーキーを受け取って、はぐはぐと奥歯で噛み締める)
え! 気を許してくれる、もふっ子達が居るの!? もふもふのバーゲンセールだ!
確かめに行こう!(

でもその前にリルクルスさんを触ってもふらなきゃ(手をわきわき
空気も暖かくなってきた。冬眠から目を覚ます者も多かろう。この場所は動物たちの憩いの場にもなる。ただし、無理やりはやめておくことだな。

む……?ふむ、触れるか?別に我が困るものでもない。
(わきわきする手の動きに少し呆れるような視線を向けるが、ビーフジャーキーの件も考えると特に無下にする理由もなく。十分な日光を浴びた銀の毛並みが微かな風に揺れて)
おぉー! これは見事なるもふ感! 温かい心地いい!(リルクルスさんに触れ)
心が溶けてダメになるぅ~……(寄りかかりつつへにゃっと表情がゆるみ)
ぐぅ。。。(zzz)
やれやれ……。我の体をなんだと思っている。

…全く。よだれは落とすなよ、シエラバレスティ。
(寝息が聞こえると声を潜めて、ゆっくりと身体を下ろすとシエラを受け止める毛布のように身体を伏せる)
(眠っていると変化のスキルが解け白髪に)
…お父様…お母様…(すやすやと寝ごとをいいつつ眠り)
ふ…、元気な者とて、眠る姿は静かなものだ。
(眠るシエラに赤い瞳を優し気に向けながら、背に大きな尻尾を掛けて)
……成程、『変化』の影響で今まで見つからずに居たのですね(いつからその場に居たか分からない程静かに現れ)

その子、寝ているのですね……丁度良かった
私はシエラ・クリスフォード、ただの旅人です。(白き巨大な狼に話かけ)
……ふむ。随分気配の希薄な旅人だな。

まあ良い。先ほど寝息を立て始めたばかりなのでな。寝ているのが丁度いいというのであればそうしよう。
リルクルス・フェルンベイン。ただの獣に過ぎん。
(起こさぬように顔だけを動かし、見定めるような視線を新しいシエラに向けながら、傍の切り株を顎で差し)
初めまして……あなたは姿だけでなく雰囲気も私の一族に似ていますね…(少し悲しげな笑みを浮かべつつ、切り株の上へ腰かけ)
その子も何か感じ取って親しげにしているのでしょうか……(一人で考え事をする様に)

先ほどその子と話していた様ですね。
リルクルスさん、あなたから見たその子の印象はどうですか?
まだ会ったばかりかもしれませんが……
くく、異なる世界などそれこそ無数にあるらしい。中には似通う気配も存在するだろう。
だが、あまりヒトの感情を理屈めいて考え込むと疲れるぞ?

ふむ…。さて、な。我にとってはこの森を訪れた森に害を為さない存在は等しく森の隣人だ。
悪く思う理由こそ無いが、深く考えた解答を望むには浅かろう。
そう…ですね。ヒトの感情は理屈で推し量る事は難しい。
ただその子は……いえ、何でもありません。(今は話すべきでは無いと考えつつ)

……あなたに迷惑がかかったりしなかったかが気になったのです。
大丈夫そうなら良いのです……寛大なお心に感謝致します。
その子は、、そう、私の親戚の様なものです。
一族の親戚として悪い事をするならば止めないと行けないのです。(余り感情が見られないような表情で)

それでは私はこのあたりで失礼致します。では……(そのまま立ちあがり此処を立ち去ろうと)
ふん、気にするな。語らぬ口を無理に割る趣味は無い。
ヒトの家の事情に気ままに口を挟む趣味もな。

ああ、気を付けて帰るがいい。森を荒らす悪意を持ち込まぬ者ならば、我も森も如何なる理由とて拒む理由は無い、また来たければ足を運ぶがいい。
(立ち去ろうとする背中に言葉を向けてから、頭を地面へ寝かせて)
ふあ……おふぁよう、良く寝た~……(ゆっくりと起きあがってから伸びして)
私はもう大満足だよ~
そろそろおうちに帰るね~…必ずまたいつかリルクルスさんをモフりに来るね!
む……戻ったか。ああ、せいぜい帰り道に気を付けるがいい。
寝ていたからといって、こけぬようにな。
ちら、っと(木から顔だし)
こんにちは、リルクルスさま!お日柄も良く、食事を一緒にどうでしょうか?
(バスケットを持ちながら)
む…?
(ぴくりと耳を立てて、木の方へと顔を向ければ軽く尻尾が揺れて)

アマリリスか。よく来たな。ふむ……我は構わぬが、何を持ってきたのだ?
(バスケットの方へ視線を向けながら、鼻を鳴らし、微かに首を傾げて)
今回はちゃんと、迷わずにこられましたよ!
はい!
サンドイッチと、ローストビーフと、サラダと、果物ですね!
リルクルスさまの好みのものが揃えられればよかったのですが…!

お隣に行っても宜しいですか?
くく、そうか。誉めてやろう。
ほう……。随分と用意が良いな。いちいち聞かずとも良い。好きに過ごせ。
(迷わなかったことを自信満々に告げられると笑いを噛み殺すように笑いながら、手招き代わりに尻尾を揺らして)
ハイ!誉められて嬉しいです!
(お隣にちょこんと座って、シートに食べ物を広げながら)
なんだか一人で食べるのも味気なくて、なので、リルクルスさまがご不在でしたらどうしようかと思っちゃいました、ハイ!
思いの外、このアマリリス!人恋しいようです!
リルクルスさまは、好物の食べ物はありますか?
やれやれ、元気なことだ。
人恋しいのに、わざわざ人里離れた場所にまで足を運ぶというのもどうかと思うが。……ふむ、嫌いなものは無いが、やはり肉だな。
アマリリスも、前に来た時なんでも大好きと言っていたが、特に好物なものはあるのか?
(ヨダレを溢すようなケモノそのものな反応まではしないものの、視線をローストビーフに向けて。隣に座ったアマリリスへの風除け代わりに、大きな尾をアマリリスを挟んで反対側へコの字に丸めて)
そりゃあ!もう、リルクルスさまのことを思い出したら飛んできたっていうか!
…ぁ、いえ
リルクルスさまの事を思い出したら、足を運ばねばと……お、思いました……!
(はしゃいでいるのを恥ずかしく思い言い直した)
リルクルスさまこそ、どうして人里離れた場所に?幻想の街にはいらっしゃらないのですか?

そうですね……(ローストビーフをリルクルスさまの手前に置きながら)
くだものが、好きです。特に、リンゴ。林檎が、好きです。
昔、風邪をひいた際に、お父様がよく摩り下ろしてくださいました。
外側は赤色なのに、中は黄色。不思議な果実です。
くく、別に言い直す必要もあるまい。その様もまた、アマリリスの美点であろう。
む……?ああ、我とて街に居住権も住居も得ている。
ただ鍛錬するにはこちらの方が我としても都合がいいからな、七割三割で森で過ごす時間の方が多いだけだ。
人の喧騒が嫌いというわけではないが、子供の集団が群がってきたりなどが稀にあるのでな……。
(思い出したように疲れた息を吐いて、置かれたローストビーフに頭部を屈めるように鼻先を近づけながら)

ふむ……好きな味のなかでも、思い出の味、といったところか。
記憶もまた、大切なものだ。その好みも、思い出も、また大事なものであろうよ。
(アマリリスの声音の変化に赤い瞳を向けて、微かな心配を表すように尻尾が揺れる。)
リルクルスさまが、お話ししやすくて、つい…!
私ももう少し性格が砕けたら、普通の女の子みたいに友人などできるでしょうか

そうだったのですね。
鍛錬ですか、素敵です!リルクルスさまも、力が欲しい、というか、強くなりたいという思いがあるのですか?
ふふ、子供に囲まれてるリルクルスさまを想像しちゃいましたっ!
私も是非、その子供たちの集団に混ざってリルクルスさまを、困らせたいです、ふふっ
(サンドイッチをもぐもぐかじりつつ)

はい……そうですねっ!
過去は素敵な思い出のまま、大切にしたいと思います。父はお優しい方でした……
(尻尾の雰囲気をなんとなく察して)
……あっ!なんだか変な話しちゃいましたかね!しみじみしちゃいました!
だーいじょうぶですよ!リルクルスさま!お優しいのですね
くは…!ここに居るのが我ぐらいでよかったな。街で言っていれば、貴様の友人が拗ねるなり怒るなりする様子が目に浮かぶ。
自己の評価は正せ。我からすれば普通の定義なぞ知らん。だが、我の知るアマリリスが普通に劣るとも思わん。

無論だ。我は他の人型に比べれば弱肉強食の野生での生活の時間も多い。力のみが正しいなどとは言わぬが、力が無ければ何も退けられぬ。
くく…、その時はマセた小僧辺りをアマリリスにけしかけるか。
困らせようという悪戯心は構わないが、それに対する意趣返しもまた、覚悟することだな。

……ふん、我は別に何も言っておらん。
(顔を背けるとはぐはぐとローストビーフに齧り付いて。”…美味いな”と小さく一言)
ももももしかして、リルクルスさま!街での私を見かけた事が、あったり…!!?

普通ですか!このアマリリス、普通に見えますか!それは、嬉しいです!!
…ハッ!(冷静になり)
い、いえ!私は世界の救世を義務とする身!やはり人並みの幸せなど贅沢になります!

力が無ければ何も退けられない……そうですね、そうだと、思います!
悲しいことですが、力を征するには力なのですね……。
むつかしいです、力は欲しいですが他者を傷つけたいわけでは無い気持ちもあります。

ええ!?
子供は好きですが、……がっ、頑張ってさばいてみせますがその、
あわわ、やっぱり意地悪はしません……っ!

ふふ、そうでしたっけ。そういうことにしましょうか(リルクルスさまのお身体に触れようと)
美味しくて何よりです、よかった…
くく、さぁ……どうだろうな。だが、人の縁というのは本人が思っている以上に広がるものだ。
そして、人並みの幸せすら捨てた者が救う世など知らん。どれほどの信念を持とうが、我が今話しているのはただの一人の客人アマリリスだ。
嬉しいというのなら、嬉しいでよかろう。

所詮、力とは単純な物だ。どのような想いを抱き、どう振るうかの違いでしかない。
言葉だけで、優しさだけで。それで防げる暴力は多くはない。他者を傷つけぬようにするため必要なのも、また力だ。

ふん……、それ以外のなにがある。
(触れられれば、日光を十分に浴びた暖かな身体は銀に煌めくような柔らかな毛並みで手のひらを受け止めて)
だ……だって!
えっと、人が多いとつい心が解放的になる?といいますか、なんちゃって…?
そんな言い訳あれですね!はい、ご縁があればお話したいです…今もしてますが……

!!?(驚いて少しの間何も話さず)
……ふふ、リルクルスさま、辛口ですね。いえ、とても胸にきました。確かに、そうだと思います。
そう……ですね、客人。改めねば、私はヒトですね。

可能ならばこの力は、弱きものを救うためにありたいものです。
リルクルスさまは、生きるため、でしょうか。野生の世界は、人間たちのそれより過酷に思えます。

(毛並みを乱さぬように慎重に撫でながら)
なぜか、心が軽くなるような思いです。暫く…あなたのようなものに、いえ、ヒトにさえ触れていなかった事に気づきました。あたたかいですね……ほんとうに
くく、所詮はこの時代を生きているもの一人の考えだ。
生きた過去を否定するものでも、我の考えを押し付けるためのものでもない。
だが、為させばならない、という生き方よりも、それを為したいから生きた方が、よほど前向きだと思っただけだ。

ふ……。アマリリスがそう想ったのならば、その想いを忘れず励めばいい。
ふむ…。
(視線を前へ向けると、匂いに釣られたのか、親子らしき小動物が二匹、歩み寄ってきて。アマリリスのバスケットから果物を摘まんで出せば、親子でそれにかぶりついて)
我は生きている。この森に住まう者として。この世界に生きる者として。
生き残るために力が必要ならば、我はどこまでも強くなろう。
……とはいえ、権謀術数、罠に計略、狡猾な思想が飛び交う人間の世界に比べれば単純だ。
(森に住む親子を見守りながら、撫でられる心地のよさに尻尾をゆったりと振って)
参考になります。先程の言葉は、なんだかとても響きましたから。
そういえば、…あなたさまと最初出会ったとき、色々な方と話をしたいと思っていたのを思い出しました。
今思えば、色々な考え方に出会いたいという意味だったのやもしれません。

為したいから生きる、ですか。そう、ですね……改めるのは時間が要るかもしれません。でも、気づけたことで変化していくことは、できると思うので。
見ててください、アマリリスはこう、もうちょっと、自分を甘やかしてもいいかな、と!がんばって、みます!なのでこれもその一歩!(本来皮をむいて、切ってから食べていた林檎を、盛大に齧りつき)
えへへ、本当はもっと雑な女にございます!

わ、こんにちは。森の住人さんですかね?それともリルクルスさまのお知り合い…だったりして(親子が食べている姿を愛らしく見つめ)

はい!リルクルスさま、一緒に強くなっていければ、嬉しいです。
ふふ、野生の世界も大変ですが、人間の世界も相応に大変なものですね。

(撫でながら)あ、リルクルスさま!
宜しければ、私の願いをひとつ、叶えてはくださいませんか?
主に、リルクルスさまのお身体に、顔をぼふっとくっつけたい煩悩が、ありまして!
ふ…。そうか。そう思ったのならば好きにしろ。だが、時間が要るのは当然だ。心意気の有り様を見直すことも鍛練と変わらん。日々一歩一歩の積み重ねだ。
(雑な女という告白に、視線を向けながら楽しげに口の端を上げて)

そんなところだ…。あぁ、すまないが、勝手に果実を与えさせてもらった。
む…?ふ、そうだな。お互い、所詮はまだまだ鍛え続けねばならん若造だ。

……。…何を告げるかと思えば。
別にしたいのならばすればいい。…だが。
口元は拭け。
(改まってまで何を言うかとも思いながら、先ほど豪快にリンゴをかじったその口元を少し呆れたように見つめて)
はい!まだまだ、ここにも召喚されたばかりですし……ゆっくりやっていきます
続けていくってこと、大変ですよね。

ふふ、構いません!全部食べてくださってもいいくらいです!
ここには命があふれているといいますか。見ていて飽きない場所ですね

若造ですか…?リルクルスさまは、私よりずっと長くを生きているような貫禄が、ありますが…!

…そ!(はっと気づいて、口元をはんかちで拭い)そうですね!
では失礼して……………………(顔を埋めようとして)
(埋められず)
で、できない!!くうううう!!!
こんなもふもふであっても、仮にも殿方であろうお身体に顔埋めるだなんて……でき、ないぃぃ!!
続けるも立ち止まるも個人の意思だが、せいぜい焦らず、然して折れず続けてみせることだ。

自らが食べる分くらいはきちんと確保しておけ。
……あぁ。先代『獣の王』となった器も過ごした森だ。支配はなくとも、動物も植物も命の巡りは繰り返す。
くく、そうでもない。我が我と生きた時間は、あるいはアマリリスとそう変わらぬだろうよ。
(懐かしむように顔を上げて森を見渡し、貫禄を口にされれば笑うように声を漏らしてアマリリスを見下ろして)

ふむ、出来ない、か。だが生憎と、我は既に「叶えてください」という願いに承諾を口にした。
故に、……そうだな。せいぜい、無理やり履行させられたとでも思っておけ。
(意地の悪そうに口にすると、柔らかな大きな尻尾を器用に使って、後頭部に手を回して抱き寄せるように、尻尾でアマリリスを体へ抱き寄せようと)
はい!そうでした、自分のぶん、これくらいで!(サンドイッチをふたつほど自分のところに置き)

先代……リルクルスさまが、てっきるずっとここにいらっしゃるものだと思っておりました
ということは受け継いだ森なのですね。流石、獣の王といいますか…?
いえいえ、私と同じくらいの時間を生きても、リルクルスさまのほうが立派です。
私はまだ、なにも…いえ、ひとつ村を救ったようですが、今となっては影もなく…ああ、でもこれからこう、いろいろ頑張りたいな!と!
でもでもでも、リルクルスさまと同じくらいの年齢で嬉しいです!もっと親近感がわきました!
(ぽふ、とリルクルスさんのお身体に収まり、何度か目をぱちくりさせてから顔が赤くなり)
ふぁっ!! ……あたたかい……!!
なんだか落ち着きます(行き場のない手がうろうろしてから、リルクルスさんの身体を抱きしめようと)
まあ、我の出自に関しては少々面倒くさい。わざわざこうして聞かせるほどの類でも無いだろう。
聞きたくなるときがあれば、その時の機会にな。
くく……、そこで暗く終わるではない方が、やはり人として魅力的だ。ささやかな支えに過ぎないが、我もまた、アマリリスの頑張りを応援しよう。

ふ、そうか。我自身が体感することはそう無いが、森の動物も我が寝ている隙にベッドにしていることもある。アマリリスにも合うのなら、なによりだ。
(慌てふためかれ、離れられることも懸念したが、顔を赤くしながらも抱きしめる様に小さく笑うような声を漏らして)
ふふ、そうですね。気になっちゃいますが、また今度お聞きしましょうかね
その時をまた、楽しみにしております。次のお約束があるというのは、素敵なことです!
はい!過去は過去、そりゃあ引きずる日もありますが、今日は大丈夫のようです!

動物さんたちの気持ち、分からなくないです。ベッドにしたくなっちゃう気持ち

……と!(ふと起き上がり)
そろそろ私は行かねば。たくさんお話してくださって嬉しいです(ゴミさえ残さないように片付けをしながら)
急にきて、急に帰って恐縮です。でもでも、また絶対逢いに来ます、ね!(バスケットにすべて放り込んで頭を下げ、たたたと走っていった)

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