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ギルドスレッド

狼王の森

【雑談】陽の差す森

広間のように円形にぽっかりと拓いた森の一角。
青々とした木々の屋根から光が差し込む、明るく暖かい空間。

人里のような利便性は無いが、草木で出来た天然のクッションや腰かけられる切り株などはあるようだ。

(一般小動物もやってくることがあります。危害を加えるような行動はご遠慮願います。危害を加えるような行動でないのなら、存分に戯れて構いません。)

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……身動きが取れぬ。(地に伏せて休息を取っていれば一羽のうさぎが腹を枕にしており。まあよいかと、大きさ尻尾を揺らしながら、ゆるりと時間が経っていく)
……思っていたより、深いところに来ちゃった…。
(素材集めの最中、深い森に足を踏み入れてしまい独白は暗く落ちた。手に抱えた籠には綺麗な落ち葉や乾いた木の実の類が諸々)
………無事に、戻れると、……いいけど…。
……あ。
(開けた一角に声を上げ、空を見上げた。ほっとしたように胸元に手を当て、それから周囲をゆっくりと見渡し)

………、
…………?
(大きな獣の姿を目に留め、思わずの二度見)
むぅ……?
迷い子か。最近は減ったと思ったが……。
帰り道を探すのならばあちらへ進めば道になっているぞ。
(嗅ぎ慣れぬ匂いに小さく鼻を鳴らし、見渡す姿を視界に収め。二度見する瞳を目が合えば、相手の困惑を他所に語り掛けて前脚が獣道を差す)
………あっ、…良かった。
(人語を解する様子に瞬いたが、すぐに得心して安堵の声を零し)
子、という年でもないけど、……迷っていたのは本当。
……助かるわ、ありがとう。優しい狼さんでよかった…。
(示された方を見て何度か頷き、少し迷ったように視線を彷徨わせて。恐る恐る近くの切り株に腰掛けると抱えた籠を膝の上に置くと、一息の休憩と)
気にするな。騒ぐ様子でも無し、不要に恵みを漁ったわけでも無し、ならば敵対する理由も無いだけだ。
同時に人との交流を拒む理由も我には無い。せいぜい体は冷やさぬよう気を付けよ。薪をくべて火を灯す程度なら火の手が回らぬようにはしてある。
(焚火の跡と思しき小木の山もあり、切り株などもあって確かに人が利用した痕跡がちらほらと残る森の広場で、休憩する貴女に言葉を返しながら顔だけを向けて)
……ありがとう。お言葉に甘えて、少し暖まらせてもらおうかな…。
(聞いて再度立ち上がると焚火の跡へと向かい、不慣れな手つきながらも火を熾すとほっと息を吐いた。両手をかざして暖を取り)
……狼さんは、この森の主さん?
勝手にお邪魔してごめんなさい。…私は、カロン・カルセドニーというのだけど、……この籠に少しだけ、落ちているものを拾わせてもらったの。
葉っぱとか…枝とか……木の実とか…。
(少し暖を取ってから籠を手にして、歩み寄れば小さな籠の中身を見せるように傾けた。言葉の通りに石や葉や、木の実が入っており)
……これは、恵みに入る? …入るかな。…綺麗だもの。
リルクルス・フェルンベインだ。好きに呼ぶが良い。
主……とは少し違うな。古くより我の血筋がこの森に住み着きはしているが、人の法に則り所有しているわけでも、森の動物全ての頂点に君臨するわけでもない。
(せっかく暖を取り始めたというのにこちらに近寄る姿を見れば、ゆっくりと体を起こして籠の中身に視線をやると、ゆったりと焚火に近寄り)

すまないが良く見えなかった。こちらできちんと見せてもらおう。
(言いながら焚火の側で再び伏せるように体を地面に降ろして休めて)
そう、じゃあ、……フェルンベインさん…。
……ブルーブラッドの人が住まう森、…とも違いそう。…ここは静かで良いところね。
(焚火の側近くまで寄ってくれる様子を見ると目元を和らげ、改めて切株の上に腰を下ろし)

……小物、…装飾品を作りたかったの。
…普段は海のもので作っているんだけど、…森で拾えるものも織り交ぜたら、素敵だと思って…。
(揃えた自身の膝の上に並べる、小石に木の実、色づいた葉と。手に取る姿は少しだけ楽しげに)
然り。奥地に踏み入れば大型の獣も多く棲みついているが、人語を解す者はそう多くない。
奥へと行かぬならば、人にも過ごしやすい森であろうよ。

ふ……、かほどの、人ひとりの採る程度の恵みにいちいち怒るほど、この森は狭量ではない。
謝罪の言葉ではなく、恵みを与えてくれた森に感謝しておくのだな。
しかし、装飾品か。家に飾る類のものならば、どこかに飾るのもありかもしらんな。
(微かに変化する声音に耳をぴくりとさせて、どのようなものが出来上がるのだろうかと思いに更けて)
そう。……ここを通り過ぎていたら、迷って陸で溺れていたかも…。
……私にしては珍しく運がよかったみたい。

ええ、…感謝を込めて使わせてもらう。ありがとう。
ここにあるものなら、…薄い紙に落ち葉を貼り付けて、…枝で作った土台を覆って、……蝋燭を内側に立てる、ランプなんて素敵。
(言いながら籠に入っていた大きめの落ち葉を一枚手に取り、半分に折ってからくるくると手の内で巻いていく。拾ったばかりの柔らかい葉は簡単に曲がり、一枚丸めればまた一枚と重ねて)
枝を編み込んでリースを作るのも良いし、…ブーケも、綺麗。
(4枚ほど同じ動作を繰り返して、最後に赤い葉を被せると手持ちのリボンで根元をぎゅっと結んだ。落ち葉で作った模造の薔薇を、そっと一輪差し出して)
ほう、手慣れたものだな。我は物作りにはとんと縁が無い故、そういった器用さは中々どうして感心するものだ。
(作業を眺めていると、差し出された薔薇に少し驚いたように鼻をひくりとさせて。爪で摘まむように受け取れば笑うように口を歪めて)
このように作る造花は初めてみるが、中々良い物だな。海の素材と織り交ぜた作品も、完成したら見せてもらいたいものだ。
乾いてしまうから、そんなに長くは保たないけど……拾ったばかりの特権。
手先は、…そうね。器用な方だと思う……。
(受け取ってもらえれば安堵して目元を和らげ、続く言葉にも頷いて)
……私が作るもので良ければ、持ってくる。
その代わりでもないけど、…また拾いに来た時に休憩させてもらえると、助かるな。
我は今カロン・カルセドニーの作る物の話をしているのだ。問題など無い。
無論、好きにせよ。行楽の時期を過ぎれば余り人も訪れぬ森だ。休憩の場所には困るまいよ。
ええ、ありがとう…。
…それじゃあ、そろそろ。お邪魔しました……。
(膝の上に並べていた諸々を籠にしまい、立ち上がって頭を下げて。先ほど示された方に向かってのんびりと歩き出し)
出来上がりを楽しみにしていて。……またね、フェルンベインさん。
ああ、息災でな。気を付けて帰るがいい。カロン・カルセドニー。
(姿が見えなくなると、ゆっくりと体を起こして。巨体に見合わない軽やかな跳躍で姿を隠すように木々を飛び移ると、森を抜けて帰る後ろ姿をこっそりと見送って)
ふむ…
(木々を飛び移り、巨体に見合わない軽やかな動作で着地して、周囲を見渡し)

この時期はやはり、そう人も訪れぬな。小さきものも冬眠の時を静かに迎えている者も多い。
(言葉にわずかに寂しさを混ぜながら、街の喧騒と比べて時には静かなのも良いと日光に当たりながら草の天然ベッドに身を丸めて)
(がさがさ草木を揺らしながら、やってきた。ぽっかりと空いた場所にたどり着いた事に驚き)
幻想も、色々な場所があるのですね……って、ひゃっ!?
(フェルンベインさんの存在に気づき魔物かと思い、腰にすえた剣に手が触れるも、すぐに顔を横に振り。頭部のほうへ回り込んでから、覗き込む)

……狼?
む……?やれやれ、最近は道なき場所を進むものが多いな……。
(音にぴくりと耳を立て、微かな殺気を捉えるもすぐに薄れたので対して気にもせず。回り込んできたその姿を赤い瞳に収めて)

ふむ……見ない顔だな。かといって、森を荒らすような賊徒にも見えん。まあ…次からは道をよく探すのだな。
(くい、と顎でそれなりに整備された道らしい道の方を指して、微かに笑うように口の端を上げて)
わっ、喋っ………!あ!獣種さんでしたか!お休みの時にお騒がせして、申し訳ありません!!
アマリリスと申します、けして!不審者では!ありませんので……ご容赦を!

ご親切にありがとうございます!あっちですね(90度の角度で礼をしてから、道の方へ歩いていく)
………(すぐにUターンして戻ってきて)

あ、あのぅ……差し支え無ければ、これも何かのご縁かと、お話しませんか……?だ、ダメですか、ね?やっぱり、えひひ……
む……。
(挨拶を交わす間も無く背を向ける姿に呼び止めるもしのびなく見送るが、戻ってくる姿に首を傾げて)

ふぅ……どちらなのだ、アマリリスは。…リルクルス・フェルンベインだ。貴様が居残ったとして森に害を為すわけではない。好きにするといい。
そ、そりゃあ…道に迷ったのは私の非ですが、その、最近こちらの幻想にきたもので、ひどく誰かとご縁を結びたいと申しますか………あっあっでも、お休み中でしたもの、無理はしないでくださいね!
でも、少しばかり戯れて下さると嬉しいです、はい。リルクルス様ですね、では少しだけ森の仲間にして下さると光栄です
ほう、通りで街でも見た覚えがないわけだ。
別に我が保有し、治めている森というわけでもない。そう畏まるな。
無論、それが自然体なら無理に砕けることを勧めはせぬがな。
(顔をアマリリスの方へ向けたまま、伏せるように身体を丸めて。座ってはどうだと近くの切り株を顎で差して)
(気づいて、切り株の上に腰をかけ)
そうでしたか、てっきりこの森の主人様だと思っておりました。
………いえ!今もそう思っております!素敵ですから、雄々しい風貌に柔らかな毛並!
私は、天義より参りましたが、天義には貴方のような素敵な方はいらっしゃいませんでした。珍しくて覗き込んだ無礼を、お詫びいたします。

一応これが自然体になります。やはり少々堅いでしょうか。
改めて、アマリリスと申します。本当はジャンヌクロードロストレインと言いますが、天義騎士のコードのアマリリスで通しております。
くく、気にするな。それが慣れぬ態度であったのならば落ち着かぬだろうと思ったまでだ。

しかし、そう持て囃されるのも中々面映ゆいものがあるな。それに、ここは自然の中だ。街で家の中を見られる様はいざ知らず、遮蔽するものも無いのだ。見られて困るものでもない。
(微かに笑うように口の端を上げながら、大きな尻尾をゆらゆらと揺らして)

ふむ……、ジャンヌ・クロード・ロストレインか。生憎と天義の事は詳しくないが、それならば構わずアマリリスと呼べばよいのか?
これでもかなり、リラックスしておりまして……!
最初は食べられてしまうのでは無いかと、どきどきしてしまったのは、正直なところ、ありました。

ふふ、ご謙遜を!心からそう、思っておりますよ。
この開かれた場所は、リルクルス様が作られたのですか?落ち着けて、良いところだと思います。お恥ずかしくも、迷い込んで正解と申しますか……。

はい、略称では、マリーと呼ばれることもありました。
どうぞ、リルクルス様が呼びやすいものでお呼びください。
くは…!中々正直者らしい。まあ、森の浅いところに我のようなものが居れば仕方あるまい。
奥へ行けば本当に人ひとり程度食べようとする獣もいる。せいぜい迷いこまないことだな。

ああ。とはいえ、人の手も借りているが。その切り株や再利用も出来る焚き火跡などはその名残だ。
暖かくなり始めたとはいえ、まだ気温には気を付けることだな。
獣…!リルクルス様は、大丈夫なのですか?このアマリリス、退治くらい引受ますが…!
は、はい……次はちゃんと、リルクルス様に会いに来る目的を持ってたどり着きたいと思います。

私は、大丈夫です。神様が守ってくださってますから。
リルクルス様こそ!毛皮は大変暖かいでしょうが、絶対はありませんから。是非暖かくしてくださいね!
ところで、お昼寝でもなさっていらっしゃったのですか?
ふ…、心配いらん。向こうは餌が豊富だ。人も訪れるような浅い場所には顔も出さん。
たまにこちらまで迷い込む獣は間引かせてもらっているがな。

(自分に会いに来る目的などと物好きな言葉に言葉を詰まらせ)
我が火を起こすのは難しいが、それほど寒さが堪えれば洞窟も近くにある。我こそ心配は無用だ。
ああ、鍛錬を終えた後だったのでな。そのあとは、気ままに休むか、こうしてたまに訪れる者の相手をすることが多い。
お強いのですね!
嗚呼、お会いしてまだ間もないのですが不思議と、信頼がおける方のようで、とても安心します。

なんだかとても、サバイバルな生活をなさっているのですね。
それに、丁度、タイミングがよかったようで嬉しいです!
私以外にも迷い込んでしまう方がいらっしゃるのでしょうが、そう思うと、ここまで来れたのも必然のようにも思えます(くすくす笑い)
おだてるな。所詮は日々鍛練を積まねばならぬ未熟者に過ぎん。
鍛えるときは鍛え、休むときは休む。生きるという緩急を繰り返しているだけだ。

ふ、それを必然と思うのならばそうだろう。我としては迷って来られても奥へ迷い混まぬか多少不安になってしまうがな。
(笑う顔につられるように口の端をまた上げて)
ほ、本心ですよぅ……!す、すみません、人を褒めるのが趣味のようなそうでもないような。
続けるのは大変なことだと思いますから。み、見習いたいと思います…なんでも三日坊主になることが、多くて。

それは確かに、不安ですね……私も、道を違えていたら、どうなっていたことか。
リルクルス様が正しい道を、示してくださいますので、だいじょうぶだと思います。それこそ、ここへたどり着ければの話になっちゃうんですが…っ

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