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文化保存ギルド
やせ細った大地に村があった。
住んでいるのは皆鉄騎種、鋼の体を持つ人々。
彼らは弱さ故に開拓の名のもとに北へと放逐されし民。
家族親族体を寄せ合い、それでも生きていこうと荒野に田畑を広げる。
しかし北の大地はそれをせせら笑うように毎年山から冷たい乾きの風で恵みを奪う。
冬が来るたびに川の水は流れなくなった。
乾いた大地に、皆が生きるための恵みは残らない。
鉄騎種は掟を定める。
弱き者の中にさらに弱き者あるならば。
その身、雪水なくなり川枯れる前に、谷にその身を投げ込むべし、と。
毎年、篝火を焚いてその村は送り出した。
弱き者の中にある弱き者を。
昏い谷底へと。
谷底へと投げ捨てられた者たちは、生者を憎む。
憎みて呪い、己を亡者へ貶した彼らは、死の世界で安らかな眠りを求める。
長きに渡り、狭い世の住人は増え続け、そして己の鉄を供して自らのための社を建てる。
死人の谷の、機械の社。
それはただ安寧の眠りを求め、生者を拒む歪な願いの形なんだろう。
エイティエ谷霊廟
Temple of Atie Valley
住んでいるのは皆鉄騎種、鋼の体を持つ人々。
彼らは弱さ故に開拓の名のもとに北へと放逐されし民。
家族親族体を寄せ合い、それでも生きていこうと荒野に田畑を広げる。
しかし北の大地はそれをせせら笑うように毎年山から冷たい乾きの風で恵みを奪う。
冬が来るたびに川の水は流れなくなった。
乾いた大地に、皆が生きるための恵みは残らない。
鉄騎種は掟を定める。
弱き者の中にさらに弱き者あるならば。
その身、雪水なくなり川枯れる前に、谷にその身を投げ込むべし、と。
毎年、篝火を焚いてその村は送り出した。
弱き者の中にある弱き者を。
昏い谷底へと。
谷底へと投げ捨てられた者たちは、生者を憎む。
憎みて呪い、己を亡者へ貶した彼らは、死の世界で安らかな眠りを求める。
長きに渡り、狭い世の住人は増え続け、そして己の鉄を供して自らのための社を建てる。
死人の谷の、機械の社。
それはただ安寧の眠りを求め、生者を拒む歪な願いの形なんだろう。
エイティエ谷霊廟
Temple of Atie Valley
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で、ここはチャット代わりに使っていい場所よ。
普段の書庫以外でも話したいときとかに適当に使って頂戴。
それと、コレを見てる貴方?
『ギルド所属外の人でもおしゃべりは歓迎』よ。いつでも遊びに来て頂戴。
では、引き続きよしなに。