書庫は日光はあまり良くないから、ランプを使ってね。
それと、飲食はここでは禁止よ。本を汚さないようにね。
つまり、後は雑談をするだけの場所ということ。

幻想という『国』だからなんだよなぁ。
裏方とはいえ国を支えてきたアーベントロートの家長が記録を見せろといえば見せるだろう。
その結果何が起きるかは知らぬ存ぜぬ、最悪アーベントロートの肩を持つ。

まあ早い話が。あのクソ親父がただのバカなら真っ直ぐ突っ込んでくるだろうし、賢けりゃどんな手でも使ってくる。
証拠なんて最悪いらないんだからな、死んでから罪状なんていくらでもでっち上げることができるんだから。

それに、証拠を他ならぬ罪人が処分したってなりゃあな。言い訳なんか立たない。
秘密を作るのはいいが、自分のやってきたことを嘘にするなって事だ


…だから貴族は面倒なんだよな。自分がやるのも相手するのも(元貴族令嬢)


仲いいように見えるか、これ？(耳に自分の羽根詰め)