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文化保存ギルド
(馬車に運ばれてさわやかな味わいのエールが樽できた……)
此度の勝利はめでたく。偶には酒精に浸るのも悪くなかろうと。
ささやかではあるが、樽を。
(えっさえっさと無表情で降ろされていくエール樽であった)
此度の勝利はめでたく。偶には酒精に浸るのも悪くなかろうと。
ささやかではあるが、樽を。
(えっさえっさと無表情で降ろされていくエール樽であった)
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空の樽に腰掛けて、文化保存ギルドの屋上でイーリンがグラスを片手に笑った。
少しだけ秋の気配がする屋上では、大量のBBQコンロと酒、どこからか持ってきた軍用の牽引オーブンなど、この場で調理しながら飲み食いできるだけの量が揃っている。
オーブンではピザが焼かれているし、すでに肉は某ゴラ店から大量に仕入れている。ただし酒はちゃんと瓶に小分けにされている。樽で飲むんじゃないわよと散々参加した鉄騎種にイーリンが釘を差している。
「お祝いごとではー! みんなちゃんと分け合うことが大事! オッケー? だから樽で飲むんじゃないわよ。飲みたきゃ後でパフォーマンスで飲みなさい」
楽しげに笑う彼女はそのままグラスに一口つけて――
「おっと失礼。それではみんな、今回もありがとう。好きなだけ飲み食いして頂戴。乾杯!」