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文化保存ギルド
それはそうでしょうとも。かの戦であれだけ目立ったイーリン様です。戦後処理の他にも様々な厄介事が舞い込んだのは想像に難くございません。
ワタクシの元に届いた文を見ても…かの騎兵隊の方々一人一人にしたためた事でしょうからねえ
出不精で言えばワタクシも似たようなものとは思っておりましたが、いやはや。此処に来るのはどうにも慣れつつありますねえ。雰囲気がワタクシの占いの店と、何処か似ているからでしょうかね
(促されるままに席に腰掛ける)
ワタクシの元に届いた文を見ても…かの騎兵隊の方々一人一人にしたためた事でしょうからねえ
出不精で言えばワタクシも似たようなものとは思っておりましたが、いやはや。此処に来るのはどうにも慣れつつありますねえ。雰囲気がワタクシの占いの店と、何処か似ているからでしょうかね
(促されるままに席に腰掛ける)
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正確には、貴族がこの書庫という屋敷に来た際に執務を執り行うために用意された部屋。
それも今はイーリンの自室となっている。
といっても内装は殆どいじっておらず、書斎机と来客用のソファとローテーブル。本棚と唯一追加されただろうベッド。効率を重視する彼女にとって、ワンルームマンションのようになっているのだ。
彼女自身が掃除しているのではないというのは、勇者という肩書を思い起こせばある意味当然であるが。
だとすれば質素すぎる、そんな部屋だ。