PandoraPartyProject

ギルドスレッド

大衆酒場あけごろも

ディナータイム

オレンジ色の灯りがほのかに漏れる引き戸の、暖簾をくぐった先。
せいぜい三人が定員の狭いカウンターを隔てた向こうで、金髪のアルバイトがぼんやりと注文を待っている。
RPスレッド。店長の意向で、20歳未満の方はご入店いただけません。

◆夜間営業(19時~23時)
◆おしながき
 ・日本酒(によく似た米酒。種類がいくつかあります)
 ・ワイン(赤・白)
 ・梅酒
 ・林檎酒
 ・馬乳酒

 ・特製コロッケ
 ・からあげ
 ・ほっけ
 ・にんにくのホイル焼き
 ・ソーセージ盛り合わせ
 ・チーズ盛り合わせ
 ・もつ煮
 ・塩昆布キャベツ

※食事をご利用にならない場合でも、お気軽にお喋りしてくださるとアルバイトが喜びます

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(開店直後の時間帯は客も少ない。カウンターの奥、油の染みた暖簾の向こうでコトコトと鳴る音は店長が煮物を作る音だろうか。レグルスは所在なげにカウンターを布巾で拭いてみたりしながら、奥へと声をかけた)
店長、余は暇なのだが……客はいつ来るのだろうか?
(暖簾の奥からはあやすような言葉が返ってくる。味見でもするか?の一言に、ぱっと目を輝かせて暖簾に上半身を突っ込み、数拍ののちに口をもぐもぐやりながらまた出て来る。口を抑えて行儀よく飲み込んだ後、ふう、とため息を付いて)
うん、美味である……やはり店長の料理はいいな!
これでこの店が流行らない理由がわからんぞ!
暖簾か……風情だねえ。
(呟きながらくぐって)
どーも、もう店はやってるかね?
(キラキラした店員を見やって)
……いや、ひょっとして未だ賄いの食事中だったか?
ハッ……!
(思いがけないタイミングでの来店に、一瞬硬直したあとおしぼりで口元を拭う)
否!開店中である!着席を許すぞ、お客様!
(にこ!と笑って見せてから、汗をかいた水差しからグラスに茶を注ぐ。茶と一緒に氷が流れ落ちる音がカロカロと響いた。目の前のカウンター席にそれを置いて、ン、と手で促す。座れ、ということらしい)
……(口を拭うのを見ながら、不精髭を撫で声にならない位小さくフムと呟き)
そうか(口の端を少しだけ上げて笑う)
それは良かった。何せもう空腹で倒れるかと言う勢いだったものでね。
いやまったく。食事処と言うのは、必要としている時ほど不思議と見当たらない物だとは思わないか? 飲食店反比例の法則と名付けたい所だよ。
(少しお道化た口調で冗談を言いながら、グラスの配膳された席の前に歩み)
どうも。
(店員に少し丁寧に会釈をしてから席に着く)
なにっ!?それはよくない!空腹は辛いからな……わかるぞ……
(カウンターの向こうから新しいホカホカのおしぼりを出して相手の前に置き、それから隣の席のあたりにあったメニュー表を引っ張ってくる。続く相手の言葉には首を傾げ)
どうなのだろう?この世界に来てからだいたいここで働いているのでな、余は飲食店を探し歩いたことがないかもしれぬ……経験不足であるな……
(メニュー表の上を指先がつるりと滑る。品名をひとつひとつ指しながら)
おすすめはコロッケだが、空腹であるならばすぐに食べられるのはもつ煮だ。よい香りがするだろう?そろそろ煮込み終わるころであろうな。
えっとそれから、夜は定食はやっていないのだが、シロイゴハンをつけることも可能だ!
(ぺらぺらと一息にまくし立てたのち、メニューをずずいと相手の目の前に押し出す)
ま、最終的に決めるのはお客様である。とくりと悩むがよいぞ!
ほお。っと、どうも。
(空腹に理解を示す態度を見て、少しだけ驚いた様に目を開きつつおしぼりを受け取る。手を拭き、スムーズに顔も拭いてから畳んでカウンターに置いて)
ふむ。とすると、殆どここで賄い飯を食べていると言う事か。
ま、それが一番なのだろうが、偶には毛色の違う店で食べて見るのも良いとは思うがね。
(言いながら店員の指を目で追う)
もつ煮か……確かにそれは魅力的だな。白米と合わせれば更にか……
(押し出されたメニューを手に取り、ふうむと呟きながら眺め)
そう、だな……
先ずは塩昆布キャベツ。それからもつ煮とほっけ。米酒だな。
んー……
後、叶うならもう少し野菜を足したいのだが、キャベツ以外にはないだろうか?
うむ、見聞を広めることも王のつとめ。いずれ試してみることとしよう!
(素直に頷いてみせながら胸を叩く。えっへん。注文をコクコクと頷きながら聞き、問いに小さく瞬きをして)
野菜か!しばし待つがいい!店長ー!
(慌ただしく厨房の暖簾に上半身を突っ込んだ。声が大きいので会話は一人分だけ丸聞こえである。うん、野菜、キャベツ以外のやつ、用意できるか?うん、うん……ひょい、と暖簾から顔を出して客人の方を向き)
昼に出している定食の余りでよければ、野菜炒めが用意できるそうだ!あっ、
(もう一度暖簾のむこうに引っ込んで、すぐ出てくる)
あと、賄いの残りだが大根の味噌汁もあるぞ!どうする?
王か。王か……
(この世界に来てからと言う先のフレーズを聞き落とした訳ではなく、故に特に疑る事も無い。寧ろ納得した様に頷いて)
自分の職分に関わる事ながら、つくづく、旅人と言うのは多種多様だな……
(不精髭を摩りながらしみじみ呻いた)

……しかし勤勉だな。
(暖簾に突っ込み店員の視界に残った下半身を前に少し笑って感心した様に)
おお、そうか。
それは有難いな。野菜炒めは勿論だが、味噌汁もすまんが是非頼むよ。
……最近、野菜を取らないと脂物が入らなくなってきてねえ……
(ゆるゆると首を振って軽く溜息)
うむ、わかった!!
(もう一度暖簾の奥に上半身を突っ込んで、湯気を立てる茶碗を片手に戻ってくる。
コトリ、と相手の前に茶碗を置いて。中身は大根と油揚げ、そしてネギの味噌汁だ)
他のもすぐ持ってくるが、まずはこれを飲んでおけ。前菜のようなものだ!
……しかし、油が食べられないのはつらいな。も、もしかして病気かなにかかっ!?
おお、早いな。有難い。
味噌汁は〆にも良いが、最初の一品としても良い仕事をしてくれる……
(椀を手に持ち一口啜って軽く破顔)
……ああ、一心地付くな。

……え、いや(病気かと聞かれて一瞬キョトンとしてから、なんとも微妙な表情でコトリと椀を置き)………なんと言うか、だな………(言葉を探す様にムムムと呻いて)

……なんだ、その。君も年を食えば分かるよ。うん……
(絞り出すようにそれだけ言った)
(包丁が軽快にまな板を叩く音、食器が擦れる音が響いている。いわゆる「地球における日本国の個人経営居酒屋」を模した店舗は、しかしテレビや有線放送だけは用意できなかったようだ。店内BGMは喧しいアルバイトの声だけである)
む?(一緒にきょとんとした顔になって、こてりと首を傾げる)
……年齢、年齢か。それは……ああ、老化か!
なるほど、それならば病気ではないな!
(満面の笑顔で、合点がいったように手のひらを拳で打った。小さな声が暖簾の奥から聞こえて、ちょっとまってくれ、と言い残して小走りに厨房へと消える)
おまたせしたな!もつ煮とホッケ、塩昆布キャベツと野菜炒め!あとシロイゴハンでデラックス定食もどきだ!存分に舌鼓を打つが良いぞ!
(小鉢や皿をガチャガチャ言わせながら、盆を抱えて出てくる。ひとつひとつ品名を言いながら相手の前に置いていき)
(店内を見回し)
……しかし、まあ、独特の情緒がある店だな。
或いはオーナーも旅人なのだろうか……ま、風情が入り混じるのが混沌の醍醐味か。

(頷いて味噌汁の大根を一口……した所で老化と言われて再度停止)
…………
(取り敢えず咀嚼してゴクリと飲み込む)
……そう、だな。病気では無い。病気ではないとも……
だがその何だ? 俺は未だ38でな? 老いと言うほどには未だだな……
あー……
(言葉の中途で厨房に去られて見送り)

……おお、もう全部出来たのか。本当に早いな……有難う。
(並べられた料理を前に頷く)

ふむ……いや、まあ、寧ろ助かったも知れん……
(小さくボソリと呟いた。38ってもう充分年だよねとか言われたら致命傷だったかも知れない的な意味で。そして目に見えぬ旗がはためいている)
むふふ、仕込みがバッチリだったところに来てくれたからな。手間がかからなくて助かると店長も言っていた!
(カウンターの中に置かれたアルバイト用の椅子に腰掛け、足を組む。と言ってもカウンターに阻まれて見えないかもしれないが)
さんじゅーはちか……余がいま二十らしいので、だいたい……もうちょっとで倍だな!
(大先輩ではないか~!と笑う。屈託のない笑みである)
そういえばさっき、旅人に関わる仕事?をしていると言っていたが、きさまも旅人なのか?
識見のとおり、うちの店長も旅人であるが。
なるほどな。それは双方両得で良い事だ。
(言いながら先ず野菜炒めをつまみ、ゆっくり咀嚼してから飲み込む)
ん……良い仕事だ。
(言いながら今度は塩キャベツに伸ばした箸がピタリと止まる)
倍。
…………倍。そうか……倍か。ダイセンパイ……か………
(屈託のない笑みを前に真っ白に燃え尽きた顔)

い、いや、しかしまだ2歳足らないからな。2歳と言うのは結構馬鹿にならない違いだ何せ2歳違うからな大丈夫、大丈夫……(ブツブツとなんか支離滅裂な言い訳を自分に言い聞かせながらホッケを解すのに集中(現実逃避)している)

……ん?
(あんま器用で無いらしくいまいちうまく解せず分解してしまった骨と混ざりつつあるホッケの白身をチマチマ食べる手を止め顔を上げ)
ああ、いや、俺自身は旅人では無いよ。
人間種、カオスシードだ。イレギュラーズではあるが。

ただ仕事がね。これでも一応伝記作家でね。……主に旅人を題材にさせて貰っている。
うむー、2年は長いものなあ。余だってここにきてからまだそう時間がたっておらんし。外ではいろいろ動きもあるようだが……
(ウンウン、と頷きながら相手がホッケを解すのを見守るが、バラバラになっていくそれをあまり見つめても申し訳ないか……と視線をするりと滑らせて)

あ、そうなのか!それはすまなんだ。
ウチは店長が旅人だからか、異界ふうの食事を出すとちょっぴり評判でな。旅人のお客も多めだから、てっきりうっかりきさまもそうかと思ってしまった。
(あまり申し訳ないとは思っていなそうにハキハキと弁明をする。作家、という言葉に目を輝かせて)
作家!
それは書物を書くのだろうか?いいな、書物は好きだ。旅人が題材ということならば、それはさぞユニークな作品に仕上がっているのだろうな?
長いよな。な。うむ、長い長い……(仕切りに頷いてる)
……ぐぬ(一緒に口に放り込んだ骨を噛んで仕舞ったらしい)

異界風の食事か……確かに此処の料理は、ニホンと言う異界国風な気がするな。
と言うか店の風情も……か?
(出した骨を皿の隅に起きつつ周囲を見渡す)

ああ、勿論書物を書くとも。
好いてくれるのはとても嬉しいね。お得意様候補だ。

あー、ユニークさは保証できるな。まあ、それは俺の手柄では無く、題材にさせて貰った旅人の生い立ちが数奇だったり文化や生態が興味深かったりする御蔭だがね。
ふふ、(苦虫ならぬ骨を噛み潰してしまったような顔を見て、小さく笑いながらお茶を注ぎ足す)
ニホン……うん、多分そうだ。店長がそんな感じのことを言っていたような気がするぞ!
本当に異界に詳しいのだなあ、ええと……(名前を呼びあぐねて、相手を見)

きさまの本は本屋にも売っているのだろうか?もしそうだったら表紙くらい眺めたことがあるかも……
(自分の手柄ではない、という言葉に首を傾げて)
それでも、その数奇な旅人に目をつけて、文字を練り上げたのはきさまだろう?
それは立派な手柄だと思うのだがなあ。
助かる……(会釈しつつ足された茶をグイと飲む)
ふう。ああ、俺はJ・Dだ。Jとでも呼んでくれ。
ニホンはなあ、不思議なほど良く聞くんだ。それも全てが同じニホンではなく、違う世界の良く似た同名の国と言う形で。……よほど、混沌と相性が良いのかもしれないな。

ああ、何時も売れると言う事は無いが、幾つかは有り難い事に多少の人気が出て。割と書店に置いていたりはするな……ええと(少し記憶を漁る。何せ『自分名義で出した本』を言わねばならない物だから、その選出に少し思考が必要なのだ)
『太陽の子』とか、『進化の言葉』辺りがそれなりに有名かな。

(言葉に少し天井を仰ぎ)
……まあ、確かに。
0から考えるのはテンで駄目だが、元がある話を伝えるのは上手、と褒められた事はある。
向いては居るのだろう。おそらくは。
あぁよかった、今日はまだやってるわぁ。
(中から聞こえる喧騒に頬を緩め、暖簾をくぐり)
こんばんはぁ、一人なんだけど大丈夫かしらぁ?
ちょーっと小腹が空いちゃったから何かつまめるものと、あとお酒が欲しいんだけどぉ。
ジェイ。ジェイだな!覚えたぞ!
余はレグルス。よろしく、ジェイ!
(短いその名にそういうものかと頷いて、握手!とばかりに右手を差し出す)
ニホン、ひとつではないのか……!?
店長のニホンの他にもたくさんニホンがあるのだな。ふしぎだ……一回行ってみたいとは思ってたのだがなー、余計に行きたくなってきたではないかー!

(相手が挙げたタイトルを聞いて、少し考えるように中空に視線を彷徨わせる。ぱちりとまばたきを一つ。思い当たることがあったようだ)
あっ、それは本屋で見たことがある気がするぞ!
余、小説ばっかり読みがちだからそこ以外の棚はあんまりしっかり見ないし……つまり平積みしてあったということだから、けっこうかなり有名なのでは!?

すごいな、ジェイ!
きさまがいなかったら本屋に並ばなかった本が何冊もあるのだ。
そやつの言う通り、ほんとうに話を伝えるのが上手なのだろうなあ。まるで宝石を磨くようだ。
(カウンターの向こうからメモ帳を取り出し、鉛筆で大事そうに文字を記しつけながら。どうやら、相手が挙げた書物の名前を書き留めているようだ)
余もきっと読んでみよう。他の世界には詳しくないから、とても楽しみだ!
あーっ! 本当に来てくれたのだな!?
(聞き覚えのある声にぱっと表情を明るくして暖簾のほうを見やる。まだ空いているカウンター席を示して)
歓迎するぞ、まずは席につくことを許す!
(手書きのメニュー表を相手の前に出してから、冷えた茶を注いだグラスを渡す)
つまめるものか、それならおすすめのコロッケはどうだ?
サクサクのフワフワだし、そこそこ腹にも溜まる。店長が好きな『ニホンシュ』にも合うぞ!
ワインがいいならチーズをカリカリに焼いてやるが、どちらがいい?

>アーリア

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