キッチンに隣接する憩いの場
まだテーブルとイスしかないけど、紅茶を飲みながらのんびりまったり

(片付けをして)よーし、行ってきます！

（朝食を見て）リゲルか……
有難う。頂きます
（今度夜に用意しておいても大丈夫な朝食作ろうかな、と考えながら食べて）
ごちそうさま

子供たちが来るまでに掃除と洗濯、昼食作らないとな……
（洗濯物を水精霊たちに洗ってもらい、その間に家中の掃除を始めた）

（小麦粉、膨らし粉、卵、砂糖、ココアパウダー、無塩バターを用意して）
兄神様のように上手く作れると良いが……
（心配そうにしつつも、鼻歌歌いながらリンゴケーキの生地を作り始めた）

これでよし
（生地をオーブンに入れて、使った道具を洗って）
……マフラーの練習でもしておくか
（焼きあがるまでの間、マフラーを編み始めた）

ん、焼けたか
（取り出した生地を冷ます横でクリームを泡立てる）
（黙々と泡立てる）

（冷めた生地の上を薄く切り取って、残ったものを三等分に切る。それからクリーム、紅玉ジャムの順で塗り、生地を乗せてまたクリーム、紅玉ジャムを塗り、最後は切り取った面を下にして乗せ、同じようにクリーム、紅玉ジャムを塗る。四角い型で焼いたので、端を切って大皿に乗せ、ラップをして保冷できる、曰く冷蔵庫の中へ）
……ノーラも食べるか
（紅茶を淹れて、屋根裏に切れ端の乗ったお皿を持って行った）

（野菜をたっぷり敷いた鮭と鶏肉、二種類のホイル包みを作って、後は焼くだけの状態で冷蔵庫に入れると、ダイス状に切った根野菜とベーコンのスープを弱火で煮込んで）
後は焼くだけだな
（満足げに頷き）

ふぅ、ただいま……わっ？
（ドアを開けると、スープの良い香りが広がって）
美味しそうな香りだね。そういえば、今日の夕飯はホイル焼きっていってたよな。
これは…楽しみにしていいのかな？

お帰り
今から焼くから、少し待っておけ

ああ、ゆっくりで構わないぞ？
何か手伝えることは…と思ったが、ほぼ何もすることが無さそうだな。
（部屋に装備を置いて、リビングに戻り）……そういえば、ソファーでもあるといいのかな、この部屋は。今のままでは、広さを持て余している気がするよ。

（ホイル包みをフライパンで蒸し焼きにしながら）
リビングはテーブルと椅子しかないからな……
ソファーは良いかも知れないな

（そこまで殺風景だったのか…）
今度、家具とかいろいろ…見に行っていようか。
流石にもう少し、品揃えがあった方が便利になるだろうし。

そうだな
昼も寒くなる前に暖房もどうにかしないといけないな
（温めたスープとパン、ホイル焼きと水をテーブルに並べ立て）
出来た

そうだな。暖炉を用意するのがいいかな？
それとも、便利な魔法器具でも見つかるといいけれど。

お。有難う！この家に来てからの、初めてのポテトの手料理だな！
頂きます！（手を合わせて、頂いて）

…できたての料理は美味しいな。家庭の味とはまさにこの事だ。
また料理の腕が上がったな？（嬉しそうにパクついて）

そうだな。良い魔法道具が見つかれば良いな
暖炉は薪の用意が大変だ

頂きます
（食べながら）
貴族が食べるような料理は無理だな
そうか？
素材が良いお陰だ

だな。魔力供給でなんとかできるような、暖房設備があると良いのだけど。
薪を準備するくらいは、簡単だけどな？

いや…俺はポテトの作ってくれるような、家庭料理の方が好きだよ。
暖まるだろ？心も体も。（幸せそうに、料理を味わって）

今度色々探してみるか

それは良かった
聞いた話では、貴族は普段から数えきれないほどの料理をテーブルに並べているようだから、リゲルは舌肥えていそうなのにな

いや、それは一部の裕福すぎる貴族を除けば、特別なイベントを催す時だけだぞ？毎日ご馳走だなんて、勿体無いし落ち着かないよ。
それに一人の時なんて、知っての通り食べられれば十分だと、サンドイッチばかり食べてたろ。

そう考えたら、リゲルも今は色々作れるようになったな
（ご馳走様と手を合わせて）
まだクリームは馴染み切っていないが、デザートにリンゴのケーキ食べるか？

食べてくれる相手がいると、うまくなるものなんだよ。自分だけなら、上手くなる必要性を感じないからな。…美味しかった、ありがとう！ご馳走様！(手を合わせて)
りんごのケーキか、美味しそうだな。是非頂くよ！じゃ、俺は紅茶を淹れようか。良い茶葉が手に入ったんだ。

その気持ちは分かるな
私も一人の時は必要最低限しか作らなかったからな
なら紅茶はお願いしよう
（お湯を沸かして、冷蔵庫からケーキを取り出して二人分カットする）

最低限…（なんとなくポテトの部屋を思い出し）

ああ、じゃあお湯を借りるよ。
（ティーカップを温め、秋摘みダージリンをポットに用意し。良く蒸らしてからカップに注いで）

ちょっと早いオータムナルだけど。
この時期に採れるダージリンは、一年で一番甘くなるらしいんだ。
（カップをポテトの前に置いて）

？（小さく首傾げ）

良い匂いだな
（一口飲んで）
砂糖を入れなくても甘味を感じるな
美味しい

ああ、気に入って貰えたなら嬉しいよ！
ケーキも美味しいなあ、自然の甘さが良く出てる！
ケーキ作りに料理と、大変じゃなかったか？収穫の仕事にも、出ていたみたいだけど。

（気に入ったらしくこくこく）
良かった
兄神様に教えてもらったレシピなんだ

収穫は手伝いに来て貰っているから大丈夫だ
畑の水やりは水精霊がやってくれるし、様子は地精霊が教えてくれるから、大変だったのは今日運んでも良い分を運ぶのぐらいだったな
それも今日は手伝いがいたからすぐに終わったし、いつもより楽なぐらいだったぞ？

神様も料理ができるんだなあ。…ってあれ？神様もご飯を食べるんだっけ？

ははっ、賑やかな中で作業をしていたんだな。
お手伝いさんって？

……聖域の外に出た時に覚えてきたらしく、作るのは趣味だ……
後、そんな兄神様に育てられたからか、女神様も食べるのは好きだ

近くにある孤児院の子供たちだ
ちゃんと賃金は払っているし、売り物にならない野菜が貰えてお昼ご飯も出しているからか、皆真面目に働いてくれる

成程。食の楽しみを嗜めるのは、良い事だな。
美味しい物が世界に溢れているのだから、楽しめなければ勿体ない。

そうだったのか…仕事をしながら、子供たちとも交流が取れるんだな。
…ポテト、子供が好きそうだよな。

……そういえば、聖域に遊びに来る精霊たちは皆、食べ物を手土産にしていたな……
女神様が喜ぶから……

子供たちも農業を学べるな
……それなりに（こくり）
ただ……急に胸を揉まれた時は驚いた

女神さまへの手土産は、食べ物が喜ばれるんだな。
お会いできる機会があれば、参考にさせてもらうよ。
こんな混沌とした世の中だ、突然会える日が来るかもしれないからな。

ああ、農業体験としても、有益な時間になっていそうだ。
へ…へぇ。そうなのか。
突然大きくなったから、驚いたんじゃないかな…。

女神様が召喚されたらあの世界が滅びるから、それはやめてくれ
せめて兄神様のどちらかで頼む

それはあるかもしれないな
ゆったりめの服だから気付かれないと思っていたが、案外気付かれるものだな

うーん。そういうものなのか。
召喚しようと思ってできるものでもないし、出会える好機を待つしかないよ。
短いようで長い人生、お目にかかれる日も来るかもしれない。

そ、そうだな…。まぁ、今度街に出た時にでも色々用意するか。
いや、いっそ俺の方で用意してきてしまうかな…？（服装について考えて）

まぁ、姿ぐらいなら、古戦場の鏡で見られるかもしれないが……
だが、それより私がリゲルの家族に会う方が確実だな

？（サラシ巻けば良いかな。と考えている女性用下着などの知識に疎い精霊）

鏡から、姿を見る事ができるのか。接点を持とうと思えば、持てるんだな。
家族かあ。娘さんをくださいと、ご挨拶を？

……まぁ、任せておいてくれ。
っと、そろそろ片付けるかな。ご馳走様、有難うなっ！
（手を合わせて笑顔を返し、食器を洗い場へ）

いや、真実と嘘の鏡を使えばだから、本当に姿を見るだけだぞ？
……私がリゲルの家族にそう挨拶すれば良いのか……？

わ、分かった
じゃぁ、リゲルに任せる
お粗末様だ（洗い物持って行ってもらったので、テーブル拭き）

見るだけなのか―…。なら、古戦場ではなくて
このリビングに、等身大の鏡を設置するのはどうだろう？
有れば何かと便利そうでも有るし。

ポテトの場合は、くださいとはちょっと違ってくるかもしれない。
普通に挨拶すれば、良いと思うよ。それだけで母上は、人となりを見抜くだろうし。

（洗い物を済ませて）
よーし。今日はこんな所かな。

それは別に構わないぞ？

そうなのか
なら手土産ぐらいはちゃんと用意した方が良いな

お疲れ様

じゃ、姿見も一緒に、購入を検討しよう。

そうだなあ…どんな手土産を選択するのか、俺も気になるな。
まぁ、挨拶は当分先になってしまうかもしれないけれど。

ああ、じゃあ今日はそろそろ休むか。
今日は別々の部屋でも構わないか？

色々買うものは多そうだな……
充実しているのはキッチンだけか

え、普通に日持ちする焼き菓子が良いんじゃないのか？
違う国に居るんだろう？
なら仕方ないさ
私の方なんて、違う世界だしな

……分かった

衣食住に困らなければ、問題がないといえば無いんだけどな。

そうか…野菜を持っていく訳じゃなかったか。
そうだな、焼き菓子で良いと思うよ。
…天義はややこしい国だからな。タイミングが…。

じゃ、しっかり休むんだぞ。
お休み、ポテト（頬にキスをして、自分の部屋へと戻り）

天儀に行く機会に挨拶に行くか

っ！
お、お休み……（耳赤くして自分の部屋へ）

（顔を洗って目を覚ますと、昨日の残りのスープを温め、温野菜サラダとチーズ入りオムレツ、ウインナーを焼いて）
こんなものか
（弱火でお湯を沸かすと同時に部屋を暖め、沸くまでの間、庭の花に水やりに出た）

外は流石に冷えるな……
（紅茶を淹れてパンを焼いて）
頂きます
（自分の分を食べると、後片付けをして着替えて野菜の出荷に行った）

（テーブルの上に、綺麗に咲いている薔薇を入れた細長い空き瓶を置いた。少しだけリビングが華やかになった）
茨早速役に立ったな……

（ブランケットを羽織って、先日までと違う毛糸でマフラーを編み始めた。太い部分と細い部分が繰り返された毛糸で編まれたまだ短いマフラーは、ふわふわとしている）

……おはよう？
疲れが溜まっていたのか？
（リゲルの分も紅茶とケーキを用意し始めた）

というわけで、改めておはよう！

いやあ、魔術の練習を色々となっ。
準備を有難う、もうこんな時間になってしまったんだな。急いで頂こう。

あまり無理は良くないぞ？
（テーブルに三人分の紅茶とリンゴのケーキを置いた。ケーキはクリームが馴染んでしっとりしている）

実践までに、色々と試しておかなきゃいけないのさ。
ああ、有難うな。一日置いたら、味がしみ込んでより美味しくなってる気がするよ。
（嬉しそうに頂いて）