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ギルドスレッド

Blood's castle

【対談】応接間2

貴方がその階段を降りる時、願えばこの場所へと辿り着くことになるだろう。
椅子が二つに、机が一つ。飾られた調度品。
シンプルではあるが落ち着ける、そんな部屋。
階段を歩く貴方の思い描く通りに、この部屋は変化する。

光を嫌うなら、どこまでも暗く。
闇を嫌うなら、どこまでも明るく。

そんな風に。


**********

1:1の対談スレッドです。
前卓は使用中なので立てておきます。

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.....................喰らうなら、血ごと喰らって欲しいものだね。
(咥えられたところから伝わるソフィーの体温にポツリ、と)
………血抜きはするものでしょう?
ソフィーが血を怖がっているのは知ってるけどね...もっとも、その理由は聞けないけど。
でも血抜きされるならば、そんな無駄死に御免こうむるかな。
.......ソフィーは消えたいの?
(ふと、そんなことを考えた)
………? ……別に。どちらでも構わないとは思ってる。
(どこからか取り出した缶コーヒーを飲みつつ)
まぁ、そんなトコだろうね。前の世界でもそういうふうに生きてたの?
………どうだっただろう……あまり、覚えてない。
ってことは、そう思うようになったのはこっちに来てから、なのかね。
ああいや、ソフィーは今、何を望みに...あるいは支えに此処に居るのかなって。
いや別に必須というわけではないと思うよ?
でも「生きたい」という目的もないのによく存在できるなって。
だって、どっちでもいいなら止めてもよくない?
(少なくとも、自分ならそうする...と付け加えながらソフィーから離れて椅子に腰掛けつつ)
……それは一理あるのだけど。いなくなると、ニアが悲しむ。
で、あればいいじゃない。ニアを悲しませたくないから生きる、で。
……あの子が生きている間くらいは、そうするつもりだけれど。
でしょう?なのに死に急ぐ...とまでは言わないけど、
場合によってはソレすらもできなくなるかもしれなかったワケでしょう?
(また一口すすり)
......まぁ彼女の存在よりも、
自分のポリシーを優先するくらい強いエゴイストならこの理論は崩れるけど。
……大人しく寝て休めば、死にはしないもの。あの子が生きている間くらいは生きていられる。
.......死にはしない、と生きる、では大きな差があるのだけれどね....
...万一、ニアが居なくなったらソフィーはどうなるのさ。

まさかと思うけど、関わった人全部切り捨てて消えるのかい?
………それは悪いこと? 自身の生死を自分で決めることは、何も悪くないと思うのだけど。
で、あれば新たに人に関わるべきではなかった。
街角に出るべきではなかった。
天空庭園で死ぬべきであった。
その行為はソフィーに関わった人すべてを「無駄」と切り捨てる行為に等しい。
(一息に言い切る。言葉の端には怒気が垣間見え...)
その選択肢を取るのであれば、
何故、この世界に訪れた時点で終わらせなかったの?
何故、彼女の想い人となった?
何故、彼の娘となった?
何故、彼女の眷属となった?
すべて気まぐれとでも言うつもりか?
……生きても死んでもどちらでもよかったけど、生き延びさせられたのだからどうしようもない。
………無駄かどうかは知らないけれど、それはあなたの理論。
私が他者をどう思おうと、それをあなたに咎められる理由はない。

………それに、何か勘違いをしているようだけど……私に「死ぬ」という概念はない。魔力を内包して生み出されて、それが切れたら霧散するだけ。
違うな。
仮に生き延びさせられたのだとしても、その後すべてを放棄して歩きもせずどこにも現れないという選択肢も取れたはずだ。
人前に現れなければ、何れ来たであろうあの魔力枯渇で誰の手も借りずに消えられたはずだろう。
ソレをしなかったのは、無意識下レベルであってもどこかの片隅にまだ願いがあったんじゃないのか?

あと、思いに関して通常咎める理由はなくても、
ワタシが言ったとおりの思いを抱いているならばそれは「侮辱」だ。
価値のない、路傍の石に等しいなどと言われて咎める理由がないとでも?
自分ははともかく、ソフィーを思った彼等をその様に扱われては黙ってなどいられるものかよ。

霧散だろうが消滅だろうが、この世から居なく成ることが死以外のなんだというのだ。
(苛立ちと、怒りが入り混じっているのが隠せていない。少なくとも彼は激しい感情に曝されている)
彼女たちは友人だけれど、それが私の生死と何の関係があるの?
……元々、いつ死んでもおかしくの無い仕事をしているのでしょう?


………短命な者にとっては、そう思うのも無理はないかもしれないけど…そこは価値観の違い。
(あくまで淡々と回答を返す。どちらも間違っているわけではないのだけれど)
聞くが、ソフィーは彼女たちが居なくなったとして、感じるものは一切ないと。
言い切れるか?

それと勘違いするな、死が前提の仕事をギルドが斡旋しているわけないだろう。
確かに危険度の高い仕事はあるが、万一を避けるためにユリーカ達も必死で情報をかき集めている。死んでもおかしくない仕事ではない。

...それは、ソフィーの同族が、ソフィーと同じ価値観を持っていると言うことか?
………それでも、可能性はあるでしょう?
……それは起こってみないと分からないこと。けれど…少なくとも、別れるのには慣れてる。

……私の世界では、ね。
慣れている。慣れてしまうだけの別れを経験したのだな。
...だけど、後悔は?願いは?本当に何も無かったのか?「最初」の別れのときから、何も?

「吸血鬼」の言葉でもなく、「社会」の言葉でも無く、
「Solum Fee Memoria」の言葉を聞かせてくれ。
本当になんの後悔も無く、傍流の果に消えたいと考えているの?
前の世界から、ずっと?
(願いは?
後悔は?
消えたいのか?
そんな数々の問いかけを表情一つ変えずに聞いて)

………?
(そのうえで返した反応は、
ただくてり、と首を傾げる。
それだけだった。
意味が分からないとでもいうように。
何も映さない瞳で)
............
(...本当に、何も感じなかったのか。
彼女はそれだけ薄情な人で、自分の見る目が無かったということか。
...その瞳は空虚で...)

.....違う。
(違う、断じて違う。
私があの時見た瞳は、心惹かれた瞳は―
―この瞳ではない)
ッ!......やはりそうだ。
キミは分からなかった訳ではない、感じなかった訳ではない。
「上書き」されたのだな?その思いすら潰されるような出来事に!違うか!?
(思わず手を伸ばし頬を掴んで視線を固定しようと)
…………声が大きい。(冷静な声音でぽつりと。話せはするらしい)
(目線を合わせて外さない様に)
以前、ワタシはその事に関して予想したことがあった。答えは貰えなかったけど。
...あったんだろう?とても、とても辛いことが。
………どうかな。あまり覚えてない。
(もしかしたら「覚えていない」は「話したくない」と同じ意味なのかもしれない)
......ソフィー......ワタシはキミが好きだ。
好きな人が...こう、抱えているものがあるなら支えてあげたいし、
願わくば、受け皿になりたい。
...だから、お願い。
…………私には、ニアがいる。だから、あなたの「その思い」には、答えられない。
好きの全てが恋愛感情というわけではないよ。
親が子に抱く様に、喧嘩ばかりの兄弟が隠した感情の様に。
皆と同じようにワタシもソフィーが好きなのさ。
…………(よく分からないのか、パタリ、と尻尾を揺らして)
....ソフィーが消えるまでは一緒にいたいかなって。
(回り道な言葉は使わず、シンプルな願いを伝えてみる)
…………そのくらいなら、構わないけれど…。
............(ふぅ、と。ため息を付きながら椅子に掛ける。浮かぶのは深い落胆と疲労)
.....ねぇ、ソフィー。一つだけ聞いても良いかな?
.......あー.......
(口を開くけど音は出ない。問いが喉で引っかかって出てこない)
......ごめん、やっぱりなんでもない。
(結局そういう返答になった)
………‥そう。(気になりはするけれど‥‥)
(普段どおりの薄笑みを浮かべた表情に戻る)
...あ、そう言えば賭けの報酬なんだけど...しばらく後でもいい?
(あんな話をした後だからだろうか、仮面でも付けている様に見えるかもしれない)
………それは、あなたの自由。私は構わない。
(それを決めるのは、
私ではなく、彼だ。
勝ったのはどのような内容にせよ彼なのだし、
私が口を出すことはできない)
では、また後に手札として切らせてもらおう。
......さて、だいぶ長居をしてしまったかな...(よっこらせと椅子から立ち上がる)
まぁ、用事もあらかた終わったし。
用もなく居座られるのもあまりいい気はしないでしょう?
(こうして見ると身長差がある。30cm位)
………居る分には構わないけど。(不条理に満ちている、という視線)

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