PandoraPartyProject

ギルドスレッド

くるみ亭

【1:1】秘密のお茶会

お昼を少し逃したかな?と言う午後1時頃。

普段はまだまだお昼を求めるお客で賑わう時間ですが、
本日の店内はもぬけの殻。

何故かと言うと定休日、
くるみ亭のドアには『CLOSED』の看板がぶら下がっています。

そんな無人のお店を覗き込む不審者(?)さんが一人。
そんな不審者さんに声掛けすべく、近づく者もまた一人。


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お招きした方:
パーシャ・トラフキン

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こんにちはー。

(青髪の少女が、見慣れた看板を横目に控えめに声をかけて、扉のノブに手をかけた矢先。目に飛び込むのはCLOSEの文字)

……ってあれ?
まさか、お休み?
わー、しまったあ。全然考えてなかったよ……。

うーん……まあ、お母さんもお父さんも出掛けてるし、お昼食べ損ねるのは私だけで良かったかな……。

……ほんとに、誰も居ないのかな?
(扉から視線を外し、一歩二歩と歩を進めて、窓から店内を覗き込んでいる……)
(その時丁度、通りすがる狼娘。いつも働く店をちらり見やれば、
店を覗き込む不審な影を見咎めしかめ面。すわ盗人か、
お巡りさんこの人です…とばかりに声をあげようとして、ふと気が付くのだ)

どろぼ…じゃないですね。
なんだあの子じゃねーですか、何やってるんですかね?全く…

(しょーがないな、とぽつり呟き近寄って行き
なるべく音が立たない様に背後に忍び寄り、その無防備な背中をバーンって叩く)

ちーすお客さん、今日はパン屋さんはお休みでしてよー?
きゃっ!

(小気味よい音とともに背中がはたかれ、びくりと肩が跳ねる。
目じりに涙を浮かべつつ、後ろを振り向くと。見慣れた友人の少女がやっほーとばかりに手を挙げる。
──出会いとしては、大変ありきたりなもの。最初はただの客と店員という関係だった。しかし互いに暇なとき、同い年の少女ふたり居れば、会話に花が咲くのも当然。気が付けば、気の置けない友人関係となっていた。)

いっ……たー!! 何なのー!
って。ミミちゃん!
もーーー! ひどいよ! 痛かったから!!

(少しだけ、目の前の少女について記憶を思い返し。ぷんぷん怒りつつも、ミミの言葉に「あー」と頬を掻いた)

やっぱり……?
定休日の事、すっかり忘れてたんだよね……
お昼食べ損ねちゃった。えへ。
(恥ずかし気に、ゆるく垂らしたおさげの髪をいじいじとしながら、視線を外した)
ふっふ。悪戯成功ってトコですかね?
とは言え痛かったなら謝っとくです、そーりーそーりー。

(まるきり謝る気を感じさせない謝罪を口にしつつ、パーシャの話に耳をひくつかせ。
なるほどね、と呟くなりポケットをおもむろに漁り。取り出すのは、鍵の束。
それが目の前にある店、「くるみ亭」の鍵束一式なのは明らかだ)

じゃー、仕方ねーですね。ドジっ子ちゃんの為に、ミミがなんか用意してあげますか。
古…保ちのいいパンに、塩抜き前の干し肉に、しなびかけの野菜…
まーそれ位は残ってた気がしますし。サンド位は作ったげますよ、ミミのついでに。

(ついでに焼き菓子がいくらか、ありましたかね?)

(なんて期待させる様な言葉はわざわざ言わずに噛み殺し。
そんな訳で、臨時オープンでーす…と呟きながら目の前の扉を解錠。扉を開けて、
棚の隙間に机も椅子も押し込まれた、狭苦しい店内を慣れた風に進んで行く)

それじゃーいらっしゃいませー、と。
いつもの窓際じゃなくて、休憩室でイイです?
もー、ほんとねー、ミミちゃんはギャップすごいよねほんと!
まあ、嫌いじゃないんだけどさ……。
(うー、と背中をさすりつつ、思い返す。客と店員だったときはいくらか距離感のある接し方だったものの、現在はわりと容赦はない。パーシャにとって、特別な関係のようでむしろ好ましくはあるのだが……)

えっ、いいの? やった!
ミミちゃんすき!

(手のひら返し。友よ~なんて言いながら、ミミの後について店内へと入る。しいんとした店内に二人の靴音が響く。いつもと違う雰囲気に、パーシャはくるりと店内を見回した。
香ばしいにおいが店内いっぱいに広がる自慢のパンを所せましと並べるスペースは、いまはがらんとしている。いつもは大きな体の店長さんが奥にいて、ミミちゃんがいて。馴染みのお客さんがいて──。
『こういうの、何て言うんだったっけ。ノスタルジー? はちょっと違うか……』
内心、どこか不思議な気持ちを覚えつつも、少女の質問に、はっとした顔で)

えっ。あ、うん!
全然大丈夫!

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