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月夜二吼エル
ネモフィラの花、とても好きなんです。ボクも、あんな風になれたなら。
(ふわり。近くを通ったのは、蝶だっただろうか?
きらきらと崩れ落ちるソレから聞こえたのは、うれしい、のことば。)
ご紹介に預かりました。
新人三人目、アイラと申します。
つ、次こそは転びません………!
どうぞ、よろしくお願いいたします………!
(小さな手で両手で拳をつくって、固く決意した様子で)
(ふわり。近くを通ったのは、蝶だっただろうか?
きらきらと崩れ落ちるソレから聞こえたのは、うれしい、のことば。)
ご紹介に預かりました。
新人三人目、アイラと申します。
つ、次こそは転びません………!
どうぞ、よろしくお願いいたします………!
(小さな手で両手で拳をつくって、固く決意した様子で)
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花言葉は「どこでも成功」「可憐」「あなたを許す」。
ま、この中でお前に一番似合うのは「可憐」だと思うぜ?
(黒の手袋を嵌めたまま、徐に懐から取り出すのは…可憐なネモフィラの花がモチーフとなった銀の懐中時計だ。懐中時計の文字盤を愛おしそうに撫でた吸血鬼は客人ーー否、新たな廃墟の住人を招き入れる。
艶やかな鴉の濡羽色の髪に、美しい氷蒼のダイクロイックアイ。触れれば消えてしまう雪の様に儚げな彼女を彩るは瑠璃唐草。)
えー、有難い事に新人サン3人目だ。名前はアイラ。
初めましてが大半かなと。ロレトレですれ違った位でな?ロレトレ…アレは何百人も居るからな、うん。
身体は人だーーんなモンは関係ねぇ。肝心なのは中身と言うだろう?
(愉快だと言わんばかりにくつくつと喉を鳴らし。牙を見せる様に口角を吊り上げて。)
ようこそ、化け物達の巣窟へ。楽しむのも恐れ戦くもお前次第だ。屋敷の主として歓迎しよう。
此れから宜しく頼むぜ?