PandoraPartyProject

ギルドスレッド

路地裏カプリチオ

【RP】ルル家の私室【1:1】

ルル家の私室。
窓際にサボテンが置いてあったり、その隣でトカゲ(シャルルマーニュ)が昼寝していたりする。
部屋は思いの外整頓されており、品質は並程度のベッド、机、椅子が設置してある。
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夢見ルル家との1:1RPスレッドです。
ルル家以外の誰かがいる場合はご遠慮下さい。
誰もいない場合は出入り自由です。

いきなり私室に現れるのはおかしいので、玄関から尋ね、ルル家に通された事にしてもいいですし、いきなり問答無用で私室に押しかけても構いません。
ご自由にしてください。

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……こんにちは、こんにちは。ルルさん、おられますか…?(玄関から、呼びかけてみる)
(ややあってバタバタという音と共に顔を出す)
おや、ヴィオちゃん!こんにちは!
早速顔を出してくれるとは思ってもいませんでした!
どうぞどうぞ、上がっていって下さい!
(と言い家に招く)
……(早速、という言葉に少しだけ面食らった顔になる。自分も思っていた以上に早く訪れてしまったんだな…という照れが来たようだ)

…ええっと、では、お邪魔しますね。
……今まで、勝手に侵入するか、潜入工作くらいでしか、他人の家に入った事がありません。
ましてや、招かれるなど…初めてですので。失礼がありましたら申し訳ありません。

(招かれるまま、家の中に入ってゆく)
そうなんですか!拙者も結構奇異な人生を送ってきた方だと自負しておりますが、ヴィオちゃんもかなりのものですね!
(私室に案内しながら)
あ、ここ拙者の部屋です!
ちょっとお茶とお菓子持ってくるので好きに寛いでいて下さい!
ルルさんも……ですか。
あ、はい、では失礼を……

(招かれるまま私室に入ってゆく。寛いで、と言われるものの勝手がわからず、椅子にちょこんと座った)
(しばらくしてお茶とお菓子を持って戻ってくる)
おまたせしました!
はい、どうぞ!普通の麦茶ですが!
(ヴィオちゃんにお茶を渡し、自分はベッドに腰掛ける)
ええ…ありがとうございます

(麦茶を受け取ると、一口それを頂いた。何の変哲もなくとも、なんだか懐かしい味がして、ほんの少し気持ちが和らいだ)

……(少し余裕ができたのか、部屋を見回してみた。思いの外整頓されている部屋で、少し意外そうにしている)

ルルさんは…普段ここで過ごされているのですよね。普段は、どんな事をされているのでしょうか。
(自分のお茶を飲んで)
こう暑いと冷たいお茶がご馳走ですねえ。

ん~、普段はあまり私室では過ごしていませんね!寝るだけでしょうか。
だいたい店で働いているか、イレギュラーズの仕事をしているか…。
あとは友達と遊びに出たり、甘味処を巡ったりって感じです!
あ、本読む時とかはここですね!

ヴィオちゃんは普段から占い屋さんしてるんですか?
そうなのですね…仕事熱心なようで何よりです。
イレギュラーズとしてだけでなくお店でも働いているとは東奔西走でございますね…。

ともあれ、友人と普段より遊びに出ておられるなら、そう働いてばかり、という訳でもないようで…(お茶をもう一口、頂きながら)

ワタクシですか?ええ、イレギュラーズの仕事をしていない間は専ら、例の棲家で占いを営んでおります。
…まぁ、あの店は利益度外視の、完全な趣味からきた仕事ではございますがね。
店の方は気分次第でお休みにしたりするので気楽なものですよ!
実益と趣味を兼ねていますが、ほぼ趣味ですから!

ほうほう。ヴィオちゃんは余りお友達と出かけたりはしないのでしょうか?
なるほど……そのあたりはワタクシの店と、似たようなものなのですね。


(ルルの疑問に対して、少し麦茶に視線を落として)

……こう言うと、笑われるかもしれませんが。
『混沌』に来て、友達と呼べる間柄に初めてなれたのは……

あなたが初めてなのですよ、ルルさん
笑いはしませんが、意外でした!
ヴィオちゃんモテそうなのに!
んー、でも最初の友達ですか!
なんだか嬉しいというか、自慢しちゃいそうになりますね!
じ、自慢できるようなものでは…ワタクシは別に…(少しだけ照れて小さくなり)

意外なもの…でしょうか。
そうですね…見てくれは良い方だと自負はしております。
ただ同時に、どうしようもなく…性格に難がございますゆえ…。
そうですか?
拙者はそう感じた事はありませんが…。
あ、でもあの占いの時の雰囲気でイヒヒみたいな感じで笑うのはちょっと怖い人は怖いかも知れませんね!
イヒヒて……まぁ、ニュアンスは概ね間違い有りませんね。

…性格に難がある、と。…今目の前にいる友人の前で言うべき事でもないかもしれませんが…
…ワタクシのそれは、少々根深いものなのです。

…少しだけ、聞いて頂いても良いですか?
(少しだけ居住まいを直し)
えぇ、もちろん。それをヴィオちゃんが望むのであれば。
ありがとうございますね。

…結論から申し上げてしまえば、ワタクシは…
他者の不幸に愉悦を感じてしまう性分なのです。

特に、人が自ら行った所業、行動の応報に末に、地獄へと堕ちてゆくような…
…そういった顛末が、例えようもなく好きなのです。

他人の不幸は、ワタクシにとっての蜜。
…ワタクシは、そんな人でなしなのでございますよ。

(語る言葉に、いつものように飄々とした笑いや、嘘を騙るようなわざとらしさはなく。どこか寂しそうに目を細めながら、自嘲気味に語った)
(目を瞑り、しばし思考に浸る。ややって目を開け)
お話は理解しました。

ヴィオちゃんがそうやって胸襟を開けお話下さったのです。
拙者も誠意を持って対するが礼儀でしょう。

確かに、それは悪しき性だと言えると思います。
人でなしと言えば、それはそうなのかも知れません。

しかし、ヴィオちゃんはそんな自分を恥じているようお見受け致しました。
確かにその性は悪しきものであると言えましょうが、だからと言ってヴィオちゃんが根からの悪しき者だとは思いませぬ。
それに大なり小なり、人はそういう気持ちを持っております。
それが偶然、生まれついて人よりも大きかったという一事を持って人でなし、と語るは自嘲に過ぎるかと。

気にするなとも言えませんし、そんな事はない、とも言えません。
ですが、少なくとも拙者に限って言えば、それを持ってヴィオちゃんを見下げ果てた…みたいになることはありませんよ。
……(驚き、しばし固まり。……ほどなくして、口を開く)

…そう、考えて頂けるのですね、ルルさん…あなたは……
ワタクシの性を知った上で…なお、あなたは…そう言って下さるのですね。

…そう、ですね。……仰るように…恥じているのでしょう。
このように感じ、不幸にこそ歓びを見出している自分に…。
…自らの性に抗えぬと知りながら、せめて善人の不幸は見たくないと思う偽善に…。


否定されるものとばかり思っていて…今まで秘しておりましたが。
…あなたは、悪しきものと思いつつも、そのように…受け入れて下さるのですね。
人は大なり小なりそういう悪性を秘めているものです。
ヴィオちゃんが特別悪人という訳でもないと思います。

それに拙者とて悪人がひどい目にあえば様を見ろという気持ちはありますし、似たようなものかと思いますよ。
拙者に至ってはそれを恥じてすらいません。
抗えぬと言いながら、ヴィオちゃんはその悪性に溺れぬように抗っておられるように見受けられます。
それは拙者にとっては眩しいと思えるぐらい、美しい事だと思います。

(顔をぶんぶんと振り)
んーーー!話が長い!
ヴィオちゃんが本気で悩んでいるのにこんな事を言うのは何ですが!
つまるところ!それは拙者にとっては大した問題ではないのですよ!
なので!大丈夫です!
美しい……など……
…そうまで、言って下さるんですね、あなたは……



……ふ、ふふ、あははっ……あはは……っ!
ごめんなさい、話が長くなっちゃって。
なんだか、毒気を抜かれた気分です。結局は私の独り相撲だったんですね。
悩みというのは得てしてそういうものであることが少なくないですからね!
まぁまぁ、お菓子でもつまんで下さい!
折角遊びにきて下さったのに真面目な話だけというのもなんですから!
これでもお菓子作りには自信があるのですよ!
ええ、ええ…そうします。せっかくですから、いただきますね…
…と、なんと。このお菓子はルルさんのお手製なのですか。そういえば喫茶店をされている、とも……凄いですね。
こちらに来る前は料理もお菓子作りもやったことありませんでしたけどね!
色んな人に教えて頂き、今では結構な腕前ですよ!

そういえば今日はヴィオちゃんはどうしてこちらに?
いえ、全然遊びに来ただけでも良いのですけどね!
以前言っておりましたものね。ルルさんの居た場所では料理人が手ずから作る文化すら珍しいと…
それでここまでの出来ならば称賛ものでしょう。以前仰っていた竜胆様という方の教えの賜物でもあるのでしょうね…


…ああ、そうでした。つい、話し込んで。…その上、ワタクシの身の上まで聞いて貰って、感動している場合ではございませんでしたね。

(懐から小包を取り出すと、少し遠慮がちに差し出す)
………わざわざ家に押しかけて祝うというのも、作法になければ申し訳ないのですが。

……お誕生日、おめでとうございます。ルルさん
(ぽかーんとしながら包を受け取り)
…………あぁ!そういえば拙者今日誕生日でした!
すっかり忘れていました!

わー!態々お祝いに来て頂いたのですね!
これは嬉しいです!わわ、嬉しいですねえ!
…え、ええ。友人とは相手の誕生日を祝うもの、という知識はございましたから…
(そんなに喜んで貰えるとは思わず、照れが嵩み)
わー!これ開けてみても良いですか!?
…ええ、どうぞ。
目の前で開けられるというのは…その、初めての経験ですので、お手柔らかに…
(フードを深く被って顔を少し隠しながら)
わー、なんでしょうかー。
(がさがさと丁寧に包を開ける)
(中から出てきたのは、菫色の布を織り合わせて作られたお守り。綺麗に整えられているが、手作りだという事はわかる)
おー!これは…お守りでしょうか?
これ、ヴィオちゃんが作ってくれたんですか?
…曰く、ある方から頂いたアドバイスによれば…誕生日プレゼントには価値でなく、気持ちを込めろ、と言われまして…ワタクシの出来る事と言えば、似非た占い、機運を読む事程度でございますので…。
…まじないを込めながら、作らせて頂きました。

…『混沌』は平等です、我々旅人は時折、元の世界では考えもつかなかった危険に苛まれる事となるでしょう。
…そのお守りが、少しでも。ルルさんの身から不幸を遠ざけて下さる事を願って……。

…その、つまらぬものですが。
いやいや!ありがとうございます!とっても嬉しいですよ!
いやー、まだ友人になったばかりの拙者をそこまで思ってくださるなんて、やっぱりヴィオちゃんはとってもいい人ですよ!
大好きです!
(喜びを全面に押し出しながら抱きついてくる)
……っ!? ち、ちょ…っと……(突然の事にとても驚き、そのまま抱きつかれる)

……そ、の…ワタクシにとっては初めての友人、ですので……
あの、距離感等全然掴めなく…急に近づきすぎ、でしょうか…

(あわあわとどうして良いかわからず、とりあえず腕を回して受け入れてみた)
んー(ぎゅーっと抱きつきながら)
近づき過ぎかどうかは人によって感じ方は違うと思いますのでわかりません!
が、拙者はとっても嬉しいのでそれでいいではないですか!
…そういう、ものなのですか…

…あなたに嬉しい、と思って頂けているなら…ええ
それで…良いですか…
(不器用に抱きしめ返して)
そういうものですよ!きっと!
(満足したのか身体を離し)

いやー、今日はいい誕生日でした!来年の誕生日が楽しみです!
ヴィオちゃんは誕生日いつですか?
…やれやれ、本当にアナタには叶いませんね(身なりを正し直して)

…しかし、そう思って頂けたなら…良かったです、ええ。
ワタクシですか?ワタクシは…今年はもう過ぎてしまったのですよね。
6/3が生まれとなっております。
ぬぬぬ!次の誕生日まで10ヶ月ですか…!
(がっくりと肩を落とす)
今年の誕生日がお祝い出来ないのは残念ですが、誕生日ばかりがイベントではありませんからね!
それまで色々遊んだりしましょう!
もちろん!まだまだイベントは沢山ありますからね!
楽しみです!
…ああ、なるほど。友人がいる…というのは、こんな風に心穏やかになるものなのですね。
まだ見ぬ出来事に、心を躍らせる事ができる…
…初めての、感覚です。

(安心しているところに、部屋の時計が視界に入る)

…おっと、つい長居してしまいましたね。
本日も程なく終わりますから、そろそろお暇させて頂きましょうか。
あ、帰りますか?お構いもせず!
今度は着替え持ってきたらお泊りも可能ですから!また遊びにきてくださいね!
お泊り……そんな事まで…

…ええ、是非に。
今はまだ、少し…気後れの気持ちの方が大きいですが、いずれ必ず。

…今日は、ありがとうございました、ルルさん。
今日という日に、あなたとお会いできたこと。一緒の時間を過ごせたこと。
お誕生日をお祝いできたこと…嬉しく思います。
拙者こそ!友人になって間もなくこんな素敵なものまで頂いて恐縮です!
大事にしますね!
……(綻んだ顔のまま、立ち上がって)
…それでは、失礼しますね。また、来させて頂きます。では (そのまま、部屋を去っていった)
(見送った後にお守りを持って部屋をウロウロする。
 悩んだ末に机上に立てかけて)
うへへー
(とだらしない表情で眺めていた)

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