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Wiegenlied

【1】Eingang

【唄う鵯亭】

幻想――”レガド・イルシオン”某所。
繁華街の大通りに店を構える大衆酒場である。
気っ風の良い老婦人と其の息子夫婦が切り盛りする繁盛店だ。
地元民よりは冒険者達が情報交換の場として利用している事が多い。

1階は酒場、2Fは宿屋。
早い、安い、美味い。

今日も、眠らない街が湧いている。

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(たのしい。其れは其れでどうなのかと言った体で首を傾ぐ)
(愛想の良い女でもないし、口の上手い人間でもない。揶揄われているのだろうかとも思ったが、不快では無いと言われているのだから、気にしないでいるとしよう)

……。

(問い掛けに、落ちる言の葉に。覆われた視界の中で眉を顰めた)
(何方の親にも似ない顔。暗い、昏い宵の髪。其の癖瞳の色と来たら、湖面の薄氷のように色素が薄い。日に焼けぬ皮膚が恨めしい。自分を構成する、何もかもが厭わしい)
(長年蓄積され押し付けられてきた”普通”、”人道”、”正義”。影が影を纏うに至る迄。引き結ばれた唇を、そろ、と開き)

”悲しい”と。言ってくれる人に出会えたことの方が、今の私にとっては幸運なのかもしれない。

(其れが一時の同情だったとしても。”君は自由だ”と言って貰えたことは、少なくとも自分にとっては得難い赦しだったのだ。ありがとう、と。か細く告げ乍ら頭を下げ)

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