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ギルドスレッド

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Wiegenlied

【1】Eingang

【唄う鵯亭】

幻想――”レガド・イルシオン”某所。
繁華街の大通りに店を構える大衆酒場である。
気っ風の良い老婦人と其の息子夫婦が切り盛りする繁盛店だ。
地元民よりは冒険者達が情報交換の場として利用している事が多い。

1階は酒場、2Fは宿屋。
早い、安い、美味い。

今日も、眠らない街が湧いている。

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(はじめにそうしたように、空になったジョッキを掲げて乾杯の仕草を模して)
(旅立つにしても準備が必要だろうと、影は三日後の明け方、空中庭園で会おうと三人に示した)
(武器を新調してもいい。必要な荷を買い揃えるには充分な時間だろうと控えめに告げて)

ありがとう。……それと、その。
これから、よろしく。

(縁を繋いだ仲間達とのひとときの語らいを終えたあと。影はきっちり、四人分の代金を店主に支払ったのだとか)
(喧騒は止まない。今日も今日とて――鵯達は唄い続けるのだ)

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