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Wiegenlied
(浮かんだ考えを打ち捨てる様に、もう一度頭を振った。夢も希望も何一つ持ち得て居ないが、今や”化物”であった此の身は皮肉にも”世界の希望”なのだ)
(含んだ氷を奥歯で噛み砕けば、口内も頭も幾らか冷やされた)
砂漠……。
(そんな中、不意に耳が拾った聞き慣れぬ単語を鸚鵡返しに。問いたげに揺れる薄氷の瞳が狼男へ向けられ)
ラサはまだ行った事がない。
緑が育たぬ、砂の海が広がっているところだと聞いたことがある。
(個人主義の傭兵達が集う国。ともすれば今居る”幻想”よりも、自分の在り方には合っているかもしれない)
(良ければ話を聞かせて欲しいと、小さく添えて)
(含んだ氷を奥歯で噛み砕けば、口内も頭も幾らか冷やされた)
砂漠……。
(そんな中、不意に耳が拾った聞き慣れぬ単語を鸚鵡返しに。問いたげに揺れる薄氷の瞳が狼男へ向けられ)
ラサはまだ行った事がない。
緑が育たぬ、砂の海が広がっているところだと聞いたことがある。
(個人主義の傭兵達が集う国。ともすれば今居る”幻想”よりも、自分の在り方には合っているかもしれない)
(良ければ話を聞かせて欲しいと、小さく添えて)
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幻想――”レガド・イルシオン”某所。
繁華街の大通りに店を構える大衆酒場である。
気っ風の良い老婦人と其の息子夫婦が切り盛りする繁盛店だ。
地元民よりは冒険者達が情報交換の場として利用している事が多い。
1階は酒場、2Fは宿屋。
早い、安い、美味い。
今日も、眠らない街が湧いている。