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Wiegenlied
……えへへ、わたしも!
(自分で言ったはいいけれど、ちょっぴりずうずうしいかもしれない、なんて。
すこし。ほんのすこうし、不安になってしまったのだと囁いて。
けれど彼女は柔らかく笑ってくれたから。自分の、友人たちの齎す色彩を、喜んでくれたから)
ありがとう。
ことばをかわして、まほうをかけあって。
アイラがわらってくれたことが、とってもうれしい。
(ありがとう。もう一度、溢れんばかりの想いを込めて)
うん、もちろん。
きのうから煮込んでおいたスープがあるの。
……ふふ!さっそくひとつ、”ふゆのあしおと”が聞けるね。
(立ち上がり、花でいっぱいに満たされた籠を抱えて。
彼女のことのはを是と受け取ったなら、緩やかに。少女を先導するように歩き始めた)
(――木漏れ日の中、小鳥たちの歌声を聴き乍ら歩む道。
シリトヴの森と精霊たちは、ふたりの娘を優しく見守っていた)
(自分で言ったはいいけれど、ちょっぴりずうずうしいかもしれない、なんて。
すこし。ほんのすこうし、不安になってしまったのだと囁いて。
けれど彼女は柔らかく笑ってくれたから。自分の、友人たちの齎す色彩を、喜んでくれたから)
ありがとう。
ことばをかわして、まほうをかけあって。
アイラがわらってくれたことが、とってもうれしい。
(ありがとう。もう一度、溢れんばかりの想いを込めて)
うん、もちろん。
きのうから煮込んでおいたスープがあるの。
……ふふ!さっそくひとつ、”ふゆのあしおと”が聞けるね。
(立ち上がり、花でいっぱいに満たされた籠を抱えて。
彼女のことのはを是と受け取ったなら、緩やかに。少女を先導するように歩き始めた)
(――木漏れ日の中、小鳥たちの歌声を聴き乍ら歩む道。
シリトヴの森と精霊たちは、ふたりの娘を優しく見守っていた)
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レガド・イルシオン郊外。
東のそらが白みはじめ、鴉、次いで小鳥が歌い出す頃。
木々が、草花が、白露を帯びている。
白銀の枝葉を揺らす風に乗せて。
微かな歌声が、静寂の森に満ちていた。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
1:1RP。
アイラとわたしの、或る日の一幕。