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Wiegenlied
だいじょうぶ。アイラならきっと、できるよ。
だって……ほら。わたしにも、”まほう”をくれたもの。
(花を紡ぎ、花を廻らせる。やさしい冠。
あなたがくれたもの。それは、こんなにもあたたかいのだと告げて)
そう、みんな。
踊る風の歌声を。巡る水のせせらぎを。
大地の鼓動を、いのちのともしびを。
目に見えるものだけがぜんぶじゃないって、……わたしはみんなに、おしえてもらったの。
(自分のちからを理解すること。受け入れること。
それは人々との触れ合いで培ってくる事が出来た、娘なりの成長のしるしなのだと目を細め)
ゆきがふったら、まっしろなじめんにからだをのせたり。
降り始めた霜の音を聞いたり……そう、それから。
うんとさむいところでたくさんあそんだら、あたたかいおへやで、あたたかいスープを飲むの。
そうするとね……。
(ひそひそ、声を潜めて)
びっくりするくらいおいしくて、からだも、こころもぽかぽかになるの!
だって……ほら。わたしにも、”まほう”をくれたもの。
(花を紡ぎ、花を廻らせる。やさしい冠。
あなたがくれたもの。それは、こんなにもあたたかいのだと告げて)
そう、みんな。
踊る風の歌声を。巡る水のせせらぎを。
大地の鼓動を、いのちのともしびを。
目に見えるものだけがぜんぶじゃないって、……わたしはみんなに、おしえてもらったの。
(自分のちからを理解すること。受け入れること。
それは人々との触れ合いで培ってくる事が出来た、娘なりの成長のしるしなのだと目を細め)
ゆきがふったら、まっしろなじめんにからだをのせたり。
降り始めた霜の音を聞いたり……そう、それから。
うんとさむいところでたくさんあそんだら、あたたかいおへやで、あたたかいスープを飲むの。
そうするとね……。
(ひそひそ、声を潜めて)
びっくりするくらいおいしくて、からだも、こころもぽかぽかになるの!
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レガド・イルシオン郊外。
東のそらが白みはじめ、鴉、次いで小鳥が歌い出す頃。
木々が、草花が、白露を帯びている。
白銀の枝葉を揺らす風に乗せて。
微かな歌声が、静寂の森に満ちていた。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
1:1RP。
アイラとわたしの、或る日の一幕。