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Wiegenlied
すごいでしょう、いろんな食べ方を教えて貰ったの。
アイラは、ふだんはローレットに?
(自分は幻想の町外れに住んでいるから。
もしもあなたが遠くの住まいなら、待ち合わせ場所を決めようと頷き)
冬は、眠りの季節だから。
いのちを育み、芽吹きのときをじっと待っている。
……だからかな。雪の葉の下に花を抱いて、いきものが訪れることを待っている。
(木々の声に耳を傾ける。彼らから、負の感情は流れてこなかった)
ふふ、みんな『うれしい』って。
(精霊たちを怖がらない彼女になら。彼らの声も、きっと、)
そうなの。……ヒトときちんとことばを交わせるようになったのは、大規模召喚の日を経てから。
それまではずうっとひとりでいたから、どうやって話したらいいのかわからなくって。
(今も練習中なのだと、眉下げ微笑み)
アイラは、混沌のそとからきたの?
それじゃあ、不安なことがたくさんあったでしょう。
(見慣れぬヒト。見慣れぬ景色。見慣れぬ風習、何もかもが。
不便はないか、心細くはないかと首を傾いで)
アイラは、ふだんはローレットに?
(自分は幻想の町外れに住んでいるから。
もしもあなたが遠くの住まいなら、待ち合わせ場所を決めようと頷き)
冬は、眠りの季節だから。
いのちを育み、芽吹きのときをじっと待っている。
……だからかな。雪の葉の下に花を抱いて、いきものが訪れることを待っている。
(木々の声に耳を傾ける。彼らから、負の感情は流れてこなかった)
ふふ、みんな『うれしい』って。
(精霊たちを怖がらない彼女になら。彼らの声も、きっと、)
そうなの。……ヒトときちんとことばを交わせるようになったのは、大規模召喚の日を経てから。
それまではずうっとひとりでいたから、どうやって話したらいいのかわからなくって。
(今も練習中なのだと、眉下げ微笑み)
アイラは、混沌のそとからきたの?
それじゃあ、不安なことがたくさんあったでしょう。
(見慣れぬヒト。見慣れぬ景色。見慣れぬ風習、何もかもが。
不便はないか、心細くはないかと首を傾いで)
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レガド・イルシオン郊外。
東のそらが白みはじめ、鴉、次いで小鳥が歌い出す頃。
木々が、草花が、白露を帯びている。
白銀の枝葉を揺らす風に乗せて。
微かな歌声が、静寂の森に満ちていた。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
1:1RP。
アイラとわたしの、或る日の一幕。