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Wiegenlied
わたし、おつかいの日から。ときどきここに来ているの。
おじいさんとおばあさん、足腰の調子はよくなったって言っていたけれど……それでも、森の奥はあぶないから。
(朝露を纏ってちからを蓄えた草花を。すこし分けてもらっているのだと語り、籠を掲げて見せた)
きょうはね、……ふふふ。
おばあさんに教えてもらった、おはなのジャムをつくろうと思って。
(こうして花を手折っている所だったのだと、みどりの絨毯に腰を下ろして)
アイラは、どうして?
ひとりでここまでくるのは、たいへんじゃなかった?
(”ヒト”は、自然を恐れるものなのだと聞き齧った事がある)
(彼女にとって。朝靄に包まれた森は脅威ではないのだろうかと、首傾けて問い)
おじいさんとおばあさん、足腰の調子はよくなったって言っていたけれど……それでも、森の奥はあぶないから。
(朝露を纏ってちからを蓄えた草花を。すこし分けてもらっているのだと語り、籠を掲げて見せた)
きょうはね、……ふふふ。
おばあさんに教えてもらった、おはなのジャムをつくろうと思って。
(こうして花を手折っている所だったのだと、みどりの絨毯に腰を下ろして)
アイラは、どうして?
ひとりでここまでくるのは、たいへんじゃなかった?
(”ヒト”は、自然を恐れるものなのだと聞き齧った事がある)
(彼女にとって。朝靄に包まれた森は脅威ではないのだろうかと、首傾けて問い)
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レガド・イルシオン郊外。
東のそらが白みはじめ、鴉、次いで小鳥が歌い出す頃。
木々が、草花が、白露を帯びている。
白銀の枝葉を揺らす風に乗せて。
微かな歌声が、静寂の森に満ちていた。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
1:1RP。
アイラとわたしの、或る日の一幕。