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Wiegenlied

【4】Bewegt

【黄昏の扉亭】

レガド・イルシオン某所。
薄暗い路地に仄かな明かりが灯り始める頃。
水煙草を吹かす露店商に、客引き女郎の甘ったるい声が響く。

盗賊、傭兵、冒険者。
所謂”荒くれ者”の集う其の酒場は、黄昏時に扉を開く。

お世辞にも綺麗とは言い難いが、不思議と食事は美味い、らしい。

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(『言うねぇ。ま、頑張んな。胸がすくようなイイ話を期待してるよ』)
(店主の声を背に受け乍ら、影は酒場の扉を開く。緊張の糸が切れたのか、ほう、と小さく息を吐いて)

雛罌粟通りに目立った大きい店はない。だから多分、出入り口はひとつだと思う。

(薬売りと云うのも表向きで、恐らくは非合法な類も取り扱っているだろう)
(余り激しい騒ぎにすれば周辺の野次がやって来ないとも限らない。其れは出来る限り避けたいと続けて)

店番を出来る限り静かにどうにかすれば、此方が一手早く動けると思う。
ひとりで居ると良いんだけど……盗んだばかりなら、多分あっちも気が立ってる。

(店内の様子を伺ってからの方が良いだろうと、少し考える所作を挟み)
(人数は此方の方が少ない。如何にして相手の出鼻を挫けるか、殆どは其処だろう)
(薄暗い路地を歩き乍ら、改めて自分達の武装を仰ぎ見て)

客として。正面から入ったほうが、意外と目立たないのかも。

(窓を破れば派手な音が立つし、裏手を探すにしても解錠の技術が必要だ)
(力押しの一手も考えられなくはないけれど――)
(時刻は日暮れ。闇に紛れ、静かに、迅速に。其方の方が、自分の性に合っている)

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