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ギルドスレッド

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Wiegenlied

【3】Puppenspiel

【鈴蘭の庭】

レガド・イルシオン、ラドクリフ通りの片隅にあるちいさな喫茶店。
鈴蘭を模したランプが目印の、タルトと紅茶が自慢のお店。

おばあちゃんのとっておき。
こっそり味見させてくれるんだって!


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

1:1RP。
ニコとわたしの、或る日の一幕。

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(へんじゃない)

(ぱ、と其のかんばせに安堵を浮かべて。けれど、続く女のことのは、柔らかい表情に。今度は頬を朱に染めて、もじもじと地面を爪先で掻いたり、胸元のリボンを弄ったり)

か、……かわ、かわいい。

(何とも忙しない様子ではあったが、泳ぐ視線が差し伸べられたてのひらを捉えれば其れらも止まった)
(僅か逡巡の間を置いて。其のてのひらに一瞬指先が触れて、離れて。ややあって、漸くてのひらを重ねる事が出来た)

……ありがとう。

(そうして、娘は歩き出す)
(人の目も、波も。極度の緊張からか、受け入れて貰えたことへの安堵のためか。不思議な事に、今は然程気にならなかった)

あのね。
ふくを選ぶのも、鏡の前で身支度をするのも、慣れなくて。
でも、……いま、ニコにほめてもらえて。
がんばってよかったって、……その、たぶん。き、きっと。うれしい。いま。

(道すがら訥々と語る音。傍に立つのが気恥ずかしくて、一歩遅れたところから)

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