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Wiegenlied

【2】Atmen

【始祖の霊樹】

アルティオ=エルム。
木々に親しみ、大自然の生きとし生けるものを愛しむ緑の民が住まう大樹の麓。
入り組む枝葉を掻き分け、開けた其の先。

――其処には、数多の生命が息吹いていた。

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(胸を張れと。告げられた音に、躊躇いがちに。けれど一度だけ、こくんと小さく頷き)
(自分のふるさとは此処ではない。何処まで行っても自分は余所者で、化け物で――)

……。

(浮かび上がる幾つもの考えを打ち払うように、ふるふると首を横に振る)
(少なくとも、此の村には”自分に害為す者”はない)
(胸を張ることこそ出来ずとも、せめて。せめて、俯かずに居られるように)

……黄金の樹は。
みんな、見ることの叶わないおひさまに恋をして。
みつけてもらえるように、ひかっているんだって。

(”彼ら”から伝わる囁き。其れは、彼らの在り方だった)
(日の射さぬ大樹の麓では、其の輝きこそが人々の太陽足るものだったのだけれど)
(由来を聞けば、”彼ら”の思いを仲間達に話さずには居られなかった)
(何故か。何故かは判らなかったが、そうしたかった)

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