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Wiegenlied

【2】Atmen

【始祖の霊樹】

アルティオ=エルム。
木々に親しみ、大自然の生きとし生けるものを愛しむ緑の民が住まう大樹の麓。
入り組む枝葉を掻き分け、開けた其の先。

――其処には、数多の生命が息吹いていた。

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『大婆様は偉大な巫師で在らせられます。
 私たちは炎を尊び、水に育まれ、風を詠み、大地に還る。
 マルローンは母なる霊樹の御許、黄金の樹と共に巡りゆくのです』

(砂狼の問いに少女が返したものは、答えと言うよりも其の在り方であった)
(三日月に目を撓めて微笑んでいた老婆が鷹揚に頷けば、少女は再び其の口を閉ざした)

『ようこそ、輝ける光の子ら』

(嗄れた、けれど穏やかな声で以って)
(老婆はひとりひとりの顔を見、そして頷いた)

『好きなものを見て、聞いて。汝らが”良し”と思う事を為さい。
 黄金の樹は汝らを許すでしょう。
 其れから――翠の愛子。汝もまた、我等の同胞。好きなように生き、好きなように進みなさい』

(其処に敵意は無い。老婆の眼差しにあるのは慈愛と寛容だった)

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