PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

Wiegenlied

【2】Atmen

【始祖の霊樹】

アルティオ=エルム。
木々に親しみ、大自然の生きとし生けるものを愛しむ緑の民が住まう大樹の麓。
入り組む枝葉を掻き分け、開けた其の先。

――其処には、数多の生命が息吹いていた。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
(開いた扉の先、姿を現したのは幻想種の少女だった)
(歳の頃は十に満たない程度だろうか。少女は特異運命座標達を見れば、大きく戸を引き一行が通れる程度に道を開けた)

『ローヴァルから声は届いています。どうぞ』

(見れば少女の肩には白い鳩が止まっており、其の脚には文を結わく為の金具が留められていた)
(門番の男が寄越した遣いは、くるる、と一声鳴くと主人の元へと飛び立っていく)

『大婆様は奥に』

(一行が脚を踏み入れたなら、一際大きな黄金樹の内が伺えた事だろう)
(呪いを刻んだ絨毯に、星を描いたランプ。香草が焚かれているのか、独特な香りが室内を満たしている)
(少女は一行を案内し終えると共に、”大婆様”と思しき人物に寄り添い、それきり口を閉ざした)

(真白い髪に銀の瞳。口元をヴェールで覆い、毛皮のケープを纏った老婆が部屋の最奧に佇んでいた)
(枯れ枝のようなゆびさきを伸ばせば、声を発する事なく一行を小さく手招いて)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM