その部屋は女王の執務室から近い位置にある。

客人を招き入れるための部屋。

壁には絵画が並び、棚には珍しい陶器のカップや調度品が置かれていた。
部屋の中央には大きなテーブル。それを囲むようにゆったりとした黒革のソファー。
毛の長い絨毯は、まるでクッションのように柔らかな感触を足裏に伝える事だろう。
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初詣の相談場所よ。
お誘いした方以外の書き込みはご遠慮願うわね。

我（わたし）自身が冷たい気がするから大丈夫よ。

ひ、冷え…症……ですか…？

単に我(わたし)が無機物系だからよ。

で、でも……こ、心は………(もにょもにょ)

？ 心？

いえ……レジーナさんは……とても…温かい…ですよ……ふふっ…

む……(不意の言葉に詰まる少女)な、なにを言い出すのかしらまったく、まったく。

あれ……？も、もしかして…照れて……？

こほん。んー、んー？
どうかしたかしら？
我(わたし)はいつもどおりよ？

そう……ですか…？喉の……調子…が…悪い……とか…？(恐る恐る顔を覗き込もうと)

喉の調子も変わらないのだわ。
大丈夫だから(ふいと顔をそむけ)

あっ……(顔を背けられ)
ど、どう…か……しまし…たか…？さ、先程…から……レジーナさん……少し…私を…避けてる…ような……？

別に避けてはいないわよ。
気のせいなのだわ。

で、でも………(すすっと近くへ)

だー、もう。
避けてない避けてないってば！
もう、そんなに言うのなら枕にするわよ！

え、えぇっ……！な、なんで…枕に……！？

問答無用。ゆみは枕。けってー。

き、急に…そんな……ど、どう…したの…ですか……！？

急にじゃないですー。普通ですー。

で、でも……
ね、熱…とか…あるんじゃ……？(額に手を当てようと)

べ、別に熱ないけど？
（額に手を当てられながら）

よかっ…た……です…
さ、先程…から…す、少し……様子が…おかし…かった……ので…(ほっとした顔)

別に様子はおかしくないでしょう？
変なゆみね？
(ゆみの頬をプニプニしようと)

んぁ……もう………変…だった…のは……レジーナ…さん……だった…のに…(頬をぷにられ)

変じゃないものー(プニプニ)

わ、わかり…ました……変じゃ…なかった……です…(ぷにぷに)

そう。だから、勘違いしたゆみにはお仕置きしなくちゃねぇ？

で、でも……少し…温かかった……ような…(額に当てた手を見ながら)

む……？

あ、いえ……なん…でも…………レジーナさんは…やっぱり…温かかったな…と…

……。………………(無言でゆみの頬をプニプニ)

レジーナ……さん…？(ぷにぷに)

なに？
（ぷにぷに）

いえ……き、急に…黙々と……突き…だした……ので…(ぷにぷに)

さて、何故でしょうねぇ？（ぷにぷに）

なぜ…なぜ……う〜ん……なぜ…でしょう…？(ぷにぷに)

……まぁいいのだわ。
とりあえずゆみを可愛がるから。(ぷにぷに)

え……？あ、は、はい…えっと……ど、どう…ぞ…？(ぷにぷに)

(ぷにぷに)あらいいの？
じゃぁどーしようかしら。
どうかわいがろうかしらねぇ？

お、お手…柔らか……に…(ぷにぷに)

ふふふ。
さて、さて
(ゆみの首筋に行きを吹き掛けようと)

ひゃあっ……！(息を吹きかけられ、びっくりして遠ざかろうと)

にがさなーい
(もふっと抱き締めようとする)

わわわっ……れ、レジーナさん…！？(抱きしめられ)

ふふふ。
このまま、ゆみをたべちゃいましょーか？

た、食べる…！？お、お腹…壊し…ますよ……？

大丈夫よー。
むしゃむしゃしないから。

む…むしゃ……むしゃ…？

齧らないということよ。
あ、吸血種でもないけれどね？

で、では…食べる……と…いうのは……？