劇場の奥にある１０畳ほどの部屋。

壁には本棚が並び、中央にはソファーやテーブルが並べられている。
天井に吊り下げられているのお洒落なアンティークのシャンデリア。
部屋の奥には大きな机と、大きな椅子が置かれていた。

（部屋に入り、自分用にあつらえた椅子に座る。そのまま何をすることもなく、椅子をクルクル）
･･････ぐぅ。
とうとう首が回らなくなったのだわ。
（ピタリと椅子の動きを止めて、何やら帳面を机に広げて書きこみ始める）

ふーむ･･････。
何事も機だ。

逆に今を凌げば今後の消費は少ない･･････筈。
そも、数がそれ程多いわけではないしな。（書きつけた帳簿を見つめ）

眠い……と思ったら、0時過ぎてたわ……。
今日はこれくらいにしておきましょう。
(トントンと書類の束を机に叩いて整えてから引き出しにしまい)

ふぁふ……。
では、おやすみなさいね……。
(誰に言うでもなく呟いて部屋を後にした)

（がちゃりと部屋に入り、自身の椅子に座る。暫く前後に揺らしてから）
表情、もっと増やしたいわねぇ……（執事風の男が持ってきた本を受け取りパラパラ捲る）
･･････とは言え、頼むとしたら……んー、厳しいわね。
（ぱたりと閉じる）

･･････ぅん……う。
瞼が重い。
今日はちょっと難しいかしらね。
早めに休みましょう……。

おやすみ。
（ひらりと立ち上がり、部屋から出て行った）

今日はひたすら机にかじりつくわ。
明日仕上げるなんて難しすぎるし！

ダンス……ダンス？
(執事風の男と目が合う)
ハッ……この我(わたし)がダンスだなんて滑稽すぎて笑えないわね。

…………。
……でもまぁ、今後の為に練習はしておこうかしら。

ん？　あら？　まぁっ！

イラストセキュリティ修正きたのねっ！
ふふふ。これで少しだけ幅が広がったわ。
贅沢言えばもう少し増やしたいものもあったけれどこれ以上は贅沢ね。ふふふ！
（ご機嫌で椅子を揺らす）

ん……。
さすがに、今日は限界……思考が鈍くなってきたわ……。
エリゴール。後の片づけはやっといてちょうだい……。
（ふらふらと部屋を出て行った）

ふぅ･･････やっと戻ったわ（自身の机の前に座って）･･････あら？（執事風の男が持ってきた書類に目を通し）ふふん。早いわね。でも、これは半ば予想通り。それと･･････あら？（驚いた顔をして）間違えではない、よね今更（ポンと申請書に判を押した）

ふぁふ……。
そろそろ眠りましょう。

おやすみ。