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美少女道場

【PvP】疾風怒濤★お餅つき【レイド】

一方その頃、鬼楽・セレマ領の執務室。
豊穣風の建築様式に、幻想式の品のある調度品を並べ立てた、見るものによっては『大正浪漫風』とでも形容されるような部屋。華やぐ造花に彩られたその一室には、追及された美を備えた美しき少年と…

「執政官、ボクは誰だ」
「はい。この領地の領主にして私の雇い主、セレマ オード クロウリーです……」

……その少年の前で正座をさせられている執政官の姿があった。
少年――この土地の領主であるセレマは、端正な貌に似つかわしくない青筋を額に浮かべ、隠す気もない苛立ちを目の前の人物に向けていた。

「この領地で起きている惨状はなんだ」
「はい。美少女さんとプリンさんが好き放題お祭りをやってます……」

『PvP』も佳境に入り、表の賑やかな笑い声と悲鳴が閉じ切った窓越しにも聞こえてくる。
祭りとしては殆ど成功と呼んで差支えないが…
『ここにきて予定よりも早く帰ってきてしまった領主が』
『自分の預かり知らないうちに開催までこじつけていた奇祭のことを』
『当日になって知ったこと』の皺寄せが、目の前の執政官にぶつけられているところである。

「なぜこうなったか説明しろ」
「はい。私が手引きしました…こう書類や報告を誤魔化してちょちょいと……」

「ばーか!!!!時期を考えろばーか!!!!
 また新皇帝の配下の差金かと思ったわ!!!!
 帰ったら知らん奴らが、領内の知らないギミックでじたばたしてんだよ!!!!
 留守中に襲撃にでもあったかと思って胃がキュッてなったわ!!!!」

震える怒声で執政官を蹴り飛ばす様には、あまりに余裕がない。
それもそのはずだ。時期を考えればそういう事態が起きてもおかしくはないのである。

「だって面白そうだったし、あなたが泡を吹く様とか言い気味じゃないですか……」
「やっぱお前はボクの敵だな???そうなんだろ????」

だがこの扱いである。
この領主、本当はもっと利に聡い小悪党みたいな人物のはずだったのだが…
一体いつからこんな扱いが許されるものになってしまったのか。でもよくあるよね。

ともあれ自分の力だけではもはやどうにもならない現状。
その怒りの捌け口が執政官に向けられるのは当然を通り越した必然。
『減給』や『奉仕刑』などという言葉が出かけたところで…

「あの、領主。後ろ……」

引き攣ったような、信じられないものを見るような表情で、執政官が呟く。

「あ”ん……っ?!」

振り返り、ヒュッと息を呑んだ。
そこにいたのは窓に張り付き、埋め尽くす……夥しい数の乳白色の粘性生物。
それぞれが腕に似た小さな触手と、瞳に似た器官を蠢かせながら「オドリャクソEXFゥゥゥ!!」と聞こえる不気味な鳴き声を発している。

「これってまさか…全部、ふみn」「馬鹿野郎ひらがな呼びするな!他意はねえんだから!」
「フミノ!浮遊都市アーカーシャに居たはずの食用生物がなぜこんなにたくさん…?!」

恐らくは増やし過ぎたフミノが住処から溢れ出し、近隣のEXFを嗅ぎつけてやってきたのだろう。
 ※詳しいことはシナリオ『<総軍鏖殺>繁殖大作戦~白兎の襲撃を添えて~』を参照ください

直に領地の各方面から、大量に雪崩れ込んできたフミノからの被害報告が上がってくるだろう。
このままでは怪我人が……出るわけじゃないけど、領地中がねっちょりしてしまうし、EXF型構築はひたすらネチョネチョされるだろう。諸君らに大した被害はないだろうが、放っておくと今後の祭りの進行に関わるし、セレマがひたすら可哀そうなことになることは目に見えている。

「領主!大変です!」
「まだなんかあんのか!?」
「美少女さんとプリンさんがこいつらを退治しながら餅つき大会しようぜ!!!って…」
「そうだよな!!!!そういう馬鹿だよあいつらはぁ!!!!」

かくして、美少女PrettyプリンPuddingセレマPoorのそれぞれがフミノ退治に臨むこととなったのである……。

●補足:フミノ
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3595

●補足:キレイナフミノ
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4376


■全員共通・ダイス結果■
※『ダイスの出目』が『PCのEXF以下』であった場合
  表の内容にかかわらずフミノにネチョネチョされます。
※発言時は【美少女】【プリン】【セレマ】のどの陣営で動くかの宣言を忘れないようお願いします。

01-10:
 次から次へとやってくるフミノをついたり捏ねたり調理したり…調理場は大忙しだ!
 【みんなで協力するほど効率がいい。集計時の結果に+『他に同じ表を出した人×10』する。】
11-20:
 フミノを追い立てていたら、激昂したフミノの群れに絡まれる。ネチョネチョ。
 【誰かがキレイナフミノを捕まえていたなら、どさくさに紛れてキレイナフミノが逃げ出す。】
21-30:
 押し寄せるフミノの大津波!間一髪、そこにいたEXFの人を盾にして事なきを得た。
 【パーなら+10する。あなたがセレマ陣営なら効果を倍に。】
31-40:
 第一会場の社会的デストラップを受けたフミノ達が徒党を組んで押し寄せる!地獄か?
 【チョキならこの与太が誰かにウケて+10。美少女陣営なら効果を倍に。】
41-50:
 突如開催されるフミノ料理コンテスト!審査員はマッチョ☆プリンだ!
 【グーならプリン味のフミノなので高評価!結果に+10。プリン陣営なら効果を倍に。】
51-60:
 これはあなたの大好きな味のフミノだ!本当に食べてしまったのか?
 【フミノの食レポを行ってよい。レオナさんが「おいしそう」と判断したら結果に+10。】
61-70:
 突如開催されるフミノ品評会!審査員はマッチョ☆プリンだ!またかよ!!
 【グーならマッチョな以下略+10。プリン陣営なら効果を倍に。】
71-80:
 餅つき…いや、フミノつき大会だ!既定の時間内にたくさんつけたら豪華賞品があるかも?
 【チョキならEXAが発動して沢山つけたので+10。美少女陣営なら効果を倍に。】
81-90:
 悪魔があなたに囁く…EXFは杵で叩く程度で死なないので、フミノごと叩けば効率がいい…?
 【パーなら囁きに負け結果に+10。他の手でも囁きには負ける。セレマ陣営なら効果を倍に。】
91-100:
 フミノの群れの中に1体だけ変な奴がいる?アレは……キレイナフミノだ!捕まえろ!
 【キレイナフミノ(1体限定)は、隙を見つけてあなたから逃げ出そうとしている。
  後の人がこの表を出したら、キレイナフミノはどさくさに紛れて逃げ出し、その人に捕まる。
  キレイナフミノに逃げられた人は、出目が半分(切り上げ)であるものとして扱う。】

■ゾロ目効果(ゾロ目は100含むよ!)■
フミ々ノ黄昏カタストロフミノが巻き起こり、地上はフミノによって押し流される!
これが新しい時代の始まり…… もとい、新年の始まりだ……!
ただし、キレイナフミノを持つものたちはこの被害を免れる。
【その時点で自陣営がキレイナフミノを所持しているなら、あなたの陣営に+20。】
 
1. 美少女組 (24)
 
2. プリン組 (17)
 
3. 美少年組 (29)

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【EXF29…ギリギリでネチョネチョは免れたが、なんか謂れ無き理由で徒党を組んでフミノが此方に襲い掛かって来た!】
(___斬る。叩く。捏ねる)(___斬る。叩く。捏ねる)(___斬る。叩く。捏ねる)

(鎧は孤独。お一人様である。ソロプレイである。このフミノに満ちた大地では、誰も助けてくれない___黙してただ杵を振るい、臼に投げ込んだフミノを叩きのめす___)

(___どうせならいっその事ネチョネチョされた方がまだもう少しロール的にはっちゃけられたのでは無いだろうか。言葉にする筈も無いが、周囲の阿鼻叫喚を横目にそう思っていた。ビルドに悩んだあの頃にEXF型にするかを迷ったキョロ充ぶりが己を救い、そしてなんかネタ的な機会を奪ったと心の中では思ってしまうのであった。出番と見せ場はいつだって欲しいからね、仕方ないね)

____!
(来る。___周囲を取り巻き、混乱と混沌の坩堝に蠢くフミノの群を掻き分け、道を譲らせる新手___それも歴戦のフミノとでもいうべき、なんか凄い圧を纏った精鋭的な個体達だ。めっちゃ殺意とガン(らしきもの)を飛ばして触手を振り上げ、統率の取れた軍勢の様に此方へ一心不乱に猛進して来る。周囲のフミノもその狂奔に感化され___軍は巨大化し、一つのうねりとなる。___見せ場だ。神は己を見放していなかった、否…自分が神である。そんな事はどうでもいい、これは本気を出さねばなるまい)

いいだろう……ようやく炉心が暖まって来た所だ…今のオレに近づくと言う事は、覚悟は出来ているのだな!
(餅で出来た大蛇、怪物、どれと形容するにも悩ましい程の巨躯)
(…全体的に個体が一度に密集しすぎてなんかおしくら饅頭的理論で熱を持ったのか、互いにべとべとひっついた結果…滅茶苦茶にくっついた眼とか触手とかが一斉にこっちに向き、口から放たれる呪言、否…咆哮は最早聞き取れない___そう、これこそはカタストロフミノまでいかずも、数多のフミノがなんか意思的に一つになって生まれた…フミノ・デメガ・イチオオイ…正直見た目がやば過ぎる。正月早々チビッ子泣くぞこんなん。全国放送じゃなくてよかった)

(そんな大敵を前に、炎は燃え滾る。フミノであっても所詮はヒトが食せる範疇。神としてこの程度を捌けずしては名折れというもの___杵を大地に突き立てて膝に手を当てて構え…この与太がウケるかよりも、やり過ぎてはいないかとまたもやキョロ充ぶりを発揮しながら…ウケろ、ウケろ、ウケろ…この世は目立った者勝ち…)

____ウオオオォォ!!
(四股を踏み、群からあぶれたフミノを吹き飛ばしながら此方も負けじと咆哮する。___発気揚々、結びの一番。餅つきがSUMOUになった。うどんだって脚で踏んでコシ出すしね。ウォリア流の真の餅つきが今、始まろうとしていた___ウォリア対美少女対プリン対美少年対フミノ~イレギュラーズ最後の日~。2XXX年、混沌全国ロードショー。前売り券にはフィギュアがついてくる。高まる力がなんかウォリアのパワーに作用して輝き出す。黒かった鎧が太陽の様に輝き出す____そう、大☆爆☆発のカウントダウンである。すまない百合子、三度もやって本当にすまない)

フッ_____たまにはオレも、ハジけたいのさ_______
(「爆発オチなんてサイテー」と偉人は言った。だが、違う偉人はこうも言う。「困った時は爆発オチだ」 心中で領地の主であるセレマに軽く詫びると、もう用は済んだ、とばかりに杵を放り投げ___)

これが神としての判決だ…餅は___焼くに限るッッッ!!!
(チュドオオォォォォオン、とフミノと共に火力全開で大爆発したのであった___)
(上手に焼けたフミノはバター醤油フミノとしてスタッフが美味しく頂きます)

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