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美少女道場

【RP】5月某日、豊穣山中にて。

5月某日、豊穣。
麓の村で一泊した後に早朝から山に入る事となった。
途中までは村の者が拓いた山道を辿り、その次は細く草が倒れたけもの道を辿る。
山中は緑色濃く、日差しの眩しさに反して空気はしっとりとして冷えていた。
人里とは違う草の匂い、否、堆積した腐葉土の匂いか。踏み締めるごとに強く香っては人の生存圏から離れた事を主張する。

知らぬものからすれば、無軌道にけもの道を辿っている様に見えるかもしれない。
その実、等間隔に植えられた食用になる樹木、辻の積み石等、自然の中に溶け込む様に残された人工物を頼りに進んでいるのだ。
導こうとしているのは人の世の浅瀬に作られた貯蔵庫。昨晩泊まった村の隠し沢だ。

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…あとでキモいだなんだと抜かすなよ。

(…契約魔術の最も良き点は、借りる力によっては「狙いすます」のは己でなくともよい点だ。
 自分以外の誰かが攻撃を行うなら、照準を合わせるのもそいつの役目に違いないからだ。
 故に、気を付けるべきは出力。過不足なく最適な代償で望む力を出すための繊細さ。)

『獲れ』。

(竿から手を放して集中にかける時間はわずか2秒。
 慎重に切り落としたリソースを魔性に預け、助力を希う。)

(直後、陰から伸びるのは真黒な大きな人の腕。
 唸る獣の口が付いたそれは、胴回りだけでも人1人分の大きさを持っている。
 それはネコ科動物のごとき俊敏さでもって、蛇がのたうつように伸び、瞬く間もなく泡立つ水面を叩き伏せた。)



(竿先の震えが止んでも、それはそこにいたままだった。
 水中の水妖を、雁字搦めに巻き締めている。
 腕一本分とも思えるような指先で獲物を抉り、牙を突き立てて………

 ……そして突然にそれの姿が掻き消える。
 支払ったリソース相応の働きを終えたのだ。)

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