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異人館『黒睡蓮の館』

【1:1RP用】暖炉ある客間(Lumilia=Sherwood様用)

冬のある日、夕刻過ぎ。
外は日が暮れ始め、暗がりが窓の外を覆いつつある。

館の主たる悪魔は客間に入ると卓上にある幾つかの蝋燭と暖炉に火を灯した。まだ部屋は冬の寒さに包まれているが、じきに仄かな温かさが拡がっていく事だろう。

さて、と一息付くと悪魔は振り返り、今宵の客人を招き入れた。

《ロールプレイ用の1:1スレッドです》

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魔物、というのも実に曖昧な表現ですしね。
例えば狼が居るとして、私たちは狼という動物を知っているからそれを狼と認識できます。しかし、それを狼と知らぬ世界で、例えば初めて出会った人が偶然空腹の狼に襲われたとして、すると狼はその世界では全て魔物として扱われてしまうでしょう。ただ、そういった世界でも狼たちと心を通わせられる者は必ず居て、そのとき狼たちは狼になれるのか、あるいは、共存した人と共に魔物として駆逐されてしまうのか。魔物の定義は、曖昧で流動的です。(少しだけ寂しそうな口調で締めるが、直後からすぐに興味深そうに、楽しそうな声音に変わる)
…しかし、食べ物によく似た、というより、討伐後はそのものになるような生き物が多いような気はしますね。それらの生き物を模して食べ物を作った、のであればわかるのですが、そういった話も聞きませんし、不思議な現象です。

(湖の情景を思い出すため、目を閉じ、楽しげに微笑む)
では、是非今度はいただかせてもらうとしましょう。そのためにはしっかり私も釣り上げないといけませんねえ。釣りは見よう見まねの技術しかありませんし、中々、普段の依頼よりもはるかに大変なお仕事となりそうです。
…さて。(丸くなるアイリスの頬から首元にかけてを優しく撫で)
私自身も猫を語るほど多くを知りませんし、彼女たちも多くを語らないのでその辺りも謎ですね。猫の狩りは、待ち伏せの狩りです。彼女たちに気づかずに近づいた獲物であるならば、地上も水上も変わりなく、例えば草原の兎も、水面付近の魚も、似たようなものなのかもしれません。もしかしたらアイリスは、川での狩りに慣れた猫、であったかもしれませんね。

(撫でる手を離す。アイリスは少し顔を上げ、Lumiliaの様子とマルベートの様子を伺うように顔を向ける。すぐに小さくあくびをし、また眠るために丸くなる)

”ないものねだり”…なるほど、両方を経験したマルベートさんの言葉であれば、説得力の強い言葉です。両方を経験しなければ、どちらが良いかなんて比べることもできない。であれば、たどり着けないものを羨むより、今の自らの境遇を楽しむべきなのでしょう。
…とはいえ、もしそうなれる機会があったら、やっぱり私は好奇心を抑えることはできないのでしょうけどねっ。

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