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異人館『黒睡蓮の館』

【1:1RP用】暖炉ある客間(Lumilia=Sherwood様用)

冬のある日、夕刻過ぎ。
外は日が暮れ始め、暗がりが窓の外を覆いつつある。

館の主たる悪魔は客間に入ると卓上にある幾つかの蝋燭と暖炉に火を灯した。まだ部屋は冬の寒さに包まれているが、じきに仄かな温かさが拡がっていく事だろう。

さて、と一息付くと悪魔は振り返り、今宵の客人を招き入れた。

《ロールプレイ用の1:1スレッドです》

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香りは特に、目を閉じたときに当時の情景を思い起こさせますね。
ああ、今から夏が楽しみになってきました。湖の景色もそうですし、お茶の作り方は応用すればいろいろな草花の香りを残しておける有用な技術に違いありません。

いえ、狼そのものはよく出会う生き物です。追ったり追いかけられたりも含めて、縁浅くない動物たちです。ただ、人と共生する例は聞かないので、それ自体がとても珍しいな、と。
ええ、もっとも、街の中のような危険の薄い環境では一匹でどこかへ出かけていくので、こうおとなしいのは街の外だけなのですけれどね。
…ん、と…それは私では判断いたしかねますね。試しにそっと、触ってみてはいかがでしょうか?(アイリスを撫でていた手を離す)

(アイリスは特に2人の会話を気にかけた様子はなく、膝の上で香箱と化している)

はい、そういったお部屋で結構です。私自身、掃除した個室では我が物顔ができてしまうというメリットもあるので、これは実は、お互いに得のある提案なのですよ?
(いたずらっぽくウインクして見せ)

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