PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

【誰でも】雑談場所

ふらりと消えては現れるソレは、今は花咲く草原にある岩に腰掛けているようだ。

「何かを売るにも、店を持つにも、まだ時間はある。誰でもおいで。万色の“世間話”をしようじゃないか。ヒヒヒヒヒ……」

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こんにちは。私は情報屋のプルー・ビビットカラー。
少しの間、あなたの時間を頂戴してもいいかしら?
おや、キミがやってくるとは。未だ何も無いけれど、ゆっくりしておいき。ヒヒヒヒ……。
……まさか。いえ、気のせいね。
御機嫌よう。
開いているかしら?(後ろにスーツを着た細身の男を連れた少女が扉を開けて)
ヒヒヒヒヒ……いらっしゃい。開いているとも、といっても店も何も無いがね。(けらり、けらり)
んー・・・・・・(背後に侍る男が黒革の手帳の様なものを差し出し、チラリとそれを見てから)
どこの世界にも汝(あなた)のような怪しい人はいるものね。
店も何もないって、じゃぁここはどういうところなのかしら?(首を傾げ)
(前髪の奥で目を細め)そりゃあ勿論、我(アタシ)はしがない商売人だからねぇ。その辺に転がっているだろうさ。
ここは見ての通り、草原だとも。だが強いて言うなら、今は縁が繋がるところさ。何かが必要なコがいたらその縁を繋ぐところ。対価は求めるけどね。
ふぅん、縁が繋がるところ、ね。
そう言えば・・・・・・「東京」にもそんな店があったわね。今でもやっているかしら……。

何かが必要・・・・・・って事は、我(わたし)が来るには早すぎたかしら?
なに、何処にでも在るものさ。来るのは自由だとも。もしかしたら、キミを必要とする誰かが来るかもしれない。(くすくす)
そう言う事もあるかしら?
なら、そうなる事を願いましょう。とは言っても、待つのは性に合わないのだけれどね。

ところで、ここ、お酒置いてる?
酒といっても、いろいろあるからねぇ。どんな酒がお望みだぃ?
そうねぇ。日本酒かしら?
辛口がいいわね。飲みやすいし。
あァ、それならちょうど辛口の大吟醸があるけどどうかナ。(近くに置いてある行李から持ち歩ける大きさの酒瓶を一本出してみせる)
ふふ。それは重畳と言うものだわ。

それをいただこうかしら(キラリと瞳の奥を光らせて)
では取引といこうか。キミは何を出せる?
そうね……(スッと目を細め)

それなら……(包丁を一つ袖から出して)
刀匠が打った業物よ。
これで釣り合うかしら?
ふむ。
(前髪の奥で、彼女と同じように目を細めて提示された包丁を“視る”。彼女を“視る”限り包丁に関して偽りは無いだろうし、あったとしても大して問題は無いがつい来歴や刀匠についての物語を覗きたがるのだ)
(打たれた時代としては江戸から明治にかけての代物。刀の需要が減り始めた頃。とある料亭の主人より頼まれたもの。銘はなく、作者不明。しかし、作製過程は刀とまったく同じ。独特の輝きと紋様が特徴と言えば特徴で、芸術品としての価値もあるだろう。更に、良く手入れされた刃は今でもその鋭さを失ってはいない)
いい道具【コ】。キミの所に居たってのもあるけど、愛されてるね。(ニンマリと笑ってから行李に手を突っ込み)……そう。キミもか。それも縁だね。……このコも連れて行ってあげておくれよ、女王様。(掌サイズの漆塗りの赤い盃も差し出す)
当然よ。意思が宿る程の代物よ。愛されていなかったはずがないわ。

あら。いいのかしら?
その盃、結構なものではなくて?
この包丁【コ】は酒の1本じゃ少し見合わないからね。サクラが恋しくなったらこの盃【コ】を使うといい。(触れないけどね、と付け足して)
(サクラを愛したある武士の遺した盃。酒を注ぐとその者にサクラの幻影が見える。古物のはずだが漆の剥離などは無くとても綺麗だ)
へぇ……(目を細めて盃を見て)興味深いわね。
一種のマジックアイテムに似た力を持ってるなんて……。
何より・・・・・・綺麗だわ。
(ほぅ、と吐息を漏らし)
とある市で手に入れてね。そのコも、サクラの美しさを知る者の所に行ける方が幸運さ。
うわぁ、思ってた以上に立派なギルドだった……(メモを頼りに現れれば、ぽかーんとしながら辺りを見回し)
客入りも上々って感じだな。
ふふ。ありがとう。
では、この盃を使わせてもらうわ。
日本酒、いただくわね。

・・・・・・あら、新しいお客さん?
ヒヒヒヒ……ようこそ、我(アタシ)のギルドへ。と言っても、今は身一つだがね。(そよそよと風のなびく草原を眺め)
そのコはね、女王様。我(アタシ)が買ったんだよ。新しいギルドのメンバーさ。
買った・・・・・・っ(ハッとした表情となって)

中々のパワーワードね。
おっ。お疲れ様ですボス!
こんだけ土地がありゃ十全でしょうよ。後は開拓するだけなら、力仕事は俺にお任せを!
(腕を捲ってニィッと快活な笑みを浮かべる>武器商人

ご機嫌よう、女王陛下。
お恥ずかしい話ですが、首が回らなくて危うくカモメの餌になるところを、ボスに救って貰ったんです。
(何処か胡散臭さは滲ませつつも、恭しく一礼し)俺の名は朝長 晴明。差し支えなければ、御身の名をお伺いしても?>レジーナ
おや、頼もしいことだね朝長の旦那。そうだねえ……先ずは小屋から始めようか。今度、小屋を建てよう。

事実だしね?(この世界の貨幣を指先で玩びながら)>女王様
御機嫌よう。我(わたし)はレジーナ・カームバンクルよ朝長。
はぁカゴメの餌にねぇ。

・・・・・・事実なんだ。
へーい。ちょっと探してみれば木材は調達できますかねぇ。
出来れば外でもいいんで、喫煙所もあるとありがたいんですがね。
商品に臭いうつっちまったら申し訳ねぇもんで……。
(軽く敬礼してみせ、部下になった経緯が掘り下げられれば冷や汗をかいて明後日の方向に視線を逸らし)
いやぁ、修羅みたいに見えた元締めが、あんな笑顔で俺を送り出すなんて……いったい幾ら出したんです?>武器商人

レジーナ陛下……とっても雅なお名前で。
今後ともウチの店をごひいきに!
ついでに俺にチップとか弾んでくれたら、めいっぱいサービスしちゃいますぜ!
(爽やかな営業スマイルのまま、欲望ダダ漏らしで親指と人差し指をくっつけ、銭のジェスチャー)>レジーナ
うん。借金してたから、トランク5つ分くらいで。
あァ、律儀だね。いいよ、喫煙所もお作り。
ボスぅ……!(手を組んで目をキラッキラさせ)
最早ボスには足を向けて眠れねぇな。
へへへ、ありがとうございます。喫煙所が上手く大人の社交場になりゃ、客足も増えるかもしれやせんね。
なに、見返りはちょいちょい馬車馬のように働いてもらうことで返してもらうとしよう。退屈させたらそうだね、人体実験にでも使ってしまおうか。(からからと笑い)
なに、下々の者にゃよくある話ですぜ。
レジーナ女王陛下もお気をつけて。世の中、綺麗な花には悪い虫が群がりやすいですからね。(自分の事は棚に上げて、指を振り忠告し)

まぁ、働かされて余りあるご恩ですしーー…(実験。その単語が耳を過ぎると一瞬動きを止める。唾を飲み込んだ後、引きつった笑みを浮かべ)
は、はははは。死なないレベルのやつで頼みますぜ!
大丈夫だよぉ。(男とも女とも判別がつかない声で甘やかな笑みを彩って)

死ねないだろうから。
(ゾゾゾッと背筋に冷えと同時に甘い快感を感じて腕を抱き、冷や汗を顔に滲ませて)
ソレは多分、いや絶対ダイジョーブじゃないヤツだと思いますぅぅーー!!
・・・・・・悪い虫ねぇ。
ま、俗世のあれこれについては我(わたし)相手じゃぁ求めるだけ無駄と言うものだけれど。
でも忠告はありがたく受け取っておくわありがとう。

・・・・・・取りあえず、二人の相性は良いみたいね。
ヒヒヒヒヒ……!(たいそう愉快そうに笑っている)

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