店主「…………………………」

カウンターの向こう側に無口な中年男が立っている。
「いらっしゃいませ」の一言も無く、ただ黙々とグラスを磨いている。明らかに客商売向けの人間ではない。

だが、誰もこの男を咎めはしない。
何を見聞きしてもこの男は絶対に他言しない。余計な詮索も一切無い。
ただ、黙ってカウンターに立ち、言われるがままに酒を提供する。

この男の前では何を話しても問題ないだろう。

（雑談スレッドです。）

この者を含むブルーブラッドは、この世界ではありふれた存在であり、他の種族とある程度の共通の文化を持っているので、定義としては人間で良いのでは無いかと思う。白い肌、褐色の肌、猫みたいな顔、まあ同列の個性でいいんじゃないかな。なんか小難しいのは文化圏の違いのせいかも『渡り』で通じるとこの者も楽で良いなあと思う