ギルドスレッド
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月見酒の縁側
「っ……」
そうだ、いつだってこの人は、私のことを思ってくれているのだ。そんな人に、私個人のためらいだけで、足踏みするなんて、してはいけない……いや、したくない。
「クロバさん……私……」
喉から出かけた声が戻ろうとする。だめ、そんなことはさせない。私は、言わなくちゃならないのだから。
「私は、貴方を、裏切ってしまいました、貴方が居るのに、私は、命を捨てようとした」
ようやく出た言葉。私はこの人を裏切った。
「貴方と一緒に歩むって誓ったのに、貴方にこの命を助けられたのに、その命を、私は親友の為といって捨てようとした!私は……ごめんなさい、ごめんなさい……!私は、貴方とともに居たかったはずなのに……!」
そうだ、いつだってこの人は、私のことを思ってくれているのだ。そんな人に、私個人のためらいだけで、足踏みするなんて、してはいけない……いや、したくない。
「クロバさん……私……」
喉から出かけた声が戻ろうとする。だめ、そんなことはさせない。私は、言わなくちゃならないのだから。
「私は、貴方を、裏切ってしまいました、貴方が居るのに、私は、命を捨てようとした」
ようやく出た言葉。私はこの人を裏切った。
「貴方と一緒に歩むって誓ったのに、貴方にこの命を助けられたのに、その命を、私は親友の為といって捨てようとした!私は……ごめんなさい、ごめんなさい……!私は、貴方とともに居たかったはずなのに……!」
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深緑内の自領に仮住まいを構えたクロバは自室にて大きなため息をついた。
「……まったく、バカだよなどいつもこいつも」
”彼女たち”の感情も理解できる。
ただ――それでもし帰ってこれなかったらどうなる?
置いて行かれるこっちの気持ちを考えたことはあるのか?
つい、そんなことを思いしばらくシフォリィですら少し距離を取ってしまっている日々が続いていた。
まったく馬鹿だよな……俺含めて。
そんな黄昏ていた時、部屋の扉をノックする音が聞こえた。
(シフォリィとの1:1RPスレです。該当PC以外の発言はご遠慮ください)