PandoraPartyProject

ギルドスレッド

滅んだ村の集会所

【オリエンスレ】村の小路

村の入り口から通じ、最終的に集会所に辿り着く歩道。
かつては煉瓦で整備されていたが、今はそれも荒れ果てて無残な有様だ。

君はこの小路を歩くうちに、滅んだ村の姿を目に焼き付ける事になるだろう。
生活の営みが失われた民家、雑草にまみれた広大な畑、朽ちた風車のそびえる風車小屋‥‥
それを見て、君は何を思うだろうか。悲劇を繰り返さない事を誓う決意か、悲劇をありふれたものと受け止める達観か。

――――

オリエンテーション用の挨拶卓です。
挨拶ついでに滅んだ村の姿を見まわすようなRPを想定しています。
最終的に集会所の門を叩きに来てもいいですし、引き返しても構いません。

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(辿り着いた場所はお祭り騒ぎの周りとは一線引いた様な静かさな場所、それでも微かに整地されている方に歩いた先にあった集会所の前にバスケットに入ったパンの詰め合わせを置いて立ち去った)
(ギルドの場所と聞いてやって来た)…そうか、何もせねばこうなるやも知れぬ…のか。(我らが負う責任、というものは大きいのだな。と呟いて、集会場の前におやつとして持って来ていた焼き菓子を置く)
こりゃひでぇっすね……僕一人じゃ手の施しようがねぇっす。(おっかなびっくりした様子で、忙しなく宝石の目をキョロキョロさせている。)こういうとこも復興出来るように働かなきゃなんねぇっすか……はぁ。(溜息一つ)
‥‥食糧か。
此処は別に死者への供え物を手向ける場所でも無いのだがな。だがヨキは喜ぶかもしれん、受け取っておこう。

復興か。
成程、それもまた「滅びを滅ぼす」という意味に適っているな。
ゆくゆくはそれを目指す事も悪くないだろう。今はまだ遠い話だが。
ここは…………あの村は、今頃どうしているのでしょうか…
あの子も無事でいるといいのですが…
…あの、……食べ物、持って来た。美味しい、よ?(川魚の刺さった枝を数本、しゃがみ込んで集会所の前に置き)
…ここは、とても、静か。寂しい雰囲気、だけど…アリアは、落ち着く(ずれ落ちそうになった襟巻きを元の位置に戻しつつ、立ち上がり。目を細めて周囲を見渡す)。
アンタも旅人か。置いてきた者がいるようだな。
俺はアンタのいた世界については与り知らないが、この村のようなザマになってない事は祈っておこう。

ここは既に滅んだ場所。喧噪も活気も滅べば、静寂しか残らない。
俺やアンタのような奴には、その方がむしろ居心地がいいだろう。
(崩れた煉瓦。枯れて、焼けて、朽ちてしまった草花。荒れきった、嘗ては人々の営みが息衝いていた場所)
(『破滅を滅ぼす』と語った男の告げた先は、ひどい有様であった)

……。あのね、これ!あげる!

(遊びに来てくれてありがとう。人の息吹があった場所を、教えてくれてありがとう)
(そんな、ささやかな感謝だけれど)
(野に咲く花々をリボンで結わいた小さな花束を差し出すと、に、と少女は笑った)
(ローブを纏った二足歩行カエルが通りかかる)
既に滅んだ場所……気が滅入る心地もするが、ある意味では気楽か。
まあ、なんだ……廃墟になっても営みを提供する本意を全うできるなら、
寂れた家屋も多少は報われるだろうさ。
あぁ‥‥ひどい有様だろう。これが、俺の“滅ぼすべき滅び”だ。それを見失わぬ為にも、俺はここにいる。
そして‥‥花束か。アンタの厚意を受け取ろう、これは部屋に飾らせてもらう。

気が滅入る、まともな感性があればそうも感じるか。
少なくともここは、俺にとっては悪くない場所だ。心を乱すものが何もない、それがいい。
アンタの言う所の“気楽”というものだ。
これも…「歴史」と言う訳か。
…いや、ここを見ていると、故郷の世界…過去を失いし、遺跡の世界を思い出すのでな。
その歴史を掘り出し…記憶し、忘れ去られないようにする。それこそがこの身にある魔剣が司る「知識」の、その真髄だと考える…な。
(既に滅びた村の様子に、悲しみの入り混じった複雑な表情を向けている)
廃村……なんですね。
故郷の村を――思い出してしまいます。
(瞑目して祈りを捧げる。かつてこの地にあったであろう、今は失われた人々の生活に)
人々から忘れ去られてしまえば、それは「歴史」には残らない。
これを一つの歴史として残さんと願うなら、それはアンタに任せよう。俺の記憶は曖昧だから、その役目には適しない。

アンタの故郷も廃村になったのか。
ここがどういう経歴でこうなったのかは俺も知らん。だが、人の営みが失われたのは確かだ。
その破滅を意識する為に、俺はここにいる。アンタもこの光景は忘れないようにするといい。
 嗚呼……。矢張りこう言った雰囲気は良いですね。
 この感情をなんと呼べば良いのかはわかりませんが、何故か心惹かれます。
アンタ、変わってるな。
他の奴はここを見て心を痛めたり過去に思いを馳せたりするが、心惹かれると来たか。俺もこの場所を忌み嫌うのであれば、棲家として定めはしない。
だが、もしその感情が破滅への希求であるならば、俺はアンタを滅ぼさなきゃならなくなる。そうではないことを望んでおこう。
(祈りを終えると、語りかけてきた偉丈夫に向き直り)

はい。僕の生まれた村は、十年と少し前に。
もともと寒村でしたが、飢饉と戦災が重なって困窮を極め、村を維持できなくなりました。
だから、これを破滅と呼ぶなら、僕にとって破滅を齎すものとは、貧困がそれにあたるのでしようか……
申し遅れました。
僕はマルクと言います。
駆け出しの冒険者で……
宜しければ、貴方のお話をもう少し伺ってもよろしいでしょうか?
(自己紹介と共に頭を垂れた。許しが得られれば、集会所へと赴くつもりなのだろう)
俺の解釈だが、破滅とはあるものを破壊する存在の事だ。
それが人の営みという形なきものであったとしても、それを奪うのであれば破滅と呼んでもいいだろう。

俺の話か‥‥面白いことは語れないが、訊くならば応じよう。
別に俺が許す許さないなどは無い。元々ただの仮住まい、所有者ではないからな。
俺はR.R.或いはルイン・ルイナと名乗っている。好きに呼べ。
(有名なギルドの場所と聞いてやって来た)
廃墟マニアが好きそうな場所だな。
 滅びへの希求……とは違うと思います。
 自分の手でこの光景を作りたいというわけではありませんから。
 ……ですが、もし私が『そう』成ったら止めて頂けるのですか?
 (優雅でありながら悪戯っぽい、そして何処か寂しげな微笑みを浮かべる)
あぁ、一部の好事家にはこういう場所は好みかもしれんな。滅んだ建造物に魅力を感じるとは俺には理解できない感情だ。
とはいえ好き好んでこういう場所に居座っているのだから、俺もその手の者と同一視されても文句は言えまいが‥‥言うつもりもないが。

その言葉を聞いて安心した。
だが、もしそうなれば“止める”という生易しい段階では済まさん。俺は“滅ぼす”。
‥‥尤も、程度によっては戦意を挫く程度で滅ぼしたと見做すかもしれんが。
多分、僕のいた村もこうなってるんだろうなぁ・・・。召喚された僕は助かったけど皆はだめだったんだろうな・・・。
ルイン・ルイナ……破滅を滅ぼすもの。それがお名前なんですね。
それでは、ルイナさんと。ルインさんと呼んでは、意味を違えてしまう。
集会所の方に、お邪魔しますね。
(一礼をすると、廃村の中へと進んでいく)
おんやァ?むかぁし来たときはまだ人が…
?あれ、ここでしたっけ。記憶なんて曖昧なもんですねェ。引きこもりな上に、方向音痴なワタシにはなんともかんとも

あ、居ますね、ヒト
復興でもするんですかねェ(ヒトゴトだとぼやいて、そのまま通り過ぎて行った)
村民は、もう全くいないのか。
(かつての村内を伺うようにゆっくりと見渡す。人が暮らしていたのはだいぶ前のように見えた)
私のような者には一晩過ごすに良い場所だが、賊の類も居つきそうな場所だな。
いや、敢えて住む者にとっては今更の話だろうが。

……こういう場所なら、日用品の補充も人里ほど楽ではないだろうな。
アンタの村も滅んだのか。
仕方ない、今は割り切って今の事を考えるといい。過去に囚われて足を鈍らせれば、やがて自分も滅ぶ。

そうだ、読んでの如く「破滅を滅ぼす者だ」。
だが、別に呼び方は好きにして構わん。名前が無くては面倒なので、便宜上名乗っているだけだからな。

(遠ざかる背中を観ながら)
‥‥復興か、今は流石にな。

俺のような根無し草くらいならいるが、元の住民は流石にな。
賊か、来ない事も無いが少数規模程度なら自警は出来る。日用品も、畑や廃材で賄えなくはないな。
ちゃんと仕入れるならば、人里まで歩いていく必要はあるが。
なるほど、これだけ荒れていればと思ったが上手い事暮らしているようだ。
……いや何、入用の品でもあれば用立てしようかと思っただけだ。
私は商売人でね。商機やもと思ったが、それほどでもなかったようだ。
そうか、好きにすればいい。
出来る限り面倒事は避けたいが、お前がそうなるというのなら喜んで滅ぼしてやる。

商談か、別に売り込みに来る分には構わん。俺は大した物欲も無いが、他に住んでる連中はそうとも限らんからな。
とはいえ、生活するだけなら困りはしないのも事実だが。そもそも払える金も多くは持ち合わせていない。
まあ…!わたくし、道だと思っていましたのよ。やっぱりですわ!
(荒れた道からようやくたどり着くと貝殻を開いて辺りを見渡し、弾んだ声を閑かな村に響かせた)
ここで曲がると村を回れるのかしら?この先にはなにがあるか、もっと見てゆきましょう。
(風化したレンガの表面を時折崩してきた道のりから、広くて端の見分けがつかない畑に入り、遠回りに村の中心へ向かう。あぜ道をはみ出しかねない大ヒトデに揺られて、実にゆっくりと歩みを進めていく)
こっちにはロクなものがないが、来るか。
まぁ俺は別に構わん、隠すようなものも無いからな。好奇心に足るものがあるかは保証しないが。
(襤褸布を引っかけた灰色の狼が、たしたしと爪を鳴らし歩いていく)
(ルインへ気づき、足を止めて)
腹が減ったら食べるように、ヒトとヒトがいれば摩擦はあり。雨の降らん大地が不毛であるように、ヒトのいない街は朽ちる。自然だ。俺は、この一つの滅びから、何も見出すことは出来ないが。
足を運ぶ者が増え、交流を通し、此処が一つの郷にならば。その時は、俺も、失うのを怖く思うのかもしれん。そうも、思える。

折角だ。良い住処を、物色してくる。
(小さく笑うように犬歯を見せ、何事もなかったかのように通り過ぎていく)
建物が見えたから寄ってみたが、ここは村か?。いや、村だった場所か。
(集会場の方を見ながら)だが、人の気配はするな。あの建物からか……?

依頼は確か、期限内に特定数のギルドを回れ、だったな。
気になるが、今は時間がない。先を急ぐか。(集会所を気にしつつも立ち去る)
今日はかなり歩いたけど、ここはかなり静か。でも寂しい静けさだな……
(辺りを見渡しながら、集会所にたどり着く)
あ、はじめまして。あなたはここの人?邪魔はしないからもう少しここにいてもいいかな?(しばらく集会所から村を眺めた後お礼を言って立ち去る)
滅びは俺達に講釈を垂れる為にあるわけではないからな。そこから人が何を見出すかは当人の勝手だ。
だが滅びを恐れるか憎むかした時、自然と何かを見出すだろう。今はまだその時ではない、というだけだ。
‥‥行ってこい。ここはアンタには寂しすぎる場所だ。

‥‥あぁ、もうギルド巡回の期限が近いか。
時間が過ぎたら、看板も下ろすとするか。アンタも落ち着いた時には休みに来るといい‥‥気が向けばな。

“ここの人”が何を指し示すかにも依るな。
住人であるか、と問われれば否であると答える。管理者であるか、と問われても否と答える。是と答えるのは、せいぜい“この場所を使っている者か”ぐらいだ。
アンタも俺も、この場所においては余所者である事に違いは無い。使いたいなら好きに使え。
(知り合いを見つけた様子で近寄ってくるが、周囲のどこかおどろおどろしい風景におっかなびっくり歩きつつ)
(話しているのを見て小さくため息をつき、またうろうろと村の中を見学しにいってしまう)
ふゥン、こういうモノは元の世界と変わらねェナ。
こりゃあ、もう盗るモンも無さそウダ。とっとと行クカ。
(粗捜しすれば何かしらあるかもしれないが、そうまでする価値は見出せずに去る)
(ズルドの来訪から滅びの予兆を“聴いて”、物陰で息を潜めて剣を構えていたが、引き返したのを見て収める)
特異点同士での滅ぼし合いは避けるに越したことはないが‥‥な。

あぁ、平和な世の中に生きてきた奴には刺激が強いだろうな、ここは。
だがこれから幾度も目にする光景だ、慣れておくがいい。

さて‥‥ギルドオリエンテーションとやらも終わりだな。
これからは来訪者の数も減るだろう。そうであるかに関わらず、様子をうかがいに来る者はいるだろうが。

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