PandoraPartyProject

ギルドスレッド

森の洋館

クウハの部屋

屋敷一階にある、館の主・クウハの自室。
ベッド等生活に必要な物は一通り揃っており、綺麗に整理整頓されている。
棚にはドラネコのぬいぐるみが飾られ、他にも親しい者たちからの贈り物が大切に保管されている様だ。

偶に子供霊達が勝手に入り込んでいる事がある。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
〜〜♪
(鼻歌混じりに紅茶とお茶菓子の準備をしている。
非常に機嫌がいい)
クウハさん、いらっしゃいますか?
(コンコンっとノックをして声をかける)
お、来たか。
いるぜ、遠慮なく入ってくれ。
(扉の向こうの鏡禍に明るい声で返事を返す)
よかった。お邪魔しますね。
(扉を開けて中に入って。手にはケーキの入ってそうな小さな箱を持っている)
こうやってお話しするのって確か初めてですよね。あ、これ良かったらどうぞ。幻想のお店で買ってきた美味しそうなショートケーキです。
(持っている箱を差し出した)
そうだな。二人きりでゆっくりってのは初めてかもしれない。
手土産持参とは真面目な奴め。
(ケーキの入った箱を受け取って)

まあ、座れよ。
取り敢えず、紅茶とケーキを一緒に食おう。
(鏡禍をソファーへ促そうと)
せっかくお時間もいただいてゆっくりお話しするのに何も持たないのは失礼かと思いまして。
(促されるままソファーに座った)
それにクウハさんだってこんなに美味しそうな紅茶の準備してくださってるではないですか。
おあいこですよ。おあいこ。
そりゃあなあ。
わざわざオマエが来てくれんのに、何の用意も無しは味気ないだろ。
(パチンと指を鳴らしてテーブルに皿とフォークを出し
手土産のケーキを皿に出す。
ミルクと砂糖を添えた紅茶と共に、鏡禍の前へ)

最近は吸血鬼絡みで騒がしいな。
鉄帝は収まった様子だが……さて、どうなることやら。
(向かい側に腰掛けて)
別に何もなくたっていいんですよ?
何せ僕は鏡の妖怪、本来は鏡の向こうにいるべき存在なので。
(冗談めかして言いながら紅茶を出してもらったことに軽く頭を下げてお礼を)

紅結晶から始まってる事件ですよね。
僕も何件か覚えがありますが、クウハさんも顔を出されてますよね。
興味があるんですか?
最初は紅結晶が欲しかったってだけなんだけどな。
妙に気になるんだよなあ、吸血鬼。
知り合いに烙印押された奴もいるし、解除方法調べねーと……。
(自分の分の紅茶に砂糖を入れてかき混ぜつつ)
(紅茶に砂糖を多めに入れてくるくるしている)
まぁ何考えてるかわかりにくい感じもしますしね、吸血鬼。
ちょっとは烙印、魅力的かとも思ったんですが……。
確かファニーさんも烙印を受けてしまったんでしたっけ?
報告書で知りましたが、心配ですよね。
病状自体は綺麗だしな。
それだけなら悪くはないんだが、精神まで蝕まれるってのは……。
アイツの事は確かに心配だが、アイツの場合自分から烙印受けてんだよなあ。
馬鹿な事をしたもんだ……。
(溜息をついて紅茶に口をつける)
血が花弁に、涙が水晶に、でしたっけね。
確かにきれいだと思うんですがそれよりはやっぱり……いえ、なんでもないです。
(口ごもってから首を振って)
それ、烙印欲しいなって少し思って吸血鬼を探してた僕の前で言います?
あー、オマエもそうだったな。
オマエの場合はまあ、わからんでもない。
アイツの場合はなあ。
「吸血鬼を助けたい」まではいいんだが、烙印まで受けちまうのは……。
その所為で一番怒らせちゃなんねー人を怒らせちまったからよ。
このままだと助けるどころか、アイツの所為で助けたがってる吸血鬼が纏めて死ぬだろうな……。
(フォークでケーキをつつきつつ)
一番怒らせてはいけない人?
(首をかしげながら紅茶を口にして。視線で「クウハさんですか?」とは問うものの違うだろうなと思っているのも視線から伝わるだろうか)
俺の主人だよ、主人。
アイツ、この間あの人の所有物になったからな……。
あの人は自分の所有物に手出しされんのを何より嫌うもんだから……。
俺を怒らせる方がまだマシだぜ。
(やれやれと首を振り、切り取ったケーキを口に運ぶ)
(口に含んだ紅茶を吹き出しかねないのを必死に抑えて飲み込んだ)
えっ?商人さんの所有物?!
眷属でもなく、ですか?
何があったんですかというか、あの方また他の人を誑し込まれたんですか……本当に恐ろしい人ですね。
眷属じゃなくて所有物だな。
あの人の甘やかし癖は異常っつーか、ファニーが誑し込まれたのは俺の所為でもあるっつーか……。
本人は幸せだろうし、問題はないんだが。多分。
一体何があったらそうなるんですかホント。
全く想像がつかなくて困惑しますよ。

と、いいますか、恋人さんがそうなってクウハさんは平気なんです?
僕だったら多分絶対無理なんですけど。
いやー……。
俺がアイツを望む様に愛してやれなかったり、充分に構ってやれなくて、すれ違ってる期間があってな。
その内に主人とアイツが親密になったっつーか。

思う所ない訳じゃなかったんだが、そもそも俺は人の事言える立場にねーし……。
それがアイツの望みならいいんじゃねーかと。
主人の方も契約なり結ぶ時には、俺に内容検めさせてくれるって言ってるしな……。
46
人のこと言える立場じゃないって……恋人なのでしょう?
むしろ一番言える立場だと思うのですが……と思いましたけど僕もクウハさんのこと言えるか怪しいですね。

あなたが納得しているならいいんですが。
思ったこと言わないと後悔することもあると、思いますよ。
恋人ではあるが、そもそも二股かけてる上に、俺は自分でも呆れるほど主人第一だからなー……。

…アイツは俺が最愛だと言うが、真実そうなのかって疑念はなくもない。
だがそれを言ったところで、ただ追い詰めるだけだろうしさ。
一応納得はしてるつもりだ、うん。
でも、それを了承されてるんでしょう?
僕がそんな事願い出てもしたら彼女に8割でひっぱたかれて2割で追加でそっぽ向かれて終わりですよ。
そういうのがないだけ許容されて許されて、それも愛じゃないですか。

僕は『真実愛されてる自信がない』のなら言ってもいいと思いますけどね。
本当に最愛なら証明して欲しいって願うのだって我が儘であっても恋人なら許されるのではないでしょうか。
難しいって言われたらその時にまた話し合えばいいじゃないですか。努力をしてくれるのなら少しは愛情の片鱗を感じ取れるかもしれないじゃないですか。
言わずにおいて疑念を抱いてしまうのは不誠実じゃないです?
(少し笑ってからケーキを一口)

ま、人のことまーったく言える存在ではないですけどね。
普通はそうだよなあ。
その時点で間違いなく愛されてはいるんだが。

何だろうな。証明して欲しいわけじゃねーんだよ。
アイツは努力してくれてるし、不満があるかと言えばそうでもない。
ただ、主人に靡いた時にアイツとしちゃ浮気の認識でいたらしくてよ。
それが何か引っかかってんのかもな。
俺が最愛で無かったとして、手放すつもりもないんだが。
妙な話聞かせちまって悪いな。
オマエ相手だとつい話しやすくてよ。
別に、全然平気ですよ。
昔からよくこうやって話を聞くこともあったのでむしろ懐かしいぐらいです。

その引っ掛かりは直接お話しないと解消しないのでしょうが……。
恋人が、最愛の人がいるのに他の人に『いいな』って靡いてしまったら浮気かもって思うのは理解できますよ。それこそ気が移ろってるわけですから。
…ありがとな。
オマエにはいつも助けられてばっかいる気がするよ。

実際、ンな事要求出来た身じゃねーが、出来れば浮気はして欲しくないってのが本音だしな。
「どうでもいい」で流せる範疇なんで、そこまで気にしてるつもりもねーんだが。
主人に色目使おうとしてんのを知ってる分、妙にモヤモヤするっつーか。
承認欲求満たしたいってのもあるんだろうけどよ。
信じてやりたいのに根っから信じてやれないのが気持ち悪い。
妹分みたいに甘え上手なら構ってやりやすいんだが……。
助けてるつもりなんて無いですよ。
友人と楽しく話しているだけなんですから。

浮気しないで自分に甘えてくれー、なんて我が儘言っちゃえばいいんじゃないです?
なんて冗談はともかく、商人さんは求めたら求めた分くれそうな人ですからね。それはクウハさんも経験があるのではないでしょうか。
でもそんな簡単に手に入る愛情より、きちんと自分に向いてほしいなって感じているように、僕は思いました。もやもやはその辺りなんじゃないです?
…ああ、確かに。
言われてみればそうかもしれん。
今はアイツも吸血鬼関連でそれどころじゃねーだろうし、また折を見て話してみるわ。
ありがとな。

それはそれとして、オマエに渡したいものがあるんだよ。
受け取ってくれるか?
いえ、お二人がより良い関係でいられるように願っていますよ。

と、渡したいものですか?
構いませんけど、何でしょう?
ん、ちょっとこれをオマエにな。
(パチン、と指を鳴らすと泉の様に美しく、神秘的な鏡が空中に現れる。
それを手に取り鏡禍へ手渡そうと)
(受け取って、じっと鏡を覗き込む)
これは……とてもきれいな鏡ですね。僕の手鏡とは真逆な。
この鏡どうしたんですか?
物自体は街で見かけて買った。
それに精神安定の呪いをかけて細工しただけのささやかな品物だ。
誕生日じゃない日のプレゼントだよ。
鏡の妖怪が悪霊から鏡を贈られるってのも、ちょっと面白いだろう?
(くすりと小さく笑いを零して)
確かに、多分何かいただけるにしても一番予想してないものをいただいてしまった気がします。
本当にびっくりして、わざわざ手も加えてもらって、あぁ……なんて言ったらいいのか。
とてもとても嬉しくて、でもなんて言葉にしたらいいかわからないんです。

ありがとうございます。大切に、しますね。
僕の住処こっちに変えられたらいいのに。
ふ、ふ…。
大したもんじゃないが、気に入ったなら何よりだ。

なんならこっちに住処移すか?
オマエならいつでも歓迎だ。
すごく嬉しいですよ。こんな風に何気なくプレゼントをもらうのもほとんどない経験ですし。
それがクウハさんからなので余計にです。手鏡と繋がりがなかったらこっちに繋がりを持ちたいぐらいですもの。

洋館に住むのは魅力的なのですけど……今は大半をルチアさんの教会で過ごさせてもらってるんです。
なので結局彼女の方に行っちゃうと思うので、気持ちだけ受け取っておきます。
あ、でもちょっと彼女に話せないことをやってしまったら匿ってくれると嬉しいな、なんて。
そうかい。
ああ…可愛いなオマエは。
(愛おしくて堪らないといった風にくすくすと笑って)

そりゃ残念だ。
匿うぐらい、いくらでも。
どうせ部屋は余ってんだ、適当な部屋をオマエの部屋にしても構わないぜ。
かわ、可愛いですか?
そんなつもりはないんですけど……というかどこが、可愛かったんでしょう。カッコよくなりたいのになぁ。

部屋をもらってしまったら幽霊の子供達が困っちゃわないかなって、心配で。
それに、クウハさんもわかるでしょう?愛してる人とはできるだけ一緒にいたいんです。いつまで一緒にいられるか分からないですから。
ああいや、すまん。悪い意味じゃないんだ。
真っ直ぐに俺に好意を向けて、喜んでくれるのが嬉しくてな……。

その心配は無用だぜ。
ガキ共は新しい家族が増えたと大喜びするだろうさ。
だが、そうだな……。
ハンナとは離れて暮らしてるが、こっちに移り住んできてくれないかと縋りつきたくなる時がある。
人間の命は儚いからな……。
……? 当たり前でしょう?
友人から贈り物をしていただいたんですから。

お屋敷の子供たちはみんないい子ですね。
そして、えぇ……人間の命は儚いです。本当に。
いつ消えてしまうのかと怖くてたまらない。できるだけ一緒にいたいですよね。

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM