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造花の館

執務室

一般的練達人を迎える応接室とは違い、セレマの執務室は半分私室と化している。
幻想風の調度品ばかりかと思えば、執務机の中央にはコンピュータのモニターが鎮座し、もっといえばエアコンまでついている。
アンティークに紛れて文明の利器がそこかしこにある。
再現性の民に言わせれば「古典趣味的」な部屋だろう。

セレマは訳知りの個人的客人はこちらに通すらしい。
いつ来ても部屋いっぱいに焚かれた香(のような独特の香り)があなたを出迎えてくれるだろう。
然るべき客人であるならば。


●やってはいけないこと
・知らない声が聞こえても返事をしてはならない
・書類や機械は勝手に触らない
・執務机の載せた天秤はアンティークではないので触れてはいけない

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ん。

(抱っこをねだる幼子のように腕をひろげた。
 貴方より身長が高い癖に、やろうと思えばそれなりの対応だってできる癖に、底が恐ろしく未熟で未発達。それが傷のように貴方の目の前に現れている。)

(両の腕が体を包むと、顔を隠すように貴方の肩に額を寄せた。
 荒い息を吐く。震える手を貴方の背中に回す。
 心臓は不自然に跳ねて、だからこそ、この悦びは押さえつけるべきだと思った。
 此処までさせておいて今更、安心してしまうのが怖くなったのだ。
 一つの戦いに区切りをつけて休むには、少し生き方を変えすぎてしまった。)

(髪を切っただけ。人にとってはそうでも自分の種族にとってはそうではない。
 不可逆のリソースを切ったという意味もある。
 それ以上に、容姿を歪めるという事は存在を歪める事にもなる。
 きっとこれまでなら不安はなかった。
 だが、自分自身の価値を減じかねない事、それによって失望されるのではないかという不安に胸は満たされて、いつまでたっても勝利も終戦も実感できないでいたのだ。)

セレマ。

(震えを押さえた声)

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