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造花の館

執務室

一般的練達人を迎える応接室とは違い、セレマの執務室は半分私室と化している。
幻想風の調度品ばかりかと思えば、執務机の中央にはコンピュータのモニターが鎮座し、もっといえばエアコンまでついている。
アンティークに紛れて文明の利器がそこかしこにある。
再現性の民に言わせれば「古典趣味的」な部屋だろう。

セレマは訳知りの個人的客人はこちらに通すらしい。
いつ来ても部屋いっぱいに焚かれた香(のような独特の香り)があなたを出迎えてくれるだろう。
然るべき客人であるならば。


●やってはいけないこと
・知らない声が聞こえても返事をしてはならない
・書類や機械は勝手に触らない
・執務机の載せた天秤はアンティークではないので触れてはいけない

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ううう。

(後回しにされるという事はいつか言わなければいけないという事だ。
 其方の追及を逃れられるとは一欠片たりとも思っていない。せめてこの間に覚悟を決めておかねば)

(示されたソファに腰を掛けて冷えた腕を擦ると手首に付けた花飾りが頼りなさげに揺れた)

(果たして今までこんな風に覚悟を決める事なんてあっただろうか。
 言葉としては使った事があるが、それは周囲を鼓舞する為だったり納得させるためであって本当に気持ちを整えた事はない気がする。
 自分がする事さえ決まっていれば受け入れられないことなどないのだから)

(それなのに支配したいと言っておきながら自分の価値を下げかねない行動を繰り返している自分は一体どうしたことだろう)

(じっと、青い花……故郷に咲くコショウルリの生花のようでそうではない花を見つめながら深い思考に入る)

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