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造花の館

四夜目

●あらすじ
依頼だから交易船の警護やってるけどさ。
なにも起きないとやっぱ暇だよね。

●今回のカードの特徴
それは高価そうに見える。
それは色付き硝子のように薄く透通っているが、裏の模様を見透かせない。
それは『語り手』の敗北を検知すると曇ってしまう。
それは『聞き手』の敗北を検知すると淡く輝く。
それは誰かが勝利すると、全てのカードが勝者の手元で束になる。

●ルールへのリンク
https://rev1.reversion.jp/guild/818/thread/14878

●特別ルール:カード指定
自PCが引くカードを、乱数に頼らず「このカードを引いた」ということにしてよい。
これは各PC1ゲーム中1回までの救済措置である。

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……その仕事が終わって、しばらくたったある日。
俺は自分の図書館で、いつものように書架の整理をしていた。
秋から冬にかけての、日が随分と早く落ちるような日のことだった。

その日はもう、閉館の看板を掲げていて、作業が終わったら施錠をしてしまおう。
そう思っていた矢先、不意に俺の肩が掴まれた。

そして俺は、そのまま本棚に押し付けられて、身動きが取れなくなった。

やがて俺は、首を締められるような形で、伸し掛かられてしまった。
ぶっちゃけ、俺達は仕事柄、どこの誰から逆恨みをされようが、しょうがないけど立場だ。
勿論そんな事はされたくないけど、降りかかる火の粉は払わねば。その気持ちは一応、いつも持っていた……筈だ。

事実、俺を押し倒したその人の正体は。
あの日、赤の女王が開いた宴で、ナイフ投げを披露していた道化師。
『トランプ兵』の一人だったからだ。

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