PandoraPartyProject

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造花の館

四夜目

●あらすじ
依頼だから交易船の警護やってるけどさ。
なにも起きないとやっぱ暇だよね。

●今回のカードの特徴
それは高価そうに見える。
それは色付き硝子のように薄く透通っているが、裏の模様を見透かせない。
それは『語り手』の敗北を検知すると曇ってしまう。
それは『聞き手』の敗北を検知すると淡く輝く。
それは誰かが勝利すると、全てのカードが勝者の手元で束になる。

●ルールへのリンク
https://rev1.reversion.jp/guild/818/thread/14878

●特別ルール:カード指定
自PCが引くカードを、乱数に頼らず「このカードを引いた」ということにしてよい。
これは各PC1ゲーム中1回までの救済措置である。

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そこから割とすぐに、俺含むイレギュラーズが編成されて、その領地に潜入した。
赤の女王が主催するパーティーがその頃ちょうど催されてたから、そのうちの賓客として紛れ込む……といった体で、まあ、俺達でも潜入する事はどうにかなった。

女王と称される彼女の城は立派なもので、調度品も上等なものだったし、彼女の召使いと思しき人々も見目麗しい顔が揃っていた。警備隊も、酒に浮かれて勝手するものがいないか、よくよく目を光らせていた。
そして宴の余興に、ステージ上で芸を繰り広げる者も居た。

……それを見たとき、正直、俺は心穏やかじゃなかったよ。

何故なら、先に駆け込んできた女性からの口コミと情報屋の調査もあって、わかった事だけど。
俺達賓客をもてなす芸人、領地の警備兵。先程俺の持つグラスに、シャンメリーを注いでくれたメイド。
そいつ等は、ただ赤の女王に雇われているだけではなく。

『トランプ兵』。一人ひとりが、相当の練度を誇る私兵。
一対一ならなんとでもなろうけど、ここは文字通り女王の城。
囲まれてしまったら俺達もどうなるか、わかったものじゃなかったからだ。

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