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捩れ木の匣

ある夜、森の入口。

ある夜、森の入口。
すでに陽も遠く涼しい風。虫の歌声が聞こえている。
家馬車の脇でおんぼろ外套が火を焚いている。
石の輪の中、串に刺された肉が焼ける香りが煙と共に上がる。
君は焚き火に加わっても良いし、足早に通り過ぎても良い。

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(すん、と鼻を鳴らす。篝に気を取られていたが、篝火の主が鍋の状態に気付いた事を知れば未だ自身は空腹の最中にあった事を思い出した)
(黒鉄の少年が人懐こい笑顔を浮かべて此方に視線を寄せてくれる度、此方は俯いてその視線から逃げてしまう)
(敵意も嫌悪も無い。が、どんな態度を以ってして他者に接したら良いのか、影には其れを知る術が無かった)

(楽しいことだなんて。自分には、何一つ――)



(逸れ掛けた思考は篝火の主の悲鳴で現実に引き戻された)
(ほわほわと湯気の立つ小ぶりの壺は食器と言うには豪快な代物ではあったが、これはこれで悪く無いものだ)

ありがとう、リザシェ。……ええと、リュカシス、も。
いのちを、もらってきてくれて。ありがとう。

(いただきます、と。小さく添えてからスープを口に運び始め)

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