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捩れ木の匣

ある夜、森の入口。

ある夜、森の入口。
すでに陽も遠く涼しい風。虫の歌声が聞こえている。
家馬車の脇でおんぼろ外套が火を焚いている。
石の輪の中、串に刺された肉が焼ける香りが煙と共に上がる。
君は焚き火に加わっても良いし、足早に通り過ぎても良い。

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そう、真ん中。……パーツを、つける?

(絡繰仕掛けのオートマン。鉄騎種たる少年にとって其れは食事をとることと同義なのかもしれない)
(然れど耳慣れない其の文面に、影はことんと首を傾いで、物言わぬ問いを投げ掛ける)

……ふ、

(慌てる仕草に、其れでも蝶の”おうかがい”に応えようとする少年の姿に微かに笑みを零して)
(内緒話のように囁く声に、指先に止まっていた蝶がひらりと離れて――少年が支えるコップの縁に止まると、口吻を伸ばして水を吸い始めた)

『ああ、おいしい。ありがとう、やさしい紳士さま』

(其の瞳にやわらかな色をうつした侭。影はそうっと、”彼”の言の葉を紡いだ)

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