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ギルドスレッド

仄かに血の香る廃墟

【雑談】練達・夜・廃ビル

練達の某所
──貴方が足を踏み入れたのは、廃棄されたビル
手探りで電気をつけてみるとジジっと音を立て、切れかけの電灯がフロアを照らした
どういう事情があって今は無人となったのか、電気や水道はまだ一応通っているらしい。

階段を上がると目の前に大きな扉、ギチギチときしむそれを開くと
どうやらこのフロアは元々は大きなホールだったようだ。

壁や床の基礎が所々剥き出しになり、コンクリ片がいくつも転がる部屋
割れた窓ガラスから月明かりが照らす暗闇に、ソレは立っていた。

『おやぁ、こんな夜中に訪問者とはぁ……一体どんな御用でしょう』

何故か首元に冷たい風を感じつつ、──貴方は口を開いた。

※RP雑談を目的としたスレッドとなります。どなたでもお気軽に利用下さい

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うーん(適当に設置された、一部スプリングが飛び出してるソファに身体を預け)……この子ももう駄目ですねぇ
(刀を抜き、刀身を検める──刃は所々欠け刀身にはハッキリとヒビが入っている、かろうじて折れていない事で刀の体を保っている様な状態だ)
さっきだって、味が濁っちゃってましたしぃ(目を閉じぺろりと口の端を舐め、反芻する様に思いを馳せる)
んー(きょろきょろと辺りを見回している様子。迷子だろうか?)
っ(恍惚の世界から呼び戻すのは足音、人の気配)……(パチン、刀を鞘に納める)
(気配はともかく敵意を感じられない、迷い込んだ羊か、自分と同じ様な狼)
……こっちですよぉ、お客さんですかぁ?(ソファにだらしなく寝ながら声をかける)
あっ鏡ねーちゃん!遊びに来てみたよ!
(ぶんぶんと手を振りやってきたのは鬼人種の少年の様だ)
おやおやぁ、ハヅキ君でしたかぁ
(知った少年の顔を見ればソファに座り直し出迎える)
イケませんよぉ、一人でこんな所に来てはぁ
うん、ハヅキだよ。鏡ねーちゃんこんにちは!
?、そうなの?(よくわかってない様子で首を傾げ)
はい、こんばんはぁ
そうですよぉ、いくらハヅキ君がイレギュラーズとはいえ
男の子が一人で悪い大人の住処に来たら、かっこうの餌食ですよぉ
大丈夫だよー危なくない道は何となく見えてるし(ギフト)
ハヅキこれでも力持ちだからね!
(力こぶを作るポーズをとってみせるもこぶは無い)
フフ、そうですかぁ(立ち上がりハヅキに近づき)
ここに来ても危なくない、って見えましたかぁ?(ゆっくりとハヅキの顔に両手を添えようとする)
うん。むぁ?
鏡ねーちゃんなら大丈夫に見えたよ?
(顔に両手を添えられながらキョトンとした表情で)
(じっ、とハヅキの目を見つめ)……フ
フフフ、そうですかぁ(パッと手を離しソファに戻る)
どうぞぉ、綺麗な所ではありませんがお好きな所に座ってくださぁい
何をしましょうかねぇ、なにか遊ぶものでもあればいいんですけどぉ
うん、そうだよー。
うーんとそれじゃあここで。
(ちょこんと鏡の隣に座る小鬼)

んーあっそうだ!(懐から小瓶を出して)
これ、鏡ねーちゃんにもあげるね!
とっても綺麗で甘くて美味しいんだ。
(小瓶の中身には色鮮やかな金平糖が入っている様だ)
おや、素敵なものをもってますねぇ。ソレ、くれるんですかぁ?(手を差し出す)
好きなんですかぁ?甘いもの
うん、どうぞー?
(小瓶からサラりと鏡の手の平に金平糖を数粒出し)

ん?んー?どうなんだろ?
実はハヅキ最近までの記憶があんまりないから
よく分からないんだー。(また首を傾げ)
ありがとうございますねぇ(金平糖をつまむと口の中へ)
うん、甘い……ですねぇ
そうですか、覚えてませんかぁ。でもいいですねぇ、これから好きなもの増やし放題ってことですよぉ
でしょー?美味しいよね。
(ニコッと笑って嬉しそうに)

うん、そうだね!
鏡ねーちゃんは何か好きなものとかあるの?
私?そうですねぇ。
好きなもの、んー……私は美人な子、可愛い子が好きです
それと固いよりはやっぱり柔らかい方が個人的にはいいですねぇ(頬が上気していく)
ハァ……それと可愛い男の子、とか
うんうん。(鏡が楽しそうなのでニコニコしながら聞いている)
柔らかい?ハヅキの頬っぺたも柔らかいよー?
(むにっと軽く引っぱってみせ)
ん?あぁ、そうですねぇ先ほど触った時もとても柔らくてぇ
とても良かったですよぉ(ハヅキの頬をつつこうとしながら)
しかし、ハヅキ君は危機感が……いや、信用した人を疑う事がないんですかねぇ
そんなに無警戒に誘って来られると、私も我慢が大変ですよぉ
でしょー?(鏡につつかれる。むにっと吸い付くような頬である)
本当に危なかったらもう逃げてるもん(ふんす)
それに他にも悪い人なら知ってるよ?
鏡ねーちゃんもその人と似た様な感じがするから
そうなのかなーって。
(分かっているのかいないのか)
……(ポカンと呆気にとられ)
……フフ、フフフ、そうですかぁ(確かに今は昂りも落ち着いてる、成る程この少年は鼻も利くようだ)
どんな悪い人と遊んだんでしょうねぇこの子は(毒気を抜かれた様子でハヅキの頭をなでようと)
そうだよー。へへへー(撫でられ嬉しそうな表情で)

んとね、ハヅキが今住んでる所に
へんな喋り方する暗殺者のねーちゃんとか
怪盗のねーちゃん?とかいるよ
たまにみんなで遊んで貰ってるんだー
(撫でられながら鏡を見上げて嬉しそうに話す小鬼)
おやぁ、随分やんちゃな所に住んでるんですねぇハヅキ君はぁ
これはぁハヅキ君も将来悪い大人にぃ……なっちゃいますかねぇっ
(悪戯に微笑みながらガシガシと撫でる)
うん!でも皆とっても優しいんだー
あうあう…大人かーハヅキ何歳かも分かんないから
鏡ねーちゃんより歳上かもしれないよ?
(ガシガシと撫でられながら)
ふぅん、この世界では見た目で年齢は分からないですから
(かくいう自分も、いつ作成された個体なのかは分からないのだが)
確かにハヅキ君がお兄ちゃんの場合、年下の私が撫でるのも変ですねぇ
(本心でもない事を言いながら撫でる手を止めてみる)
なら鏡ねーちゃんじゃなくて
鏡ちゃんって呼ばなきゃダメになっちゃうかなー?
それはそれとして撫でては欲しいけど!
(じーっと鏡の眼を見つめる小鬼と言うよりは仔犬の様な少年)
フフ、ハヅキお兄さんは甘やかすよりも甘えたいようですからぁ
一旦はハヅキ君が年下という事にしておきましょうかぁ(撫でるのを再開して)
そうですねぇ、私が食べたくてもハヅキ君を食べられないくらい大人になったら
また考えましょうかぁ
やったー!鏡ねーちゃんありがとー!
(撫でられてぱぁっと嬉しそうな表情を浮かべ)

ん?食べる?(首を傾げ)
んー多分ハヅキこれ以上は大きくならない気がするなぁ…
別に大きくならなくてもいいですよぉ
鏡おねえさん としてはこのまま
可愛いハヅキくんでいてくれた方が可愛がり甲斐がありますけどぉ
大きく強くなっても、強くならなくっても、私はどっちの楽しみ方でもイケますしぃ
(その時この子はどんな表情をするだろうか、軽蔑、怯え、それとも?)
そっかー
むー…ハヅキも鏡ねーちゃんぐらい大きくなりたいなぁ
鏡ねーちゃんと戦ったら負けちゃいそうだなぁ
お手柔らかに?は無理そうだもんねー
(何か見えたのか然し特に怯えも軽蔑も無い様子で
見た目以上に肝が据わっている小鬼)
そうですねぇ、気分が乗っちゃったらうまく止められないかもしれませんけどぉ
でも、ハヅキ君は力持ちでしょお?
今だってこれ位の体格差ぁ、押しのけられるんじゃないですぅ?
(肩に手を置きながら耳元で囁くように)
うん出来るよー?
でもすぐ追い付かれちゃいそうだし
それに今は大丈夫そうだからしないよ!
(そう言い返しながらニコりと笑う小鬼)
……(駄目、か。と肩から手を離し)
はあ~、よく見える子は厄介ですねぇ
えぇ、今は何もしません、というかする気が起きませんしぃ
フフ、ハヅキ君全然敵意を向けたり怯えたりしてくれないんですものぉ

ハヅキ君……アナタは他人を殺したことありますかぁ?
へへーハヅキ 眼は良いみたいだからね!
(ふふーんと得意げに)
だって鏡ねーちゃんと仲良くしたいと思ってるから
敵意も無いし、怖くもないもん。

?(一瞬きょとんと首を傾げ)
どうだろー昔の事はあんまり覚えてないけど
必要ならできる気がするし、ハヅキ悪い子だったのかも!
はい、私もハヅキ君とは仲良しになりたいと思ってますよぉ
ハヅキ君が悪い子かどうかは覚えてない以上わかりませんがぁ
必要なら出来る、そういう人は逆を言えば
必要がなければ大抵わざわざ殺したりはしないもんです
だから記憶を失う前のハヅキ君も根底は善人、かもしれませんねぇ
本当ー?なら嬉しいなー
(見えない尻尾を振っている様に見える小鬼。
やはりまるで仔犬である。)

そっかーそうなのかな?
良く分かんないけどそうなのかも?
えっと、お邪魔します……?
人……いるのかな……。
見たことある人二人がいたような気がして……。
あっフラーゴラねーちゃんだ!
こんにちはー!(ぶんぶんと手を振り)

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