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ギルドスレッド

星の社

【RP】星の巫女と狼少女

ある晴れた昼下がり、星の社を訪れたのは一人の少女。
物珍しいのかキョロキョロと周囲を見渡す彼女、見知った顔に思わず声をかける。

※小金井・正純、リュコス・L08・ウェルロフ以外の書き込みを禁じます。

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うん…依頼の…アドラステイアについてなんだけど…(と、言いかけたところで)
おちゃ!おかし!
(ぴくんと耳が飛び出して慌てて隠すように手で抑えると見えなくなる)
…だいじょーぶ!
(何事もなかったかのように親指をぐっと立てる)
くすっ、ではご案内しますね。
私のあとをついてきてください。(と、社の中へ歩き出し)
そこで、リュコスさんの聞きたい話も話せると思います。
うん…!
(正純の後ろをとてとてとついて行く)
(少し歩くと、社の中庭が見通せる縁側へとたどり着く)
さて、お菓子とお茶を持ってくるので、少しだけお待ちくださいね?
(と、一声かけ給湯室へ)
うん…!
(こく、と頷くと縁側でちょこんと正座する)
お待たせしましたー。
(手に盆を持ち、盆の上には湯気を立てるお茶とカムイグラ菓子、羊羹が乗った皿。)

正座を崩しても構いませんよ?どうせ私とリュコスさんしかいませんから。
堅苦しいのはなしにしましょう。
(と、声をかけ彼女の横に腰掛けようと)
(ぱぁーー!)
(明らかに目がきらきら、涎もたらり。隠してたはずの尻尾はばたばたと左右に振っている)

おいしそう…、はっ!こういう感じの場所だから、かしこまる?だっけ、なんかそんな感じになってた!
正純がいいならそうする…!ずっとしてたら足がしびしびするし…。
(正純が座れるスペースを確保しつつ、折り畳んでた足を崩す)
(その頃には落ち着いたのかギフトの効果が戻って耳と尻尾は見えなくなっていた)
……まあ、本人が特に気にしてないならいいですかね。ええ。(と、小声で呟き)

じゃあ、早速召し上がりましょうか。
どうぞ。(といって、羊羹の乗った皿を差し出し、自分はお茶に口をつける)
??
(正純が小声で何か言ってたのはわかったが、目の前のお菓子に夢中になっているので流していく)

たべる…!いただきまーす!
(食べやすい、一口ぐらいの大きさに羊羹を切りあーんと口を開けもぐもぐといただく)
(「Uh~!」…と、口を閉じたまま「おいしい」を表す鳴き声を上げる)
美味しそうに食べますねぇ。
ほら、一気に食べると喉をつまらせますからね。
お茶を飲んでゆっくり食べましょう?

(美味しそうに食べる姿にくすくすと笑い)
muu!!
(言われた直後に咽る。急いでお茶をちびちびと飲む。猫舌なのだ)

えへ…ごめんね。でもありがとう。
…あっ! おはなし! おかし食べにきただけじゃなかった…。
(危うく忘れる所だった)
ほほう、お話……?
なんでしょう。(といいつつ自分もお茶を飲み)

ゆっくりで構いませんから、落ち着いてお話しましょう。
Um…。
(ちび、ちびとお茶を飲みながら何を言いたいか考えて)

…正純は、アドラステイア、どう思う?
アドラステイア、ですか?
(湯呑みを盆に戻すとふむ、と顎に手をやり)

質問に質問を返すようで申し訳ありませんが、なぜそんなことを?
あっ、えっと…………。
(聞き返されると思ってなかったようでしどろもどろ)

…思うところがある、というか…。
…なんだか、とても、気になって…ほかの人、アドラステイアを気にしてる人がどう思ってるかも…気になって…。
(自分の思ってる事をうまく言語化できてない様子である。お菓子を食べる手も止まっている)
……ごめんなさい、少し意地悪でしたね。
(相手が言葉につまる様子に申し訳なさそうに目を伏せ)

そうですね、簡単に言語化できるものでもありませんが、強いて言うのであれば、私はあの都市が嫌いで、許せないと思っています。
(その声に少しばかり怒りを感じることが出来るかもしれない。)
Uh、uun!いじわる、じゃなかったよ…。
(いじわるだと感じないほどには正純を信用しているという面もある)

…そっか。
(怒っているのは自分だけじゃない。自分の抱いている怒りは持っていいものである、と言われたようで、言葉に少しの安堵が伺えるだろう)
…あのね、あの…理由、とか。聞いていい…かな?
理由は、言葉にすれば簡単な話です。
偽りの信仰を子供たちに植え付け、利用している。
大人たちも真剣に信仰しているのならまだ許せたでしょうが、その目的が自分達の欲のため、利己的なものであることがわかってる以上それは許せるものでは無い。
(湯のみを持つ手に力が入り、少しだけ軋みを上げ)

単純に、気に食わないのですよ。信仰を行うものとして。
(微かな軋む音が聞こえて肩を震わせる)

(でも、安心した。言葉の端から感じる“憤怒”はとても心地よくて)
……わか、わか…る。
人をだますのは、よくないこと。
それで、悪い人だけとくするのも、よくないこと。
(そしてたくさんの人が死んでいる。もしかすると今も)

…ぼくは、正純のいう「信仰」はない、けど…。
あの場所は、こわい。こわくて、ゆるせない…。
さいしょは、だまされただけ、あやつられただけ…でも、だれでも、あそこでは「悪い人」になれちゃう…から。
……ええ、ええ。リュコスさんのおっしゃる通り。
あの場所では、誰もが道を踏み外し得る。
そこを怖いと思うのも、許せないと思うのも、正しいことでしょう。

そうですね、だから。貴方の想いは、決して間違ったものではないと、私は構いませんよ思います。
人を傷つけることなのに、苦しめることなのに…みんなやってるから、言われたから…それだけで、
「悪い人」になれるって、知ってるから…。

まちがいじゃ、ない…。
(側頭部の髪がぴくっと動く)
それなら、ぼく以外もそう思うなら、いいんだけど…。
(言葉にすれば何となくわかってくる。アドラステイアのことは他人事と受け止めきれないのだ)
(その証拠が、体の震えに現れている)
(その震えをみて、そっと肩に触れようと)
大丈夫です。あとは、その想いをあの都市に囚われた子供たちにぶつけてやれば良いのです。

貴方の中の感情までは、私は分からないけれど。
きっと、伝わるはずです。
そして、その手助けは私もできますからね。
(肩に置かれる手を拒否しない。置かれれば震えが治まるだろう)
…うん!そう、だね…。
一人一人、話を聞いてくれた子からすこしずつ助けていくんだ…!
…そう、言ってくれて、ありがとうね。自信、でてきた…!
えと、その時は正純のこと頼るし…ぼくも、正純のこと手伝うから!
ええ。これからも、多くの子供たちを救い。
そしていずれは、あのような都市を無くしてしまいましょう。
はい、互いに頼り頼られていきましょうね。

さて、お茶も冷めてしまいますし、お菓子も食べてしまいましょう?
(「頼る」と言われて嬉しそうに横髪がぴょこぴょこしている)
…うん、うん!
まちそのものをなくす…って、まだピンと来ないけど…がんばれる、よ。

…あっ、そうだった!
ごめんね、ぼくの話がながくなっちゃって…。
(急いでお菓子を一口で食べるが、むせたのか慌ててお茶をずずーっと一気に)
ふふ、慌てなくてもまだおかわりはたくさんありますからね。謝らずとも良いのです。

こうして、リュコスさんとゆっくりお話出来て私は嬉しいし楽しいですから。
けほ…ありがと…。
うれしい…そっか…ぼくも、お話しできて…うれしい…!うれしいって、言ってもらえたことも…うれしい…。
(笑顔が止まらない。頬に手を当てにこにこしている)
それは何よりです!
あの都市のことを抜きにしても、こうして仲良くなれたのですし、何時でも遊びにいらして構いませんからね。
明将、うちの子も、歳が近い子が来てくれた方が嬉しいでしょうし。
うん…また、遊びにくる!
(また、お菓子も出るかな、なんて欲張りなことを思ってそわそわ)

明将…?
(誰のことだろうと首を傾げる)
(子ども…正純の子ども…??)
ああ、明将というのは、うちの社の前で倒れていたのを拾った子のことでして。
歳はリュコスさんより少し上かな?

……私の子ではありませんよ?親代わりではありますが。
ひろった子…ぼくより、ちょっとおにいちゃんなんだね。
(性別は聞いてないけど、かっこいい名前だから何となく男の子だと思った)
(お友達になれるかな、会いたいな、という気持ちでわくわく)

…そうなんだ!
正純おとなっぽいからもうお母さんなんだと…。
(子供の出来方すらわからないからこそ言える発言である)
……まあ、ハイソウデスネ。
まだこれでも22なので、それほど子供が欲しい!みたいなのはありませんからねぇ。……ええ、ないですないです。お母さんとかではないです。

なら、今度機会があれば連れてきましょう。
今日は天香家の方へ出稽古、鍛錬に行ってますし。
??
おこってる……?(首を傾げる)

わーい!
(天香…しってるおうち!)
けいこ、たんれん!すごいねー…大人ってかんじする!
いえ、怒ってはいませんよ。
ただまあ、身篭るにはまだ、個人的には早いのかなと思うところがあるだけです。

まだまだ、遮那さんたちに張り合う子供ですよ。
リュコスさんの方が、余程しっかりなさっています。
へー…そういうもんなんだ。
子どもって、こう…にょきって出てくるものかなって思って…。
あ、でもぼくより年上だったら、うまれたのは正純が大人じゃないときになるね。
(一人で納得する)

ぼくが…しっかり……。
えへへー…!
(褒められるとすぐに調子に乗る性格)
リュコスさんと同じくらいの時の私は、もっと子供であったというか、そこまでしっかりはしてませんでしたからね。
…そうなの?
小さい時も、今みたいな正純だと思ってた!
(意外!な顔)
いえいえ、ちょーっと故郷から焼き出されたらしくて、色々抑圧されてたんで不良も不良でしたよ。
口も悪かったですし。
へー…。(想像つかないや)
…やき。焼き?
私もよく覚えてないんですよね。
ただ、故郷の村は滅んでしまっているらしいです。
Uh…。そう、なんだ…。
いいところだった、とか…も、わからないのかな。
いいところ、だったら…なくなったの、悲しい…気がする。
(悪いところでも、なくなってしまっていいと思ってないのに)
(つられてしょんぼりした顔)
ああ、いえ、気にしないでください。
私がこうである、ということは大した場所ではなかったのでしょうから。
リュコスさんに悲しまれるようなことではありませんよ。(微笑み、頭を撫でようと手を伸ばし)
Uh…。正純の言うこと、なっとくしたわけじゃないけど…。
(でも撫でられるのは嬉しい)
ふふ、納得できないことを飲み込めるのは大人な証拠ですね。
リュコスさんはえらいえらい。
えらい!
(すぐ調子乗る)

Uhーーーn、あのね。正純と話す前にあったもやもや、かな?
そういうのすっきりしてきたかも。
それは良かった。
私も、色々お話出来たので楽しかったです。
そうかな!?よかった…。(ほっ)
(ぴょこん、と縁側から飛び降りて)

えっと…お茶もおかしも食べおわったし、そろそろ帰るね…。
(そわそわしているのは名残惜しいからだろうか)
また、また…!また会って、おかし…はなくてもだいじょうぶ、けど(大丈夫じゃなさそう)…またこうやって、話そうね!

(ぺこり、勢いつけて頭を下げる)
はい。また是非とも遊びにいらしてくださいね?
その時はまた、お菓子用意しておきますから。
(ふふ、と微笑んで)
おかし……。
(本能に負けて顔がにやける。やっぱり食べたい)
(に、気づいて口の周りをごしごしぬぐって)

うん…!じゃあね、またね…!
(ばいばい、と手を振りながら…時折振り返ってその背は遠くなっていった)

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