だれか　だれか　きいてください
ぼくの　こえを　きいてください
かぼそいけれど　きいてください
すこしだけでも　きいてください

騎兵隊を招集します。
騎兵隊を招集します。
あなたたちの助けを、僕は待っています。

あの時、彼女はそう言ってその戦いの火蓋を切ったのだった。
……らしい。


【想起】
かつてあの海に居た者。居なかった者。かつてこうしたかったという想い。自分が居ればこうできたのにという想い。そういう気持ちを集約して戦場に赴く。

ある程度相手の企図する『絶海のアポカリプス』の再演を受け入れながらも、我ら自身の意志の介入によって小さな違い、違和感――楔を打ち込み、再演を打ち砕くことを狙いとする。

主目的は、リモーネの打倒ないし撃退。また氷雨の打倒ないし救出とする。

あと、過去のリヴァイアサン戦では、実際大艦隊の中をイレギュラーズは次々移動して、あるいは……「ドレイクのような規格外の船と操舵手」に随伴して戦っていたわ。
小舟でやるというのなら、操船技術をエキスパートで強化して、その上で更に+アルファという形になると思う。
今回なら、移動を序盤は船舶で、そこから破壊前提で水上移動等で戦闘、というフェルディンの解は、以前できなかった手段として有用だと思うわ。

氷雨をリヴァイアサン、リモーネをアルバニアと再演で置き換えるなら。
誰かが氷雨（リヴァイアサン）を止めなければ、リモーネ（アルバニア）に接近することもかなわないでしょう。
班分け……はかなり博打になるとおもうけど。他の誰かが氷雨を止めてくれると信じるなら、リモーネ相手の一点突破でも良いとは思う。
どっちにせよ、片手間でどうにかできる相手ではないでしょうしね。